土偶さんの映画レビュー・感想・評価 - 35ページ目

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暗戀桃花源(あんれんとうかげん)(1992年製作の映画)

3.5

台湾旅行中、偶然スタン・ライの演出での舞台を観る。映画は劇中劇のバックヤードのシーンが多く、2つの物語が交差する舞台とは違った魅力があった。ブリジット・リンは映画だけの出演。

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.0

誰に聞いても睡眠映画と言う…。
そんなでもすでに映画館で4回は観たよ。
レムの原作も別機会に読み、苦手ジャンルだったSFへのアプローチが出来るようになった。またアルテミエフの音楽(編曲)も評価されて欲
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放浪の画家 ピロスマニ(1969年製作の映画)

4.0

百万本のバラのモデルになったピロスマニの伝記映画。
台詞も少なく、主人公を演じたアフタンジル・ワラジ自身が俳優ではなく美術家だったのがその醸し出す雰囲気だったのかとあとで知った。
トビリシに行きたいと
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巴里の屋根の下(1930年製作の映画)

3.0

NHK教育テレビで何度観たことか。
宝塚のミュージカルとは違い、下町のヨタっとした街並みに、さほど男前が活躍するわけでもないのに歌だけが今だに触りはフランス語で歌えるあたし。この映画の良さは主題歌につ
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神々の深き欲望(1968年製作の映画)

3.0

内地で観るのと沖縄で観るのと、自分の中ではっきりと評価が分かれたトンデモな今村映画。
制作スタッフやアラカンさんの手記を読んだせいもあるけど、今この手法は許せないだろうな。
とりあえず離島というところ
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

4.0

2014.10.9@桜坂劇場
間違ってるじゃないのっ!とイラに怒られるダッバーワーラーのおっちゃんの言い訳の話し方が、何だか笑っちゃった^ ^
シナリオが丁寧に書かれていて、舞台劇のようにも感じた。

ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

4.5

2014.8.27@中華航空VOD
ナレーションに違和感感じながら、実はこれが決めてかと。
感情の軽いノリと盲人按摩店と、中国のどこにでも見かけるマッサージ店を舞台にしたテーマの重さのギャップがたまら
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ラスト・シャンハイ(2012年製作の映画)

3.0

2012.12.31@上海(原題「大上海」)
發仔と倉田保昭先生でおなかいっぱい!目出度い!
他は記憶ない王晶お正月映画です。やはりノワールが似合う男。
実在の黒社会の人物がモデルなので友情映画と捉え
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天台 RooFToP(2013年製作の映画)

3.0

プノンペンのホテルでクメール語の吹き替え版。歌は吹き替えなしだから声が違いすぎ(笑)
まるでジェイ・チョウのPVみたいだけど美術がキッチュで凝っていて「大稲埕」みたい。時代背景と当時の台湾文化に興味持
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上から見る台湾(2013年製作の映画)

4.0

機内映画にて。
台湾を上空から空撮したドキュメンタリー。
広く続く田んぼから森林の緑、地震や豪雨によって茶色くむき出しになった大地、漁師たちが舟を走らせる青く豊かな海、色の美しさが印象的。また呉念真の
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祝宴!シェフ(2013年製作の映画)

3.5

台湾公開時に観る。
台南が舞台の台湾語のオンパレードの大阪下町っぽさ満点のベタベタ作品なので、好き嫌いが分かれそう。
ボリウッドのミュージカルワールドに抵抗がない人なら、大丈夫かな^ - ^

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

5.0

何度見ても群像劇の最高峰。スターを使わずともだ。
映画祭や自主上映という限られた中、出会えたのは人生の幸い。
オープニングの「月の光」からエンドタイトルのパキスタン歌謡まで、奏でられる数々の音楽に癒さ
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モスクワは涙を信じない(1979年製作の映画)

3.0

NHKのロシア語講座聞きながら、主題歌必死で覚えた思い出。

当時のソ連は日本より遥かにシングルマザーが多い現実を知った。

牯嶺街少年殺人事件(1991年製作の映画)

5.0

中学時代の張震の幼さが残る姿が物語とのギャップを際立たせる。

未だに日本での権利問題で再上映が出来ず、ソフト化も叶わないのが嘆かわしい。今でも台湾映画のNo.1だと信じてる。
台湾ブームの現在にこの
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ラストコンサート(1976年製作の映画)

3.0

人生2本目の海外映画@映画館。
音楽に惹かれて小学生の分際で母と一緒に出かけ、母が焦ってしまっていた。
物語の意味は分からないままだけど、ステラのテーマと後年その名前を知ったモン・サン・ミッシェルだけ
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ロリーポップ(1975年製作の映画)

1.5

初めての海外映画@映画館の作品。
アパルトヘイト絶賛中南アフリカでよく作られたなと今なら思う。舞台はレソトらしいが、アパルトヘイトなんてことを知らない時代の白人と黒人少年の友情物語。今観たらどう見える
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