エマさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

クラシック・ホラー・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

評価めっちゃ低くて笑った。

そんなに悪くなかった気がしたけどなぁ、タイトル通り古典的・典型的って感じで安心して見れたし、その割に作りが新しかったりして。

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.8

豪華な俳優たちを使っただけ。っていうかこの手の作品で使わんで欲しいって感じさえした。

つまらないっていうか楽しめない。

シンプルに脚本がダメそう、ダムに既に沈んでいる村が…だったらもっと面白くなり
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

4.0

音楽とか歌うシーン好きだなぁ。

キスで1杯飲めるとか、兵隊達の感じとかとても好き。

狭い空間の中で完結して行くからなんか安心する。

ダンスレッスンで体をまさぐられる男の子の拒否の仕方リアルで少し
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.7

いっぱい怪獣出てきた。
怪獣は惑星の免疫なんだね、人間という病原体の。この手の作品最近とても科学的。

ファザーフッド(2021年製作の映画)

3.9

子供時代の事を「childhood(チャイルドフッド)」と呼ぶけれど、チャイルドフッドの終わりはどこだろうか。
そう考えると、未熟な子供から成熟した大人になった時に人はチャイルドフッドの終わりを迎える
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

とりあえず他の人の考察や細かいところの説明見る前に思ったこと

・ラストのシーンは現実?夢?誰が海辺にトーマスを運んだの?
・「女」「性」がよく描かれている印象。女性が存在しない場にこそ多く女性という
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.9

雰囲気が好き。音楽の使い方や夜の使い方が好き。夜の家ってなんか不気味だよね。

光が強いほど影が強くなる。キリスト教があって悪魔がいる、ってな感じですかね?
ハイコンテクストで飲み込みきれないけども、
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.2

とりあえずめちゃくちゃ泣いた。

「夜が明けても曇り空かもしれない。それでも夜よりは明るい。」
ポジティブというか、幸せを見つける愛おしさみたいなものが垣間見れて素敵な物語だと思った。

電車に乗れな
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.3

流石Netflix!天晴れです。

可愛いイラスト、インスタチックでスタンピッシュな表現方法がトレンドバッチリな作品でした。

ここまで映画で笑ったの久しぶりでした〜、楽しかった。それに結構泣けてしま
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.9

プレイリストムービーっていう響きがとても合う。

a24の作品って少し終わり方モヤモヤする感じあるよね。良くも悪くも。
作品に余地を残すっていうか…、だからこそストーリー楽しむぞ!っていうよりは作品と
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.9

こういうのあまりどストライクって感じじゃないんだけど普通に楽しめた。

最近のSFってバックグラウンドが科学的でそこそこしっかりしてるからリアリティ感じれるんですよね。
この作品だと地球温暖化が割と効
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.8

オレンジとグリーンのフィルター?照明?が印象的。
こういうのって青々しくなるような気もするのに終始暖かい感じがしたな〜。

ストーリーとしては少し大人のおとぎ話って感じ。
終わり方とかおとぎ話過ぎて。
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

4.1

内容がどうこうではなく、試みとして面白い! 興味深い!!

こんな映画は初めてだ。一つ一つの物語は全てかけ離れた時空間で発生しているものであるはずなのに、何故だか全て同じ時間、同じ場所で起こっているよ
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.7

良くも悪くもイメージと結構違ったなぁ。

表紙とかパッケージの写真からどんなにオシャレな映画なんだろうかと思ってたけど、こんなに悲しいシーンだとは思わなかった。

ちょっとフランス映画っぽさはある。
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.8

はい、めちゃくちゃ怖いっと。

序盤と最後に流れるテーマ曲、確実にシンデレラの「夢はひそかに」をモチーフにしてるよね 笑
メロディ似すぎててこれを偶然とは中々言えないと思う。

なりたくないという強い
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.6

本当に映画館で観て良かった。

豪奢で約2時間半ランウェイを観たりウィンドウショッピングをしているかのような気分になれた。

芸術において革命をし続けるクルエラがカッコよすぎる。
特にゴミ収集車から出
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.1

「人はどこにでも行ける。そして気づく。どこでも同じだと。」

象が静かに座っているのは、動くことに意味を見い出せずにいるからだろうか。
それでも進もうと決めた彼らの選択は、どのような結果を生むのだろう
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

