絵画みたいに美しい映像と音楽がサイコー。
キルスティン・ダンストの、運命を受け入れつつも死に対する恐れを認めてるみたいな絶妙な雰囲気が良かった。
さすがラース・フォン・トリアーといったかんじ。
人間の醜さ集団性の不気味さをこれでもかと見せつけられる。
その中で光るニコール・キッドマンの美しささえも計算しつくされた存在みたいな…かなり良かった。
強制的に突き動かされてする旅というか、主人公にとってはあくまで出張であって仕事の延長線上にある旅っていうのがいい。
本人が旅を自覚してない旅みたいな。
ハワイで食べたシナボンのゲロ甘シナモンロールの>>続きを読む
数多くの小さなディスコミュニケーションに復讐されるということが問題なのではなく、「話し合い」などというものが根本的に成立しなくなりかけている地獄を「甘い生活」だと言ってのける、というのを本で読んだあと>>続きを読む
170分もあったとは思わなかった。
アル・パチーノの目元のアップとその時流れる曲が印象的で、デ・パルマっぽいなーと思った。
このレビューはネタバレを含みます
アントニオーニの欲望を随分前に観てから、観なきゃ観なきゃと思っていた作品。
ヒッチコックのオマージュも盛りだくさんでニヤニヤしながら観ていたけど、ヒロインのあまりの馬鹿さ加減に途中からうんざりした。>>続きを読む
はじめて観た寺山修司の作品。
これを観て、もう寺山修司サイコーかよ!ってなった。
ストーリー、J・A・シーザーの音楽、雰囲気全てが好み!
何回観ても新しい発見がある。よくわからないところも出てくる。だから面白い。
映画館で書を捨てよ、田園、ボクサーと寺山修司作品を立て続けに観たラストの作品。
なんとなく、いい順番で観たなというかんじ。
淡々としているのに、狂気に満ちている感じがペドロ・アルモドバルっぽい。
アントニオ・バンデラスが冷静に狂っていてだんだん笑えてくるのでサイコー。
ジュリー・アンドリュースということで、なんとなくサウンド・オブ・ミュージックっぽいなと思っていたら、映画自体はメリー・ポピンズのほうが1年早いらしい。知らなかった。
何回観てもワクワクする映画。
有名なラストシーンはもちろんだけど、最初のダンスシーンも圧巻。
安定のティム・バートン。
独特のテンポとかリズム感が心地良い。
安心して楽しめる。
バタイユ作品は、なんだかよくわからないなと思いつつも本で読んでるぐらいがちょうどいい。
最初から最後まで一気に観た。
4時間という長さを全く感じさせないほど駆け抜けた。
ジャケ借り。
後になって未来世紀ブラジルのテリー・ギリアム監督だということに気付く。
面白かった。
映画館で。
入ったとき自分含めて3人だったはずなのに、途中から1人になってた。
ひたすら歩き回ってる映画。