幾多の苦難を乗り越えた先にある、エンディングは感慨深い。
誓いを立てた男たちの決断と心意気、あしけま彼らが並ぶ姿はシリーズ最高のシーンであろう。
第五シーズンもハズレがない良質で重厚な作品。冷戦や大戦、時代背景を見事に組み込み、次のシーズンに待ち受ける難問に誓い合う男たちが印象的。特に、ストレンジやブライトが同じラインに立ち誓ったことが胸を打つ>>続きを読む
実に英国らしいまとめ方といえる。それにしても、このフランシス・アーカートという人物は魅力に溢れている。
最後まで楽しませる作品と言えよう。
この作品が何より珠玉の出来なところは、ブリテンの国制を見事に表現しているところだ。
名誉革命以来の王権と議会の関係を20世紀にかくもありありと描いた点が素晴らしい。
フランシスが王に対しconst>>続きを読む
ハウス・オブ・カードはアメリカ版リメイクが有名になったが、間違いなくこの原作がなければ生まれることはなかっただろう。
フランシス・アーカート演じるイアン・リチャードソンの演技は素晴らしいの一言。ただ>>続きを読む
薦めらて視聴。率直に、海外ドラマで久しぶりに傑作に出会えた。
よく作り込み、事実や事件に翻弄された人々をよく描いていて、個人的には博士と副首相の戦友意識に心を動かされた。
よく、福島と比較されるが>>続きを読む
パーフェクトである。格調高い英語。容姿、仕草、語りに至る完全なるホームズ。誇り高い英国紳士としてのワトスン。その社会の再現度。見て堪能するほかない。
第二シーズンも変わらず人間の悲哀を描く。深みを得たローワン・アトキンソンを楽しめよう。
ローワン・アトキンソンの新境地であろう。英語、という点を除けば良質な人間ドラマに仕上がっている。
このドラマはミステリであると同時に人間をありのままに描く。無情さのなかに見せる暖かみはメグレシリーズ>>続きを読む