くもぷわさんの映画レビュー・感想・評価

くもぷわ

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さくらん(2007年製作の映画)

3.1

さすがは蜷川実花ワールドといった感じで、色彩の暴力でした。どこの場面を切り取っても絵画のようで美しい。
吉原の世界観とどろどろの極彩色と椎名林檎の音楽をかき混ぜたらこんなに合うんだなぁ〜。あえて日本人
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

2.4

う〜〜〜ん………?
なんか全く期待していた通りのストーリーじゃなかったな……
「?」の部分が多すぎて、あまり深く観入れなかったかも。エイダはどうしてベインズに惹かれたんだろう?単なる性欲?鳥肌が立つく
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

ずっと観たかった作品!
本物のエドが出てくるのは見応えあり。

ビートルズを知るただ一人の人物に選ばれたのが、良心あるジャックで良かったんじゃないかな。富と名声よりも、ずっと近くにあった愛を大切にでき
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.6

エンディングで手が震えていた。
淡々としてあっさりとして、激しい感情もなくて、タスマニアの静かな日常が映されているだけ。なのに、最初から最後まで、ずっしりと腹の奥に不快感がある。
俳優さんの演技やカメ
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.0

塚っちゃんの演技めちゃくちゃすごい!
すっかり俳優だねぇ。
加賀まりこさん演じるお母さんの大きすぎる愛にほっこり。暖かな気持ちになれる作品。
しかしながら、社会問題としては何も解決してないんだよね。施
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.6

家族に障がい者がいると、もちろん家族だから助ける気はあるんだけど、「常に」助けになるのはもう無理!疲れた!ってなるのめちゃくちゃよく分かる。でも見捨てるわけにはいかないし、かと言って自分にも人生がある>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

ゴジラきっもぉ……という印象からスタート。あんなクソデカ生物が体液撒き散らしてたらめちゃくちゃ臭いんだろうなぁとか考えちゃう。ゴジラがゲロ吐きながら謎の光線出してるのグロいなぁ〜〜。
東京と神奈川に住
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

2.9

なんか食欲が失せるような気持ち悪さのあるストーリー。
宮廷もドレスも宝石もとても美しいのに、人間はジメジメとしてドロドロとして、汚ない。下品。全員自分のことしか考えてない。本物の愛なんてどこにもなかっ
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

トムハンクスが出てる作品、全部名作説あるな。ロシアなまりの英語とかめちゃくちゃ上手くて本当にすごいと思った。
ビクターの性格がとても実直だな〜。ズルして入国しようとも思わず、今与えられた環境でどう上手
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カンナさん大成功です!(2006年製作の映画)

3.5

韓国映画ちゃんと見たの初めてかも。

カンナちゃんとサンジュン以外の登場人物全員腹立つな。オッサンどもがキモすぎる。
でもそのおかげでカンナちゃんのピュアさが際立ってた。
ビフォーもアフターも見た目は
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

グレイテストショーマンがアマプラで配信される時が来るとは!!待ち望んでいましたよ!!
幸運にも公開当時に劇場で鑑賞済だけど、あまりにも大好きな作品なので何度でも観たい。

ミュージカルらしいテンポの良
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

2.4

なんだか、愛のない世界で見ていて苦しい。
誰も幸せじゃなさそうだった。
ブランドンの依存症も病気の一種なんだろうな。前半はエリートサラリーマンとして表面ではキラキラしてるように見えなくもないけど、心の
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.4

いやぁ、すごい映画を見てしまった。
こんなに没入して見た映画はいつぶりだろう。
17世紀オランダの世界観に完全に入りこんでいた。肉屋の生臭さ、埃っぽい屋敷、洗濯ソープの香り。
そしてアトリエの窓際、グ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

うーむ。感想を言語化するのがとても難しい作品。
自分の信念を貫くよりも、周りの雰囲気に同調したふりしてる方が今の世の中上手く渡り歩けるのかもしれない。でもそれで本当に幸せか?それで納得して生きていける
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

間違えて吹き替え版で観てしまったけど、まあいいか。
前半はマリオとルイージがただただ暴力振られてるのを観るのがつらい。ルイージ可哀想すぎる……
アクションは見ていて心地良いね!スーパーマリオ64めっち
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

「あんたって本当に死ぬのがヘタクソね」
「生きてるって感じがするだろ」

頑固クレーマーおじさんオーヴェ、堅物だけど笑うと素敵な笑顔じゃん!
人生で悲しい出来事がいくつもあっても、まだ捨てたもんじゃな
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

2.8

前半ちょっと退屈だけど、後半の伏線回収がどんどんされていく感じは良かった。
バカリズム脚本をエンドロールで知るとは。くだらない(褒めてる)笑いが散りばめられてたのはそういうことだったのね。
謎のロシア
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見たかった作品。
映像美もさることながら、BGMがめちゃくちゃ素敵だった!
「心踊る」映画だ。出会えて良かったと思う。
やりたいことがあって夢があるって、人生をとても豊かにさせる大切なことだね。
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.3