「変わるもの」と「変わらないもの」。
「現在」と「あの頃」。

変化することは大切だけども、変わらないことの方が愛おしいのは誰しも一緒なのではないだろうか。

20年後の主人公(?)とお話するシーンが
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ラ・ヨローナ ~彷徨う女~(2018年製作の映画)

2.5

泣く女と間違えてみちゃいました。
完全に外れ引いた気持ち。

とにかく観づらくよくわからんのは泣く女見ていないからでしょうか??
はたまた理解力不足か。

楽しめんかったなぁ、逆にここまでの映画中々出
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

こういうテロって首謀者は現地に居ないことが多くて大体洗脳されちゃった無知な人達が利用される構造の事が多いから本当に胸糞悪いよね。

悪いのは様々なことを知った後の戦争、独占、利己、復讐なのか。それとも
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.3

とにかく映像と色彩構成が目を引く。

痛々しい描写が多い分美しさが増して見えるんだよなぁ。

金髪をここまで活かしきれる映像の作り方あるんだなぁと感嘆した。

最後は捉え方が別れそう。子供は?なんの血
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.6

ラブホテルのあの特有の感じなんだろうね。

結構フィルターとかが工夫されている感じがして好感持てた。

お父さんの「情けねぇな」ってセリフ、あの輝かしい過去の腐敗?発酵?って感じがラブホテルの非日常的
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.4

微睡みながらゆったりと観ました。

ロバート・パティンソン好き。

a24相変わらず良くも悪くも眠いです。

ひとよ(2019年製作の映画)

4.1

「ただの夜ですよ。」

自分にとって特別な夜でも、他人にとっては何一つ変わらないただの夜である。
誰もその特別な時間を共有などしてはくれない。
だから、自分だけでもその夜が「特別であった・正しい夜だっ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.4

感想特になし、好きな女優さん2人出てました。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

存在しないことになっている者たちの声が痛いほど聞こえる映画です。

今まで得てきた常識とはかけ離れた世界観に戦慄する。

11歳で結婚、妊娠。ドラッグ(?)を家族で作ったり、自分の存在をお金で買ったり
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.8

なんとも表現しがたいこの感じ。
時間がゆったりと進んでいって、良い意味でまどろめる。
父にしてもピートにしても自ら死に近づいて行ってるのを垣間見てしまうの中々に辛いなぁ。
チャーリーに叔母さんがいて本
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

Netflixで鑑賞。

陸からの1週間、海での1日、空での1時間(っていうことで合ってるよね…??)を時系列を上手くまとめあげて構成されている。

このラストスパートにかけて線が点で合わさって最後ま
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.7

何故か嫌悪感は感じない。そんな映画。

なんかa24ってずっとプロジェクターで流していたい映画多いよねぇ、眠くなったりもするけどそれが逆に良い。

何も考えずに観れるのが良いところ。

(2020年製作の映画)

4.5

《なぜどんぐりを投げたのか》
※少しネタバレ・主観的考察含みます。

こんなにも真っ直ぐに美しくて繊細な作品初めて観たかもなぁ。
何回泣いたか分からん。

恋愛の物語だけではなくて、人生において沢山の
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.1

寂しさで賑わう世界を生きる。
老後の静かで永い生活を観ることが出来る。
すごい言葉にしづらいなぁ。温かいけどどこか残酷で、ゆったりとしてるけど忙しくて、人が生涯を顧みるとこんな感じになるのかな。

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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.4

「何かを本当に大切にする為には、何かを捨てる覚悟が必要だ」
90分という時間を少しも無駄にせずに作り上げている、完成度がとても高い。
満足感が半端ない。

あの映画自体がオーケストラだったかのように終
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

《なぜ燃ゆる瞬間を描いたのか》
※ネタバレ、個人的見解を含みます。

この時代に生きた女性はエロイーズのような人も多かったのかもしれない。

衣装や舞台のクオリティがものすごく高い、惹き込まれる。
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.8

連続する対比が紡いだものが美しい物語として成り立つ素晴らしい作品だと感じた。

主人公と被告人の過去。夫の子供を移した作品と被告人がモデルとして描かれた作品。弟と兄との関係性。娘と親の似ているであろう
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エスター(2009年製作の映画)

3.8

予想していたよりも結構衝撃的。

こういう子役見つけるの凄いな。