たけpさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

たけp

たけp

映画(522)
ドラマ(0)
アニメ(0)

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

『銃乱射事件で息子を失った父親が息子の残した歌をうたう映画』

↑まだ見てない人はこの前情報だけで映画を見てほしい
見て損する映画ではないから

(以下、ネタバレ無しで感想を書くけど勘のいい人なら結末
>>続きを読む

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.5

ドリームワークスの最新作ということで作画はさすが高レベル
ストーリーはすごく「普通」よくいえば「王道」

プス(山本耕史)の吹き替えは下手だけどギリギリ許容範囲
ゴルディ・ロックス(中川翔子)の吹き替
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

2.0

叙述トリックを使った作品
人を死なせてお涙させるよくある日本映画パターン
叙述トリックが中盤に明らかになるんだけど、肝心なストーリーはそれほどといった印象

梨花(石原さとみ)のやってることは今話題の
>>続きを読む

暗黒女子(2017年製作の映画)

4.5

面白かった
飽きずに見せる構成

女子高の中心的存在の白石いつみ(飯豊まりえ)が亡くなり4人の女子に容疑がかかる
4人はそれぞれ自分以外の誰かを犯人とした小説を朗読する

小南あかね(小島梨里杏)パー
>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

2.5

字幕版は戸田奈津子なので迷うことなく吹き替え版を視聴

実話ベースだと知ってたけど一切調べずに見てよかった
結末も知らなかった

クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)がPTSDになるってストーリー
>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

5.0

母親の遺言で会ったことのない父親と兄を探す話
映画史に残る衝撃の結末がある

レバノンが舞台というと難しそうなイメージがあるけど
「キリスト教徒とイスラム教徒で内戦がおきてた」
ぐらいの前提知識で大丈
>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

5.0

字幕版が戸田奈津子なので吹き替え版を視聴

クリント・イーストウッドのキャラクター9割で成立してる映画
2009年でこんなにおじいちゃんなら今のイーストウッドはどんだけおじいちゃんなんだ

似たような
>>続きを読む

ALL YOU NEED is PUNK and LOVE(2017年製作の映画)

1.5

アイドルプロデューサー = AV監督説

女を使って金を稼ぐ職業
なのでアイドルプロデューサーとAV監督は親和性あるのかも

【映画の感想】
とにかく下手くそ
編集は下手だしカメラワークも下手

・話
>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.0

「賞をとる映画が良い映画なの?」
という疑問がわいてくる作品
この作品の作り手が映画を好きなのは伝わるけど、賞を取る映画が好きなの?
それだとB級映画を褒め称えてる前半とつながらない

賞に引っかかり
>>続きを読む

グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

2.5

映像と[Alexandros]は良い
キャラクターやストーリーには不満が多い

【一番ダメな点】
『自分の命が長くないからって他人まで巻き添えにして危険な旅をしていいのか』

ニコ生のライブストリーマ
>>続きを読む

ミュンヘン(2005年製作の映画)

5.0

昨日「プライベート・ライアン」を見たのでこちらも再鑑賞

冒頭のミュンヘンオリンピック事件についてほとんど説明がないので見てる側がそのくらい知ってるという前提で作られている

どうしてパレスチナがイ
>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0

25年間戦争映画のトップであり続ける作品

「DOMMUNE RADIOPEDIA」の企画で町山智浩の同時解説を聞きながら視聴

「七人の侍」が1954年当時として最高の撮影技術で撮影したなら、「プラ
>>続きを読む

いつか輝いていた彼女は(2018年製作の映画)

1.0

『ない内容映画』

そんなジャンルないけど、文字通り内容がない映画
演劇部なつみ(日高七海)の嫌な感じの先輩演技だけはよかった

「書くが、まま」もそうだけど女監督ってなんで女同士の気持ち悪さを描きた
>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

2.0

登場人物が馬鹿すぎてイライラするパターンの映画

自分の娘が殴る蹴るの暴行をうけてるのになぜか絶対に110番しない花岡靖子 (松雪泰子)
この映画の世界って警察が存在しないんですか?
電話の使い方を知
>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

5.0

東京国際映画祭で2回目の鑑賞をしたので再投稿

たった4人の会話劇でスラムダンク的な熱狂を表現した作品
作品の根底に流れるテーマは「桐島、部活やめるってよ」と同じ

冒頭の会話劇から安田あすは( 小野
>>続きを読む

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

1.5

監督の湯浅政明ってこれ以降、吹き替えに吉本芸人を使ってないからそれだけ吉本芸人のレベルが低かったということ

映像自体は約20年経った今から見てもハッとするのがあるのに吉本芸人が台無しにしてる
ちゃん
>>続きを読む

「進撃の巨人」〜クロニクル〜(2020年製作の映画)

3.0

いないと思うけど原作orテレビシリーズ未見の人がこれ見ても意味わかりません
そういう人が手っ取り早くストーリー抑えたいなら映画を見るより漫画喫茶などで原作を飛ばし読みしたほうがいい

評価は「この映画
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

2020年に「ダークナイト」と「ダンケルク」がリバイバル上映されたとき「テネット」のプロモーションとしてオペラハウス襲撃シーンが上映された
自分は「ダークナイト」2回、「ダンケルク」2回見に行ったので
>>続きを読む