アマプラまた見れるようになったので映画鑑賞再開するぞー!
主題歌が有名すぎるけど意外と見たことない作品。
ジュリアロバーツがガサツな女性を演じるのが上手いねぇ。ちょっとガニ股な歩き方とかすぐ机の上に座
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バービー(2023年製作の映画)

3.9

これはただの可愛いバービーが活躍する映画だと思ったら大火傷するタイプのやつ。
よくぞまぁこの映画を作ったな、と感心する。製作陣を大いに賞賛しよう。
しかし、男性と女性では感想が分かれそうな作品だねぇ。
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.6

すごく泣ける話なのかと思ったら、ほっこり温かくてちょっと笑える映画だった。
「いい写真だな」って思える写真って、単に被写体の美しさや撮影の技術だけじゃないなって本当に思える。人を笑顔にできる写真って最
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

アニメーション。日本にこのような素晴らしい技術と文化があることを、心から誇りに思う。
花江夏樹さんの演技力あっぱれ!腹の底から湧き出るような慟哭に心を打たれた。
この映画に関わる全ての人が、鬼滅の刃と
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.4

王道なサクセスストーリーだけど、なかなか爽やかな映画だと思った。心をスッキリさせたいときに観たい。
おっさん2人が若者に混じってスポーツしたり必死になってるのすごく楽しそう。
本物のGoogle本社内
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.2

はぇ〜〜これは面白い。2時間夢中になって観た。
ハリーくん、彼女のことあんなに悪く言う親父でも信者のようにめちゃくちゃ庇うから、ちょっとなんなのコイツってなった。
それにしても、俳優さんたちの表情がと
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.4

巷で話題のこの作品をついに観てしまった。
これは想像以上にグッとくるなぁ〜。子供向けと思って侮るなかれ。
絵本のすみっコに、何か落書きしたくなっちゃうね。
それにしても、ひよこかわいい〜〜!!今すぐひ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.9

あまりにも有名な作品。やっと観れた。
フォレストの素直で真っ直ぐな性格が、周りの人を幸せにしていくのが見ていて心地良い。フォレストの人生はすごく濃厚で、いろんな出来事がギュッと詰まっていて、それでいて
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

2.6

おそらく普段アニメを見ない層に向けて作られたんだろうな〜という印象。
とても分かりやすくて爽やかな感じだけど、物語に深みがなくてちょっと物足りなかった。
これは何万回でも言うけど、やっぱりアニメ作品に
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娼年(2018年製作の映画)

2.8

重めのテーマの割には、そこまで心にズシンと来るような感じではなく、結構あっさりしてた。
終始くら〜い画面でシリアスな感じと見せかけて、途中からギャグ要素なのかこれは?と思うようなところもあり。
松坂桃
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

なるほどこれは名作。
とにかく役者さんたちのダンスが超一流。コミカルだったり妖艶だったり、飽きずに楽しませてくれる。思わず見ているこちらまで、体が動き出してしまう。
これぞ本当のエンターテイメント!
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.4

レストランやトイレ、服の試着まで、黒人だというだけで入れない場所がたくさん。
これすらもダメなのか〜と思う差別のシーンは、見てて心が痛くなる。
ドンは素晴らしいピアニスト。白人の観客も彼の演奏を聴いて
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.6

甘ったるくて毒毒しくて、不気味で奇妙で……なんとも形容し難い世界観。
熱を出した時に見る夢。
お人形が燃えるところから狂っててゾクゾクする。
しかし、ジョニーデップの顔の造形の美しさといったら。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.2

いつの時代も恋する女の子はワガママだなぁ。婚約者に愛してるって言うくせに他の男と寝るなんて。
婚約者のロンが可哀想。

でも、若い頃に燃えるような恋をした二人が年老いてからも寄り添っているなんて、長い
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.6

アメコミ系はあまり得意ではないけど、なかなか楽しめた!分かりやすいストーリーで、アクションも痛快。
そんなに仲良くなさそうだった里子たちも、皆協力してそれぞれの個性を発揮してる感じがかっこいいね。
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昼顔(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

何も救いがなくて地獄のような物語。
結局誰も幸せになってない。
誰かを不幸に陥れて手に入る幸せなど無いのだと思った。
乃里子さんめっちゃ良い人だと思ったのに最悪な女だった。でも彼女にも共感できるところ
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

4.0

暴力的な極彩色に負けず劣らず、沢尻エリカ様の美しさを堪能できる映画。本当に、お人形が動いてるみたい。
アクの強いドロドロとした狂気的なストーリーだけど、案外不快感なしに見れた。りりこは単に高飛車な女で
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.8

すごく下らない争いなのに愛と勇気のファンタジー大作みたいな雰囲気で作られてるのが面白い!!自分の地元の名前が出てくるとちょっと嬉しいね。
加藤諒さんは魔夜峰央の世界観に合いすぎ。
宮殿みたいな白鵬堂学
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