映録助さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

2.6

ああ、Amazon Prime Video に手を出してしまった。

おかげでと言うべきか、やっとこの映画を見ることができた。
「でんでんが怖い」とマジな顔して皆がいうので、ほんまかいなと思いつつそれ
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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

3.0

前半、これはあかんかもなと思ったが、後半恐るべき展開へ。

激動の昭和史 軍閥(1970年製作の映画)

2.8

『連合艦隊司令長官 山本五十六』と連動しているところがあって面白い。山本五十六を同じ三船敏郎が演じ、真珠湾攻撃の特撮シーンはそのまま使われている。使われなかった別アングルのフィルムも使ってるようだ。>>続きを読む

東京裁判(1983年製作の映画)

3.5

4回くらいに分けてやっと見終わった。

日本史に詳しくない自分にはなかなかついていけない内容だったが、別の言い方をするとこの映画1本を理解できれば戦前からの日本と世界の動きがよくわかるのではないかと思
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

2.0

断っておきますが、この映画を見た理由は、母校がロケ地だからだ。

開始30分で終わったのかと思った。あとはその30分の繰り返し。

あまりに退屈だったので別のことを考えながら観察。
この物語の核は漱石
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連合艦隊司令長官 山本五十六(1968年製作の映画)

3.4

見どころが多い。重層的と言える。

単純に真珠湾攻撃までに至る歴史的経緯。ミッドウェー海戦の失敗以降の海軍の状況。つまりは歴史絵巻。

キャスティング。1968年昭和43年当時の日本人俳優を見る楽しみ
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.5

比嘉世津子さんの名前を久しぶりに見た。
いや映画館へは3月以来。

久しぶりの作品に選んでよかった!


【令和4年4月10日】
WOWOWの録画で見る。
途中すっかり忘れていたけれど、それがよかった
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

2.9

ロバート・レッドフォードとシシー・スペセイクの2人を見ると他の組み合わせは考えられない。

小学生の時、ロバート・レッドフォードの映画を見て、こんなに男前の人間がこの世にいるのかと驚いた。自由帳に写生
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

2.0

アリシア・ヴィカンダーにハズレなし伝説ここに終わる。

日本人がひとりも出てこない日本が舞台の冒険物語。卑弥呼の時代には到底有り得ない構造物。
しかも下敷きとしているのはエジプト文明のレイダース失われ
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12か月の未来図(2017年製作の映画)

2.9

今ではフランス映画ではひとつのジャンルになりつつある?
いわゆる治安のよろしくないパリ郊外での教育事情。

教室崩壊とまではならないものの、こういう学校で教壇に立つと言うことは考えただけでも自分には無
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.1

キャストが二人だけと思ったら、画面上はいろんなエキストラが出てました。

この話は、本当は誰でも経験していることだけれども(社会通念上)口にはしない話なんだろなと思う。

タイトルを「ひぐち」と読んで
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ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

2.6

ブラッドピットとジュリアロバーツじゃなければ見るに値しない映画になっていたんじゃないか?

アーサー王伝説を下敷きにしたものの、例えると田舎のスーパーが宣伝のためにやりました的なストーリーに思えました
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モーガン夫人の秘密(2019年製作の映画)

2.8

ラストシーンで一気に点数が落ちた。
なんということだ。

映画のテーマを否定しかねないラストシーンにわしゃガッカリじゃ。ガッカリじゃ!

というかですね。敗戦直後のドイツがどういう状態だったかを知る貴
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

一応ネタバレにしておきます。
でも映画好きなら知ってるはず。
1969年8月9日未明、妊娠8か月だったロマン・ポランスキーの妻シャロン・テートは3人のカルト集団に自宅で襲われて殺された。
それが本当の
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洗骨(2018年製作の映画)

3.3

すごく凛々しい画の作品。
演出もよくてびっくりしました。

レディ・バード(2017年製作の映画)

2.8

評判がよかったので期待してしまった。
なーーーんか普通やねんなあ。

ラストのクオリティが全体的に通されていればよかった。
でも、ラストの納め方は映画的にはダメです。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

2.6

満足度100%は言い過ぎにも思えるが、この設定で映画にしたのは偉いなと思う。
欧米人って、勝手に電話切るよね。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

2.5

後半のアクションが退屈。
まだやってるの? みたいな感じ。
いわゆるヒーローたちのいろんな技が散漫になって全体的につまらなくなったということでしょう。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.4

ゲイカップルの話ということで毛嫌いして長く見ることがなかったんだけれど、めちゃよかったやん。
アン・リーってすごいなあ。なんでも撮れる人なんやね。

人生うまく行ってない自分に照らして泣けてしまったよ
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ナチス第三の男(2017年製作の映画)

3.2

録画してたのをようやく見終える。

不思議な映画。ハイドリヒを主演として撮っているのかと思えば、逆。

『ハイドリヒを撃て』と同じ出来事を違う視点で撮っている。
映画的には『ハイドリヒを撃て』の方が優
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

2.9

大人はみんな性格悪いわ。
いつからそうなるんやろう。環境かな。
教室の机の上にハエがいる。

ドアが重要なんやね。

マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.6

風景が美しい。こんな町に住めたなら、と思った。
けれども、得てしてこういう町には駆け引きと皮算用で生きている悪い人も多そうだ。
実際いいところと思って引っ越してみたら変人だらけの町内会だったと言った友
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.3

なんだかよかったぞな。

旧東ドイツの話。いろいろ根深い。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.0

コロナが原因で満席ではなかった。

期待しすぎたのかも。
みるべき映画とは思うが、鑑賞後拍手が沸き起こるという作品までには届かず。

でも見るべき映画です。

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.3

乱暴に言ってみると「カメラを止めるな」リアル版。
72分間緊張しっぱなし。
これすごい。
かなりリアル

つつんで、ひらいて(2019年製作の映画)

3.0

しみじみよかったな。
仕事場があんなに片付いてるのが信じられない。

映画撮影後、あの事務所は引き払ってご自宅で細々と続けられているそうです。

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

2.2

こういうSF映画の見方がわからなくなってしまった。
500年後の未来って言われても世界観がこうなのかは当然ながらよくわからない。
なぜよくわからないかというと、舞台となっている都市が何を営むことで成り
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ロスト・マネー 偽りの報酬(2018年製作の映画)

3.3

なんというか、よくあるB級ドラマのネタをここまで映画作品に仕上げるのは監督の力量なんだろうなと思う。


シナリオは監督とギリアン・フリンじゃないか。「ゴーン・ガール」の原作者でありシナリオも書いた作
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ダンボ(2019年製作の映画)

2.1

こんな話やったっけ?

どうもそっくりさんの話を見せられているような気がして入り込めなかった。
ティム・バートンって物語構成には全く興味がないんだろうな。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

2020.1.13 ブックオフで中古のDVD200円で買った。

確か公開時に映画館で見たと記憶している。
が、最初のシーンしかほとんど覚えていなかった。

最近ポーランドづいていて、ワルシャワ蜂起を
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.2

前半ちょっとダレてしまった。ちょっと寝てしまった。が後半ぐんぐんきます。

アメリカ版のポスターデザインが素晴らしい!

運び屋(2018年製作の映画)

3.0

クリント・イーストウッドですな。
最近のイーストウッドの作品に共通しているのが、悪党でも嫌な描き方をしないところにある。
胸糞悪くなるような悪が出てこない。
多分それは見ている側にうまく事前にこの範囲
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