まじめに髪切っていればよいものを。風が吹けば桶屋が崩壊、みたいな映画。辛口の喜劇です。
ラストのひとことのためのソナタ。
アップルTVの高画質で再鑑賞。
主演のウルリッヒ・ミューエは
杉浦直樹に似ている。
ゲッペルズが夫婦そろって、どっちもキモい。特に妻は狂信的で鬼気迫る。間近で見れば悲劇だが、俯瞰でみてもやっぱり悲劇だ。
ジャームッシュのタクシー短編集。ビバリーヒルズ、ブルックリン、パリ、ローマ、ヘルシンキ。ドライバーたちがそれぞれのプライドを持って今夜も走る。アジアの国も見たかった。時を経て、今更ながら続編希望。日本>>続きを読む
トリックスター、内田裕也。さみしさとやるせなさと狂気を孕んだ自暴自棄男の役が、はまりすぎ。脚本も自作なんですね。そういえばあの当時のパソコンは、すごく高価だったはず、などと時代の空気を思い出しつつ鑑賞>>続きを読む
映像の復元技術は素晴らしいし、戦場のリアルな様子がコマ落としの古いモノクロ映像よりも格段に伝わってくる。しかし一番壮絶な、一番肝心な、一番見るに堪えないシーンは映されていない。というか、映しようがない>>続きを読む
万引き家族は、しみじみと出汁のおいしい和風味。こちらは、「香り強め」のソウルフード。万引きくらいじゃ、終わりません。
ほぼ実話。なのでエンタメとして楽しんでしまうには、あまりに悲劇的。戦争には埋もれてしまったたくさんの救いようのない歴史が、きっとまだまだあるのだろうと思いを馳せるべき映画。
クールなモノクロームとモノローグが淡々と心地よい。ちなみに市川雷蔵は、このシリーズ5作目の翌年、若くして亡くなってしまう。非情なスパイの運命と重なる。
シャイニング愛が微笑ましいオマージュ映画。あらためてキューブリックは天才だったと再認識。
昭和の日本の風景が懐かしい。あのころのちょっとやばい感じ。そして、やはり、倍賞美津子!緒形拳はじめ出演者の誰もが濃いが、あのシーンで倍賞が全部持ってく。タイトルは聖書の一節より。
ソ連にもユダヤ迫害とかあったんだなとか政治的な背景はあるものの、コメディタッチにして、美しいハーモニーが感動的な音楽映画。クラシック音楽が好きな人ならきっと好きになるはず。ちなみにパガニーニは演奏に超>>続きを読む
あのころのスパイ道具より、いまのスマホの方が高性能だったりする。
いっそ全部妄想だったらいいのにと願わずにはいられない映画。理解できないものほど、怖いものはない。理解されないことほど、悲しいことはない。
最後の一言がかっこよすぎる映画ランキングがあったら、上位入り候補作。
幕開けは美しい音楽で。でも密室劇でタランティーノってことは、つまりこうなりますわな。表面さくさく、中から肉汁じゅわっ、後味こってり。みたいな映画。
売れなくなった役者の悲しみとシャロンテート事件の悲しみを踏まえた上で大笑いしてしまう罪深い映画。