まめさんの映画レビュー・感想・評価

まめ

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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

美味しいごはんとか、ゆるっとした空気の中にアンモラルすれっすれのシュールをちらちら仕込んでるところが流石の荻上監督作品って感じで、そうそうこれこれって満足した。去年、荻上監督のテレビドラマが放送された>>続きを読む

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

2.5

原作は読んでない。あらすじは知ってた。最初のうちは登場人物みんな病んでる…なんスかこれ…っていう印象だったけど、言われてみれば団塊の世代の皆さんのかっこいいはコレかも…とか考えながら観た。
髪を切った
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.5

生死の選択権という正解のない概念を少ない登場人物で丁寧に紡いだ作品。でも、決してすべてにおいて語られるわけではなく、観る人それぞれの思いをのせる余白のある滋味深さみたいなものがよかった。

映画では人
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犬王(2021年製作の映画)

3.0

最高にかっこいい。でもそれ以上でもそれ以外でもなかったかな…監督やら脚本家やらに期待させられた割にはありきたりというか、犬王がアヴちゃんでなければ成り立たなかっただろうなっていう…アヴちゃん最高だった>>続きを読む

ツユクサ(2022年製作の映画)

4.0

のんびりと話が進む中でもクスッと笑えるおだやかな映画。情報がたくさんあって娯楽もいろいろある現代では、いつのまにか実際の生活のほうがドラマチックになっていて、静かに流れる時間のなかでフツーに暮らすこと>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.5

吹替版鑑賞。ストーリー自体は子どもでも理解できるシンプルな物語でどんな人でも楽しめる作品。そこにilluminationの選曲センスが大人だともっと楽しめるっていうおまけをつけているという感じ。吹替版>>続きを読む

私がモテてどうすんだ(2020年製作の映画)

4.0

動画配信サイトで見られたからなんとなく見始めたんだけどなかなかおもしろかった。富田望生ちゃんがダンスのシーンでほんとに楽しそうにぴょこぴょこ踊ってたのむっちゃかわいかった。家族で見ても笑えるいい映画。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.5

「冷静と情熱のあいだ」を思い出しながら観てた。石田ゆり子がステキ過ぎてもはやなんでもいい。この映画は名作かって言われると微妙だけどそれでもなんとなく好き。語り過ぎないっていうか、余白が多くていろいろ考>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

5.0

エンドロールで誰も席を立たない圧倒的な力がある映画。全編通してとにかく中村佳穂がすごい。歌声もそうだけど、絞り出すような言葉のひとつひとつにグッとくる。うまく言えないけど、劇場で観るか迷ってる人は是非>>続きを読む

明日の食卓(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんだろ。ほんとに「すぐ隣にある話」に思えるリアルさがすごい。それぞれの家族に温かなハッピーエンドが用意されているわけではないんだけど、これからもいろんなことがありながら続いていくんだよね、生活って…>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5

なんというか、あんまりにも虚無なのに妙にリアリティがあり引き込まれて見てしまった。ひとつひとつのエピソードに胸が詰まった。結構男性も見に来てたけどどう思ったのだろう。個人的にはコン・ユが夫だったら私な>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

iMAXで鑑賞。観る前は3時間は長いんじゃないかと思ったけど杞憂。ノーランの作品は往々にして「このくらいは一般常識だろ?」みたいな感じで詳細を観客の基礎知識に丸投げされるところがあるから、たまに「?」>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

2020年。まさかの再上映。なんだかんだで宮崎駿×久石譲は映画館で体感するべきとしみじみ思った。ジブリ映画はこの頃あたりが一番勢いがある気がする。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.0

実在の人物をモチーフにしたサイコパスな主人公の映画だからか内容的にはぶっとび過ぎてわたしにとっては感情移入してどっぷり観る映画ではなかったのだけど、だからこそ全編通してロレンソフェロの美少年がいろいろ>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.5

原題は「Amanda」なんだけど、邦題を「アマンダと僕」とつけたのはなかなか秀逸だと思った。「僕」の悲しい出来事をちゃんと悲しめるところはすごく好ましい。ダビットのくちゅってして少し気難しそうな口がな>>続きを読む

聖☆おにいさん(2018年製作の映画)

4.5

映画館に観に行けなかったからピッコマ動画で毎日一話ずつ観た。1日の終わりにクスッと笑えるちょうどよさがいい。染谷翔太ってこないだ空海やってたけどアルカイックスマイルが似合う顔でいいよねぇ。ふたりともた>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ちゃんちゃん。で終わらないところがとてもよかった。好きとか好きじゃないとか、いいとか悪いとか、そんなことで白黒つかないじゃない?実際。ちょっとよくわかんないけどでもちゃんとそれを選んでるコトってたくさ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

ロックが好きな人も映画が好きな人ももちろんどっちも好きな人も誰が見ても面白く観られる映画だった。とりあえずせっかく大きなスクリーンで楽しめるんだから行かないと後悔すると思う。なんだかわからないけど泣け>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

もはやどこの国の人が作ったかなど気にもならないくらい世界感が洗練されている。違和感なく心に響く映画。それにしてもこんなに辛い思いをしてまで頑なに貫く信仰とはなんなんだろう。個人的には信仰は心が穏やかに>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.5

ゆるーく時間が流れる映画。でも退屈な訳ではなく世界に入り込むとあっという間に2時間くらい経ってたって感じ。劇中の音楽は少なく効果的に使われていて、逆に無音でシアターにしーーーんって音がする場面がいくつ>>続きを読む

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても綺麗な映画なのに問いかけるものは随分と重い。たぶんこの先も移植医療の問題を考えるたびこの映画を思い出してしまうだろうな。原作はノーベル賞受賞のカズオイシグロ。著作を読むとなるとなんとなくハードル>>続きを読む

孤高のメス(2010年製作の映画)

3.5

しぶい。ただただシブい。俳優陣にぬかりもない。都はるみの使い方がシュール過ぎてじわった。

ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

4.0

テレビドラマからの映画化で今までを知らないと何のこっちゃなんだろうけど、これまでのシリーズのファンなら感謝祭のごとく楽しめるのかなといった感じ。大沢たかおがなかなかの哀愁を映画に加えててそのあたりもよ>>続きを読む

うさぎドロップ(2011年製作の映画)

3.5

とにかく和んだ。アニメもみたけどコウキのママが香里奈なのは原作以上にしっくりきてた。あんな風にやんちゃでカッコいい男の子はこんなママの元で育つよねぇって感じ。ダイキチの部屋がどんどんりんちゃんの工作で>>続きを読む

滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.0

正直あまり期待せずに何気なく見始めたけど、なかなかにおばちゃんたちの青春キラキラムービーだった。地球が絶滅する危機にあってもひっそり笑って生き延びるのはおばちゃんだ。とりあえずもっとおばちゃんになるの>>続きを読む