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いま、何を見ているのか。と何度か思わされた。
後半の、リディアを慕っていた女性たちの部屋を見ると、彼女の権威が透けてくる。
砂上の楼閣。
彼女の涙は、失ったものへの悲しさなのだろうか? 自分は、(>>続きを読む
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恥ずかしながらポールトーマスアンダーソンは見ていなかったのだが……。
大傑作だ。いま出会えた幸運を喜ぶしかない。
映像技術(驚異的な編集技術、カット作り方)とストーリーと音楽(音響)と……役者もみん>>続きを読む
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めちゃめちゃ面白かった 今年これを超える娯楽作出るのか? と思った
詰め込みまくってるけど無駄がない シーンがコロコロ変わるのに、物語として一つながり さすがに最後は少しの散らかりを見せるが、これだ>>続きを読む
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「これがいいんだよ」のつるべ打ちで、過剰にならないバランスで全編まとまっていた。ウケる理由はわかる。
しかし個人的には物足りない。過剰性や、映像の暴力性(暴力的映像という意味ではないです)が感じられな>>続きを読む
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これは面白かった。
話の筋というか展開が『評決』を想起させた。
途中までのダルさは拭えないが、説得するシーンの、未来への希望と、同時にジョーダンに降りかかるであろう苦難を語るソニー、我々は実際にジョ>>続きを読む
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バックショットで語る映画だったし、バックショットの効果がちゃんと出ていた。
その場を支配している構図と思っていたが、ショットを支配している構図という解釈の方が正しかったのだな。どちらかといえばPOV的>>続きを読む
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脚本が良くなかった。キャシーの……セリフは忘れてしまったが、良き人間でありたいというテーマが描かれるのかと思ったら、そうでもなく。
おばあちゃんはずっと話したがらず、歩いてる時話せよ、と思った。後ろ暗>>続きを読む
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クソ人間があまりにクソに描かれる時間が長くてイライラした……ジェニファーローレンス目線で見てしまったな 主人公がキレてからは面白かった
どういうオチつけるんだろう、というところに対しては誠実でよかった>>続きを読む
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初見では話の全容が見えにくいが、ノーランのビジュアライズの手管だけで楽しい。
主人公が初めて逆転する世界に入る際の、「なにが起こるか誰もわからない」という感情をひたすら盛り上げて盛り上げて、ドアを開け>>続きを読む
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『主人公が「愛とは思いやり」と話すくだりがとても好きなのだが、欲をかいて思いやりすら忘れてしまった
「二人の間に思いやりがあった瞬間は確かにあったのだ」と読めば、俺の好きな物語ではあるのだが……。そう>>続きを読む
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すごい刺さった。号泣した。
一方で男の自己憐憫映画でもあるし、ノスタルジーの映画でもあるから振り返るとちょっとキモイというか……。
男性が社会の競争に吞まれてしまうのは、実際に日本では(世界中で?)>>続きを読む
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カンバーバッチが主人公を気に入る過程があっさり描かれすぎていて、裏があるように見えてしまって集中できなかった。もっと裏があるのだが……
見たいものと描かれたものが違っていた。
「有害な男性らしさ」の>>続きを読む
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イーストウッドが贖罪で作った映画だと勝手に思ってしまうが、言い訳の映画に見えるし、あるいは全然叶わなかった妄想の映画にも見える。
この15年くらいは、妙なバランスだが見終わると納得するような作品を撮っ>>続きを読む
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劇映画としては腹に落ちない部分があったが、それがこの映画の狙いではあるのだろうし……スッキリとした映画ではない。
手を振り上げること、あるいは勢いで振り上げてしまうことの容易さ、それを下ろすことの困難>>続きを読む