アザーズ(2001年製作の映画)

2.5

幽霊より何よりも主人公グレース(ニコール・キッドマン)が頭のイカれた毒親

・家で怪奇現象が起こった
・神父を呼びに行こう

↑たったこれだけの内容で前半の1時間も使うなよと
こんな感じで薄い内容に対
>>続きを読む

書くが、まま(2018年製作の映画)

1.0

名作「アルプススタンドのはしの方」に出てた中村守里が主演してるので視聴

そもそもこれって映画として扱っていいんだろうか?
盛岡の売れないインディーズバンドを売り出すための企画?
女性監督がバンドのフ
>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

2.5

映画という形だけど中身は会話劇

小坂れい(間宮祥太朗)と鹿野なな(桜井日奈子)と会話の掛け合いがリズムが悪くて、演劇出身の俳優をキャスティングしたほうがよかったんじゃないかと思う

セリフの掛け合い
>>続きを読む

閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.5

面白いけど構成が残念な作品

見てる側が隊員の顔と名前を覚える前に事件が進んでしまう
「ミュラーは黒人嫌い」
「カストロはゲイ嫌い」
この情報しかなくてミュラーやカストロの顔もわからないまま事件が起こ
>>続きを読む

こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE(1999年製作の映画)

3.5

普段のこち亀を少しだけスケールアップさせた劇場版
このスケールアップ加減がうまい
中身はいつものこち亀のまま劇場用に少しだけ豪華になってる
クレヨンしんちゃんやドラえもんみたいに劇場版と普段のアニメが
>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

2.5

セリフの棒読みが多いなと思って調べてみたらタレントがやってた
特に酷かったのがおっこの父親( 薬丸裕英)とあかねの父親(設楽統)

【最初の来客エピソード】
・おっこ(小林星蘭)があかね(小松未可子)
>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

4.5

ウォッチリストに入れてた作品がプライムビデオで100円レンタルをしてたので鑑賞

この手のジャンルでオチをつけるならアレしかないなと思いながら見てたら思いっきりそのままのオチで残念
今の映画ファンなら
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

2.5

冒頭で30分かけてこの映画の世界観や主人公コブ(レオナルド・ディカプリオ)たちの目的が説明されたけど、いまいち興味が持てなかった

主人公の妻モル(マリオン・コティヤール)が重要な役割だが、映画を通し
>>続きを読む

劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

1.0

食糞シーンがあるので星は1
金払ってわざわざ映画館の大スクリーンで食糞シーンを見たモノ好きな人もいたんだなあ

冒頭で参加者の紹介
2013年の映画公開時に30代から40代後半
つまり現在は40代から
>>続きを読む

LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

3.5

大人向けルパン3部作の3作目
父親を殺された少年を峰不二子(沢城みゆき)が守るというストーリーは「グロリア」(1980年)に近い

少年の父親であるランディが会社の金を5億ドル横領して殺されたことから
>>続きを読む

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

4.0

大人向けルパン3部作の2作目
今回もレーティングはPG12
PG12だから殺陣で切られた腕が吹っ飛ぶ演出もできるのでこのレーティングは良い

石川五右衛門のスピンオフということで日本が舞台
舞台の日本
>>続きを読む

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

4.5

大人向けルパン
三部作の一作目
大人向けに制作された証拠としてレーティングがPG12になってる

ルパンの登場人物の中でキャラが立ってる次元大介が主人公
脚本、演出、音楽が素晴らしくてこれで映画がつま
>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

1.5

主人公・佐藤達夫(綾野剛)が千夏(池脇千鶴)と最初に会ったときから理由もなく惹かれ合う
「そりゃ顔がいいからだろ」としか思えない
もっとお互いの中に共通点を見つけて好きになるとかそういう描写をするべき
>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

【映画オープニング】
えっ!いったいどうなるんだろ?

【映画エンディング】
それだけ?これで終わりなの?

最近のシャマラン映画ってこのパターンばかり

あとダメ映画あるあるなんだけど銃を向けて
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

2.5

主人公カイアが自分に近づいてくる男と簡単につきあうメンヘラ女で無理
人と関わりたくないから一人で湿地で暮らしてるのに恋愛依存ってどういうキャラなのかわからん
前の彼氏テイトを拒否してたのにチェイスに殴
>>続きを読む

弱虫ペダル SPARE BIKE(2016年製作の映画)

2.5

本編のスピンオフ作品
スピンオフだから本編を見てることが前提だけど、逆にこっちを先に見ても大丈夫な作りになってる

レースシーンの作画が手抜き
特に酷いのが東堂が自転車レースに出る場面
沿道のギャラリ
>>続きを読む

イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

3.0

人とAIとの付き合い方の話

主人公リクオ(福山潤)とマサキ(野島健児)
2人の行動が異常で主人公が実はアンドロイドでしたっていう「ブレードランナー」オチを疑ったぐらい

たとえば他人がカメラで撮影し
>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.5

この映画のテーマは『貧困』ではなく『虐待』
テーマが見えにくくて映画後半になるまでわからなかった

そもそも主人公の3人はそれほど貧困ではない
「万引き家族」や「パラサイト」に登場する貧困家庭みたいな
>>続きを読む