このレビューはネタバレを含みます
ロブ=グリエの映画だなあ。一つのショットで時間がグルグルと転移する。尚且つ、イメージと台詞、男と女が結合と分離を繰り返しながら、律動的に、最後の庭へと迷い込んでいく。
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この作品が持っているポテンシャル、inter性を確認することは重要だろう。震災を根幹に据えつつも、それを変換し、共有できる共同体の構築へ。
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軽薄さと不可分な享楽とダンス。「どの立場を演じるのか」とは、どのように振る舞うか、引用するのか、戯れるのかということ。引用元から「はなればなれに」踊ろう。
梶浦由記ってこんな音楽作るんだ
詩と映画の混じり合い/離反から生まれていく時間と視覚(対象を見ること)の問題。群衆から個人へ。頭上、斜め、主観の構図も良い。
あらゆるものに"Nope"と表明しつつ、何かを撮る、捉えようとする一点においてhopeへと転化させようとしている。もちろん、その功罪もあるのだが。
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映像と音楽の推進力、その勢い。かなり画がキマってて、懐かしさを感じさせつつも同時に新しさを求めるような突破力を感じた。それはもしかしたら飛行シーンや戦闘シーンの多さ故かもしれないが、検討が必要か。
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