日本人では、ガンダムのアナハイム・エレクトロニクス的にイメージされている「軍産複合体が戦争を起こしてる陰謀論」。これは概ねウソっぱちだ。ガン・ディールの現場じゃそう簡単に儲からない。なんせ軍産複合体に>>続きを読む
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終盤に説明される。戦艦大和を日本人の「敗北の象徴」にするというくだりで、自分との歴史解釈が一致した。あの戦争。その末期。神軍日本軍には、一種の美学、浪漫に走る側面があった。おそらく、特攻隊も、沖縄戦も>>続きを読む
消費社会の極点に至った、20世紀末のアメリカ人による、精一杯の実存主義の提示。しかし、構造主義から観れば、この映画には社会性がない。とにかく社会性がないと一言でバッサリ切り捨てられる映画だ。余りにも肥>>続きを読む
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これは出刃包丁をスーパーパワーにした、スーパーヴィランと、スーパーヒーローに目覚める男の「ヒーロー映画」である(最も、限りなくダークヒーローに近いのだが)。
ニーチェの提唱した、人がニヒリズムを超克し>>続きを読む
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ジャパニーズ・バイオレンス映画のしょーもなさを丁寧に集めてパッチワークしたような映画。なぜ日本には死刑制度があるか。そんなもん国家基盤を揺るがすような政治犯を葬るため、及び、口封じを行うための、高度な>>続きを読む
まず、この映画は『ファイトクラブ』と同じ構造の映画である。現代社会への閉塞感を暴力で打開する映画。その根拠に、現代社会と相容れない人間の本能(村上龍『愛と幻想のファシズム』で云われているような現代社会>>続きを読む
日本には『コインロッカー・ベイビーズ』に端を発する独特な兄弟観―兄弟もの―がある。『コインロッカー・ベイビーズ』の影響は、漫画界では特に敏感に呼応する作家が多く、主に大友克洋と新井英樹と松本大洋が、そ>>続きを読む
オバカな展開を笑えと、ボンド者の友人に言われた。
ならばムーンレイカーは最高にオバカ映画じゃないか!
無駄に金がかかってるセット演出上映時間。
でも最後にかっこよくウィンク。
もう、この、マンネリズム>>続きを読む
現代アクション映画の雛形を作った映画と言っても過言ではないのではなかろうか。初っ端から従来の007の画面と違う。
ラブストーリー・ボンドはやはりハズレなし。
米ソ手を組んで戦う潜水士たち、これに燃えな>>続きを読む
すべての要素が散漫すぎて観るのに疲れた
乳首3つとか何だったねん
さり気なくギャグ路線に走っててこれはビミョーとしか・・・
007の新たな仕切り直しとしては上出来だと思った。
このガイ・ハミルトン監督というものは、「伏線回収」と「ピンチと切り抜け方」と「コメディセンス」の三柱でフィルムを回す。
磁石時計が上手いところで使わ>>続きを読む
やっぱりショーン・コネリーはキマる。
ショーン・コネリーに演らせれば微妙なシーンも華麗に収まる。
だけど今回の筋書きはどうも面白くない。
「危機一髪」で大物ぶって現れたブロフェルドはギャグみたいなやら>>続きを読む
ラストがあまりにショッキングすぎる。
あれほど命を救われたボンドガールが幸せの絶頂で死んでしまうなんて。
「焦ることはない、時間はいくらでもある」と言って締めくくられ、エンドロールで銃痕を映すオチ。>>続きを読む
普通に面白い!
まず、画面がサンダーボール作戦同様シネスコ(?)になって、映像が綺麗に。
それに加えて分かりやすいストーリー。サンダーボール作戦より好きだ。
日米合作といえば「ブラックレイン」ほどじゃ>>続きを読む
エロさ低めの生真面目なボンド
観客に飽きさせず水中戦をやるって発想は面白い
しかしなんだろう、スイスイ見れるんだけど、あんま印象に残ったシーンがない
ゴールドが大好きすぎるゴールドフィンガーの強烈なキャラクター性は良かったけど、まぬけな絵面が続く映画だなぁーという感想。
過大評価かもしれないけど、前作「危機一髪」の、ダイハード並の緻密さやカッコヨサ>>続きを読む
本作で頭角を現したスペクターの強大さと、それに動じず戦うショーン・コネリーのセクシーな熱演がカッコイイ。
色々と前作から洗練されている部分が多い。
レクターをめぐるシンプルな戦いなので、筋書きに無駄が>>続きを読む
一日一作007制覇レース開始の一作目。
スパイ映画とジェームズ・ボンド・シリーズの基礎を作った歴史的金字塔。
多かれ少なかれ粗はあるものの、アクションシーンはこの時からアツい。
amazonプライムだ>>続きを読む