「ドライブ」のレフン監督の世界全開。
ストーリーだけを理解するのではなく、
映像美と世界を感じる作品でした。
エル・ファニング演じるジェシーは、
モデルという世界に入り込んで、潜在的に持っていた
性>>続きを読む
表面のストーリーは、女性カップルの戦いだけど、
底辺は非常に政治色の強いを描いている作品。
現在当たり前と思っている権利でも、非常に政治的
な合意で成り立っている事を実感させられる。、
ここで描かれ>>続きを読む
静かに狂気は養われていくという感じだけど、
どうも自分の中ではラストに上手く結びつなくている。
最後のシーンを最初に、遡るようにみせると、あの独裁者の
幼少期のちょっと恥ずかしい一面を見せるTVプロ>>続きを読む
主人公すずが一面のんびりした性格なので、
家族・近所の人やすれ違った人、街で関わった人々や
人間の行っていることを自然とのの対比全てが面白く、
印象的な作品。
人って、とっても愚かな事もしでかすけど>>続きを読む
まさに何事にも屈せず自分を貫いたルイの物語だった。
ベルリンオリンピックの選手なので、その開会式のシーンではこれまた別の映画でも
取り上げられている、同じアメリカチームの黒人選手ジェシーがちゃんと映っ>>続きを読む
古典名作とゾンビとの見事なコラボ作品に仕上がってて驚き。
プライドと偏見の話を知らなくても楽しめるけど、知ってたほうが
より楽しめること請け合い。
この流れでも「プライドと偏見」のポイントとなるシー>>続きを読む
「弾丸と共に去りぬ」という邦題で、DVDスルーだったのも気がついてなかったけど、
偶然見つけた。
中国の最初の長編映画の元ネタを扱ってるコメディ仕立ての作品。
ちょいと進行のテンポが良いのか悪いのか>>続きを読む
以前に少し聞いたことがあったくらいの理解度だった、
17世紀のスウェーデンの有名な女王の話。
クリスティーナ女王の話を見たのは、ほぼ初めてな状態だったけど、
現代的な視点が多いので、いろいろ想像を巡>>続きを読む
灼熱の魂、ボーダーラインのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。
宇宙人が乗っているらしき巨大な物体が世界各地に突如現れ、中の生物と
到来の目的を探るため、意識の疎通を図っていくのがメイン。
コミュニケーシ>>続きを読む
アメリカある都市の夜と昼の見せる顔が鮮やかで、
秘密をこっそり覗き込ませるような雰囲気が良かった。
一晩のお泊まり会で、複数の場所が物語が描かれるので、
ちょっと間違えると意味不明になるけど、微妙な>>続きを読む
中国の「今」を感じる、若者の時代に流されまいともがく様、流されていく形、各地の中国の風景をロードムービーを形をとって、上手く表現されている感じた。
韓寒原作ものは、初めて見たけど、中々良い。
もう、青春と音楽との組み合わせだと最高の作品かも。
ストーリー自体は、シンプルなだけど、人物の個性、歌、
曲、80年台のアイルランド。それらが融合すると
ここまで良いのものなるか。
一度は是非とも>>続きを読む
未来を見つけるためにアイルランドからアメリカへの
移住を決意する女性、残された家族、その中に関係する人達の
動きの表現が細やかで良かった。
映像だけだとちょっと唐突感もあるけど、元になっている物語か>>続きを読む
何度か映像化もされ派生した物語もあるので、
どう見せるかが難しい作品。
ミア・ワシコウスカのボヴァリー夫人ぶりが
なかなか良かった。
エズラ・ミラーが普通の人物を演じているが
とっても新鮮。。>>続きを読む
韓国(特に田舎とされる地域)を舞台の話って、
日本の鏡を見せつけられているようでとっても辛い気持ちになる。
ペ・ドゥナの役どころも「個人的な事情」を背負っていて
人生に希望を見いだせない警察の制服組>>続きを読む
スペイン・アルゼンチン合作映画のアメリカでのリメイク。
舞台は少し前のアメリカ置き換えられているけど、
ポイントは忠実に押さえてる印象。
ちょっと忠実になぞってしまい、アメリカ映画ならではの、
意外性>>続きを読む
大人の伝統に抵抗してする少女のまさに若馬ごとき
行動の話。
確かに自分もちょっと勘違いしてたけど、最年少の
妹の目線が見た社会・家族の描写なので、ちょっと
単純化しているところもあるけど、その分、突拍>>続きを読む
話の多くはTVスタジオ内での会話劇。
株やシステムを利用した取引の内情、個々の人生、
人との関係など複雑に絡んでくるし、人の感情は非常に厄介
だけれども、それだからこその物語か。
新しい話題と定番の>>続きを読む
一向に大人になりきれない大人と甘酸っぱい
学生時代の思い出が現代生活にリンクする。
台湾は最近現代の大人が学生時代の思い出と交差する
話が多いななどと持ってしまってちょっとストーリーに
集中出来なか>>続きを読む
ディズニー作品だから嫌いと好きとか有ると思うけど、
作品自体のクオリティは文句無しに高すぎる。
日本文化にどっぷりと浸かっている身としては、
全てがネタとして分かるわけでも無いけど、
アメリカ人自身が>>続きを読む
若さとは老いとはなにか、人生とは?
