こしのさんの映画レビュー・感想・評価

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TAR/ター(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いま、何を見ているのか。と何度か思わされた。

後半の、リディアを慕っていた女性たちの部屋を見ると、彼女の権威が透けてくる。
砂上の楼閣。

彼女の涙は、失ったものへの悲しさなのだろうか? 自分は、(
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マグノリア(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながらポールトーマスアンダーソンは見ていなかったのだが……。
大傑作だ。いま出会えた幸運を喜ぶしかない。

映像技術(驚異的な編集技術、カット作り方)とストーリーと音楽(音響)と……役者もみん
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃ面白かった 今年これを超える娯楽作出るのか? と思った

詰め込みまくってるけど無駄がない シーンがコロコロ変わるのに、物語として一つながり さすがに最後は少しの散らかりを見せるが、これだ
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「これがいいんだよ」のつるべ打ちで、過剰にならないバランスで全編まとまっていた。ウケる理由はわかる。
しかし個人的には物足りない。過剰性や、映像の暴力性(暴力的映像という意味ではないです)が感じられな
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは面白かった。
話の筋というか展開が『評決』を想起させた。

途中までのダルさは拭えないが、説得するシーンの、未来への希望と、同時にジョーダンに降りかかるであろう苦難を語るソニー、我々は実際にジョ
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

脚本の予定調和感や、自己批判の目線が欠けているところは気になるが、好きな作品です。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バックショットで語る映画だったし、バックショットの効果がちゃんと出ていた。
その場を支配している構図と思っていたが、ショットを支配している構図という解釈の方が正しかったのだな。どちらかといえばPOV的
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

脚本が良くなかった。キャシーの……セリフは忘れてしまったが、良き人間でありたいというテーマが描かれるのかと思ったら、そうでもなく。
おばあちゃんはずっと話したがらず、歩いてる時話せよ、と思った。後ろ暗
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クソ人間があまりにクソに描かれる時間が長くてイライラした……ジェニファーローレンス目線で見てしまったな 主人公がキレてからは面白かった
どういうオチつけるんだろう、というところに対しては誠実でよかった
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初見では話の全容が見えにくいが、ノーランのビジュアライズの手管だけで楽しい。
主人公が初めて逆転する世界に入る際の、「なにが起こるか誰もわからない」という感情をひたすら盛り上げて盛り上げて、ドアを開け
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カジノ(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『主人公が「愛とは思いやり」と話すくだりがとても好きなのだが、欲をかいて思いやりすら忘れてしまった
「二人の間に思いやりがあった瞬間は確かにあったのだ」と読めば、俺の好きな物語ではあるのだが……。そう
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すごい刺さった。号泣した。

一方で男の自己憐憫映画でもあるし、ノスタルジーの映画でもあるから振り返るとちょっとキモイというか……。
男性が社会の競争に吞まれてしまうのは、実際に日本では(世界中で?)
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

カンバーバッチが主人公を気に入る過程があっさり描かれすぎていて、裏があるように見えてしまって集中できなかった。もっと裏があるのだが……

見たいものと描かれたものが違っていた。
「有害な男性らしさ」の
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運び屋(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

イーストウッドが贖罪で作った映画だと勝手に思ってしまうが、言い訳の映画に見えるし、あるいは全然叶わなかった妄想の映画にも見える。
この15年くらいは、妙なバランスだが見終わると納得するような作品を撮っ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

手話を知らない自分が、ケイコと弟の会話を字幕なしで見ている時、これこそが目を澄ませるということなのかも、と思いました。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

劇映画としては腹に落ちない部分があったが、それがこの映画の狙いではあるのだろうし……スッキリとした映画ではない。
手を振り上げること、あるいは勢いで振り上げてしまうことの容易さ、それを下ろすことの困難
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テーマの部分は良いが、語り口が凡庸で、劇場アニメという感じはなかったか
原作は面白そう

別れる決心(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ないがしろにされていた男女が出会う話