夢里村さんの映画レビュー・感想・評価

夢里村

夢里村

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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こんなにおもしろくてこんなに憎まれる(出来損ないとして)作品ってすごい。「言葉にした途端面白味が失われる気がする」という発言を最近聞いたけど、そことの断絶がよくわかった。
ブラピがいぬと料理するシーン
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四畳半襖の裏張り(1973年製作の映画)

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建築とモンタージュによって多層する時間性 遮蔽物の乱れ打ち なのにアホすぎる画面! よく笑った

羽田へ行ってみろ、そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている(1989年製作の映画)

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羽田に行ってみたら飛行機がばんばん飛んで、誰もそちらを見もしなくて、所有している船の上でできることをやるしかない。地上の諍いを見限るように巨大な質量が通過していく。
ファーストカットの待ち、がとても焦
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二ノ国(2019年製作の映画)

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論理的思考ができないのに決断力と行動力だけはあるゾンビ的登場人物たちの会話も選択もきつかった。

バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

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ずっと踊ってきたふたりがダンスパーティーを素通りしたときは夢のようだと思ったのに、やっぱり踊らせちゃったね……

火宅の人(1986年製作の映画)

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溢れる、落ちる、壊れる
激流が野放図に身体を打ちつける

マーウェン(2018年製作の映画)

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ナチスをブチ殺して逆さに吊るすのってどうなの? 歴史上実際にあった画を踏襲してますってこと?

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

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ほんとにずっと心地いい。寝転びながら旧知の仲と気ままにずっと電話してるみたい。
映されないメモ、開かれる扉のキス、ずっとずっと良い!! 何もしないいぬもいい!

天気の子(2019年製作の映画)

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どこにでもあるがそこにしかない、もはやバナキュラーなと言ってしまっていいほどの場所性に満ちた映画。空を映したいがだけの極大化による、人物と彼らの物語の矮小化、それにしてはやけにリアリズムで描く食品、広>>続きを読む

Killer-Dog(原題)(1936年製作の映画)

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ロングショットってしあわせだ
『赤ちゃん教育』に並ぶいぬバトル
影、切り返し、サスペンス! ここに全部ある!

アラジン(2019年製作の映画)

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なぜか個人的な夜彷徨を思い出してしまうような空気感
途中まで無だったけど、盗み、猿フォローの低カメラ、跳べ!、どんどんドンドン反復の抜けるような炸裂!
盗んだままにしてしまった少しの罪が再会を導く

サムライ(1967年製作の映画)

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いぬの吠え声が、鳥のさえずりが、この映画の静寂を語っている。

ある日本の絵描き少年(2018年製作の映画)

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漫画の中で二重に人々は戯画化され、それが本当の姿ではないことは我々も主人公もわかっている。それが実写の彼へとカットバックされ、また彼が作者の近影を認めたとき、洒脱でチープなイメージの連続は確からしいこ>>続きを読む

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

4.0

さりげなく情報をキメるショットの連続、不吉にカッコイイミラーショットの数々、しかし飛び込んだ水の飛沫や捨て去られたレコードは映されない。あっけなく美しい取捨選択が同じポーランドのスコリモフスキを思わせ>>続きを読む

ピアッシング(2018年製作の映画)

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街のセットも音楽もスプリットスクリーンもチャチでダサダサだけど、テーマとは裏腹なおちゃらけコメディの横滑りがミア・ワシコウスカのはしゃぎようといっしょになってこまけえこたあいいんだよ状態まで持ってって>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

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「受容」や「覚悟」じゃない。ダサいファーストカットのケンカごっこのような、へにゃへにゃでしなやかな、無防備に光る実存。モノクロの街の明かりが憎くて仕様がなかったが、それを遠くから眺めるだけでもいい。素>>続きを読む

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

2.0

クライマックスのすごくおもしろくなりそうなビル波乗りが、おもしろくない。空間がせまい、ていうか見えてこない。成長は必ずしも必要でないけど、何も進まず最後に晴れやかなのは謎うずまく。

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

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山戸結希はいつからこのスタイルを見出したのだろう? 『5つ数えれば君の夢』は観てないけど、『おとぎ話みたい』まではこうではなかった気がする。意味を(咀嚼する猶予を?)削ぎ落とすほどのカット割りとクロー>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 最終章 第2話(2019年製作の映画)

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クオリティはもちろん維持してるけど、さすがにこれ以上を望めない。できるだけ早くファンに作品を届けたいのもわかるけど、この方式でいつまで続くのか? コマ切れに映画館に行く意味を僕は見出せない。もっとアニ>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

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画面に憑依した表情との二重の切り返し。その異空間との瞬間のずれ、また別空間との切り返しも可能にする。現実のギャグはテンポ最悪だけど、ゲーム世界では巧いゆるさになってる。監督の手腕の違い? アバターの動>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

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走って追いかけ、目で追っかけられ、叫びながら走ってもやっぱ追いつけなくて、自転車で駆けつけても間に合わなくて、だったら空飛んで、最後には泳いでちかづいていく。見えることは距離を測ること、心はすれ違うん>>続きを読む

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

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不可解なショットがたまにある。物語を挿入するのもノイズ。でも、前田敦子が夢の場所に迷い込むシーンをうつらうつら眺められただけでこの映画を観てよかったと思う。

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

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緩慢で直線的で暴力的でビリビリのアクション バスケ・天体・胎児は円のモチーフもあろうが、それ以上に時間イメージを淡々と飛び火させている。そして潮

誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

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おもしろかった。人間に観察されない自然の壮麗 かわいいおうちもそう

パラダイス 愛(2012年製作の映画)

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露悪的すぎるネイションのまさつ、バカンスの孤独というクリシェ、ぬるい甘美な怠惰時間
まじで最悪な映画だよ まあでも愛か

海獣の子供(2018年製作の映画)

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これ観たって言ったら酒場の初対面のひとたちが大盛り上がりしたし、そういう延長もいいもんだなと思う 愛されてるかどうかはわかんない へんな映画だ

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