自分が女だから、女を見せられると引いてしまう。
それほどに、女が見えた。
まさに青春の衝動。
原作に負けない、それ以上のパワーを持つ怪作。
学生時代のヒエラルキー感と、持て余しぶつけようのない内なる情動が、画面からひしひしと感じられた。
奇妙な作品。
どう受け取ったら良いのか、可笑しいのか滑稽なのか、はたまた恐怖なのか。
それも監督の思う内なのかもしれない。
宮沢りえと小林聡美の女対決。
私にはどちらも魅力的に映った。
吉田監督は、心が動く様を映像に魅せるのと、女性を魅力的に撮るのが上手いなぁ。
宮沢りえの必死なお母さんと杉咲花の必死な娘の姿が胸を打つ。
覚悟のある生き方が格好良くて、清々しくて。
でも弱さもあるのが愛おしい。
こんな風に生きたいと思う。
二人の名演、素晴らしい。
どんどんどんどん怖くなる。
それは森田剛演じる彼の精神状態に比例する。
怪演凄まじい。
衝撃…これが60年代に作られたとか、衝撃!
未見の超有名な名作を劇場で。
映像は言わずもがな素晴らしい音楽体験も出来て、芸術の域に達していた。贅沢な時間。
内容も一筋縄ではいかない途轍もなく壮大な>>続きを読む
美しい映像と音楽。
コリン・ファースの名演技が光る。
愛する人を喪ったと知る慟哭は名シーン。
圧倒的な美と音楽、背徳感・恍惚感。
そしてさらに魅力を加えるエイミーの昏い表情。
映画の力。
小説のような行間に、ついつい深読みせざるを得ないしっかりとしたストーリーは、やはり原作ありき。
稀有>>続きを読む
家族って、ままならないもの。
血の繋がりだけじゃない、けれども自分のアイデンティティの一つでもある。
諦めなかった彼に拍手。
そして、さすがのニコール・キッドマン。
力強い音楽と美しい映像。
Showmanである彼の半生よりも、彼の周りの人々の力強さに惹かれた。
楽しかったー!
まさに止まらない笑
冒頭、観るの間違ったかなぁと思い始めていたところに、伏線回収のオンパレード。
最後は気持ちいい高揚感。
あっという間の2時間。
このレビューはネタバレを含みます
フレディの人生とQueenの曲が相まって、より歌詞が入ってきた。
同時に堪えきれない嗚咽。
切ないなぁ…
でもだからこそ、こんなに寄り添って力強い言葉で私達をモチベートし続けてるんだなぁ、と。
自>>続きを読む
とにかくガガ&ブラッドリーのShallowが素晴らしい。
それに尽きる。
LaLaLandのような
Sweet&Bitterな大人のラブストーリー。
故ヒース・レジャーの絶賛された演技を見るために。
正直ヒーローものって、それだけで偏見の目で見ていた。
それが間違っていたと早くも冒頭で感じた。
バットマンを精神的に追い詰めるジョーカー、苦悩する>>続きを読む
わくわくドキドキ。
何もかもが驚きの連続。
楽しくない人はいないのでは。
どうなるんだろう?と手に汗握る先が読めない展開。
ただ、主人公が選ぶ未来に違和感。
オマージュした作品を随所に感じて楽しい。
スウィート&ビターな大人のラブストーリー。
興奮 いやぁ…もう大興奮の傑作。
圧倒的世界観。
オリジナルだなんて…凄すぎる。
色んな形の愛をこんなにも壮大に描いてる…美しい映像、宇宙の静寂さとプロジェクトの困難さの緩急に心躍る演出。
そして>>続きを読む
正直、主人公が本当に自由になれたのか、モヤモヤが残る。
割り切れないことが多すぎて。
ただそんなモヤモヤを残したり、考えさせられる作品というのは、良い作品なんだと改めて思う。
そして心の友ってや>>続きを読む