をじっくり考えさせれる作品。
超が着くほど忙しい人生から振り返る曲への想いに
ぐっと来た。
2016.5 シネ・リーブル池袋
自然そのものを体現しているウザーラと、文明人としてのソ連測量隊との交流記。
ウザーラの台詞の一つ一つに優しくて同時に厳しい自然の有り様が
感じられる。
なかなか見る機会が無かったけど、素晴らしい作品>>続きを読む
ゼロ・ダーク・サーティを見た時にも感じだけど、
現在の世界でアメリカ以外の話だと、フィクションだけど
アメリカだとありえる...と思わせてしまう。。
キャッチコピーに「善悪」とあるけど、それも越えて>>続きを読む
閉鎖的な村で起こる、女性が日々認識する
人間でないものへの身体や心の変化。それはかつて母親にも....
若い女性の大人へと成長する自分では理解しきれない変化と
お伽話を上手く融合させたストーリーだと>>続きを読む
ジョディ・フォスターの主演としてのアカデミー賞受賞作の一つ。
今の時代から改めて見るとシンプルな裁判作品だけど、
(今でも時折)社会的に問題化している事件を果敢に取り上げている
のは評価したい。
今>>続きを読む
地元を愛して地元の健全化を願うための、敢えての戦い。
映画だと2時間にまとめられてしまうから、あっという間に展開するけど、
実際に記者達が行った仕事量は想像を絶するものだったはず。
それにはただただ頭>>続きを読む
特殊な状況だけど、子供の目線から見た「世界」が
どう感じるかを上手く表現してくれている作品。
子役ありきの作品なので、Jacob Tremblayがとっても良い。
映画の後半を見ながら想像を巡らす>>続きを読む
最近はヨーロッパの農村地域の話をよく見ているような気がする。
イタリアの田舎の人達のテレビという非日常が入り込む
時間の変化が興味深い。
2016.3.12 早稲田松竹
題名と宣伝に上手く乗せられ、良い意味で
騙されました。
そう来るか?え?あれは何?の部分もあって、
想像を含ませて見るのが楽しくもあります。
本編では直接描かれなった場面とか、まとめて
短編集でも>>続きを読む
気構えず気楽に見ることのできるコメディだけど、
抑える所は抑えてたという感じ。
イタリア国内の事情は正直わかりませんが、
女性の社会的地位に関しては、世界的に似た傾向
があるとは。おばーさまの喋りが>>続きを読む
勿論話の主人公はアイナ(エイナル?)だけど、物語をリードしていくのは
妻であるゲルダ。
何よりも人として、その芸術の想像の根源として、寄り添い
変わっていく姿を徐々に受け入れていく姿勢は何事にも代え>>続きを読む
小さいころにみた「十二人の怒れる男」で、映画っておもしろい
と感じた身としては、狭い部屋で会話と身振りで、次々と
話の中心が変化して気が抜けない構成は大好き。
8人の何癖もあるHatefulな人物た>>続きを読む
ブリー・ラーソンで思い出したので。
様々の状況で問題のあるとされた子供たちを預かる施設で、
自身も問題を抱えながら子供たち優しく厳しく世話をする
主人公。
子供の頃の思いは皆が大人になったからとい>>続きを読む
パトリシア・ハイスミスの原作と比べると、
主役の二人の関係に強くフォーカスした物語だった。
その分スッキリした恋愛映画になっていた。
アメリカでも1950年代は”罪”でさえあったテーマだけど、
その社>>続きを読む
"HER"では、会話のみで人は恋をするかだったけど、
この作品ではAIのみならず外見も合わせて迫ってくる。
ここ1,2年のAIの発達ぶりのニュースを見てると、
外見はともなく、会話なら十分実現しそうな>>続きを読む
物語中のキャシー・ベイツが大きく変わる様を
みてると、共感で自分を変える努力は大切な事だと
思わされる。
20年以上前の作品とは思えず、何より愛すべき1作品。
2015.11.1 シアター・イメー>>続きを読む