えなさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

えな

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ターミナル(2004年製作の映画)

2.9

うーん、どうも想像してたのと違った。
冒頭部分のあらすじ読んで社会派ヒューマンドラマ的なものをイメージしてたんだけど、実際見たらほのぼのおとぎ話のような?
旅行中、母国でクーデターが起きパスポートの効
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.2

もしも子供を手元で育てることが許されていたら
もしもひかりの苦しみを実の両親がもっと受け入れてあげられていたら
もしもベビーバトンが存続できていたら…
見ていて、そんなもしもが止まらなくなる

ひかり
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千年女優(2001年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

Eテレのトップランナー今敏の再放送を見て再見。思い出補正入ってるかなぁと思いつつ、うん年ぶりに見てもやはりとても好きな作品。

主人公が鍵の君をひたすら追い続ける様子が、映画の中の想い人を追いかけるシ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

妻の死をきっかけにした中年の危機的な話なのか?と思いきや、最後はなんだかしんみり。。
世の中の恋人や夫婦なんて、たいていは打算だったり、秘密だったり色々あるもので、理想的な夫婦、真実の愛だなんてどこに
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

単品の世紀末ゾンビ映画として見れば…3.5くらいでまあまあ悪くないと思うんだけど…
名作新感染(釜山行)のラストで感じられた希望を、ぶち壊された気分になってしまったことで−0.5、
タイトル(原題반도
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JSA(2000年製作の映画)

4.3

数年ぶり2回目の視聴だったけど、やはり良い作品だ…

むしろ一回目より、前半の諸々伏線とかに気づけてより楽しめたかもしれない。
カメラ割りなど見せ方がよいし、前半の何気ないワンシーンがラスト、すごく感
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.1

泣かせにかかってるんだとは分かってるんだけど、それでも泣いた😭

そういう時代だったってのを抜かしたとしても、家父長制とか家長が家を守らなくてはならないっていう自己犠牲価値感は好きじゃないんだけど、そ
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花様年華(2000年製作の映画)

3.5

セリフ少なめまったりムードで何度も寝そうになったけど、印象的な構図が多く、作品として評価高いのは分かる。

映像の色使いが綺麗。夫人が着てるチャイナドレス(と言っていいのか?)がいちいち美しい。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.0

実話がもとになっているとはいえ、こういうテーマを、親子の絆とかあいまいなもので終わらせて、観客に解釈委ねるのは、もうそろそろやめたほうがいいのではないかなぁ…

見ながら「子宮に沈める」を思い出した。
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

とても美しいおとぎ話だった。

実はR15だったりするので生々しかったりグロめな描写も含まれているんだけど、根底にに流れる空気感はどこか現実離れしていて、ひたすら美しいファンタジー。

レトロ?という
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

ポスターのお面からして無理ーーー😱と、怖いの苦手なので、敬遠してだけど、勇気出して見てみたら思ったよりは…大丈夫だった。
どんなノリであのお面の殺人鬼が出てくるのか分からなくて誕生日一週目は薄目で見て
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.0

良くも悪くも、原作ないしはテレビアニメ版をしっかり見ていて、鬼滅の刃という作品が好きな層に向けた作品。
テレビアニメ版をところどころ中途半端にしか見てない私は、どうも映画の世界観にもキャラにもハマれな
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

うーん…私には合わなかったなぁ…。物語のコンセプト自体はユニークだと思うし、訴えたいことは理解できる。が、主人公のレネーが、実際の容姿云々関わらず、ただ単に自分の容姿を鼻にかけた高慢な人間に見えてしま>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.2

95%めっちゃ面白かったけど、だからこそ残り5%が惜しい!!いや惜しいというよりはすっきりさせてくれ!っていう個人的な叫び。物語の構造やオチは理解できるんだけどー。
しかしタイムパラドクスものとしては
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.6

キャラは魅力的だし、物語も飽きさせない展開で面白かったんだけど、もう少し脚本を整理できなかったのかなと思ってしまった。

ダンスの場面は王道少年漫画のようなエネルギッシュかつちょいちょいコミカルな描写
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

もっとサスペンスかとおもいきやロマンス要素の方が強くて、ちょっと拍子抜け。。
学者と教え子の超年の差不倫恋愛、亡き恋人をひたすら真摯に思い続ける若く美しい女性、なんだかんだいって二人の関係をも受け入れ
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ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

3.8

当時の自分の本当の姿は非常に幼かったってことに気付くところ、ぞっとする。
エンディングは原作者の当時の写真なんだろうか。少女とすら言えないようなあどけさなさで余計に胸がつまる。

あれは愛だったと思い
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.7

こんなことが現実の司法や刑務所で許されるのかと、5分にひとつはつっこみどころがあるのでヒューマンドラマとしてみるとうーんだけど、心温まるファンタジー映画としてみればなかなか面白かった。話がサクサクと進>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

序盤、退屈だったけど中盤あたりからはなかなか面白かった。予告編見て期待してた雰囲気とは違ったけど、これはこれで。

とはいえサスペンスものとしてはどんでん返し含む物語運びがまったりすぎるような気がする
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.1

実のところ、どれだけ胸糞、最悪家族なんだろうと、野次馬的な興味心で見てしまったところも大きかったんだけれど、予想外に各登場人物それぞれに少しづつ自分と似たようなところを見つけてしまって、映画を通して自>>続きを読む

プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

2.8

何を描きたかったのかよく分からない映画だった。エクソシストものとしても、一人の青年のトラウマ克服ものとしても、バディものとしても、要素をただ詰め込んだだけで、どこか中途半端。もっとどこかの要素に振り切>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

展開が読めず見ていてとてもハラハラした。物語が全てPC画面上で完結するというアイディアも斬新。
ネット上の色々なツールをいったりきたりしたり、文字と映像を織り交ぜたり、画面に動きがでるように色々工夫さ
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.0

カメラワークが独特すぎて酔う。慈愛に満ちた弟テオの献身、ゴーギャンへの執着、アルルで受けた迫害、人扱いされない精神病院での暮らしなど、たくさんのエピソードは盛り込まれているんだけど、一つ一つが薄くてサ>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.7

途中やけに話が壮大になったりもして、結局どういう話だったのか説明しろと言われると悩むんだけど…全体的な空気感が好みだった。心地よい静けさ。時々でてくる音楽の使い方が印象的でした。