axtachibanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.2

得体の知れない「悪」に対峙する主人公たちの心のざわめきが聞こえてきた。最後のシーンがとても印象的。

キャロル(2015年製作の映画)

4.0

言葉で言い尽くせない感情の渦をジンワリと感じさせる、ふたりの語らない演技にすっかり見入ってしまいました。

東京画(1985年製作の映画)

3.8

監督の小津に対する思いが陽だまりのようにあたたかくて、ポカポカした。小津の映画が観たくなった。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

キューバの老ミュージシャンたちの人生と、音楽と、キューバの街を知ることができて嬉しかった。カッコ良かったな〜

25時(2002年製作の映画)

4.2

9.11後のニューヨーク。
主人公が抱えた、自分・他者・社会へ向ける尖った感情がズーンと伝わってきた。エドワード・ノートン素晴らしい!

さよなら、人類(2014年製作の映画)

4.3

一瞬一瞬が絵画みたいでした。いつの時代も人類がやっていることはあまり変わらなくてため息が出てしまうけれど、人間であることを愛おしく思えるような、そんな素敵な映画でした。
あの主人公のセールスマンたち、
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.6

夢がいっぱいつまってた。エイリアンは可愛くて、未知との交信も素敵だった。

王様と私(1956年製作の映画)

4.5

午前十時の映画祭にて、久しぶりの鑑賞。わが中高時代を彩ってくれた大切なミュージカル映画の一つ。
KIのサントラを聞いて街を歩けば、高層ビルもタイの王宮に見えてくる…

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

エドワード・ノートン、素敵でした。
これを観たあと、ブラピ演じるイカれた野郎が高級車のボンネットにジャンプしてる姿を思い浮かべながら、街を歩きました。タイラーを心に飼っている人は案外少なくないのかも。

シャンドライの恋(1998年製作の映画)

4.1

出自も価値観も全てが異なる主人に惹かれてしまう使用人シャンドライの心の震えや胸の高鳴りがこちらまで伝播してきて、心が揺さぶられた。

浮き雲(1996年製作の映画)

4.6

久しぶりに観た。失業の後、生きる手立て、そして希望を手ずから見出すこの夫婦が大好き。カウリスマキ最高!

ドストエフスキーと愛に生きる(2009年製作の映画)

4.0

彼女が自分の人生において重んじているもの、大切にしているものに、温い光にそうされるように、すっぽり包み込まれた。彼女の語る言葉は生きもののよう、血が通っていました。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.5

言葉にならない日々の断片が、小気味よく重ねられて、最高に良い。

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

4.4

漂泊する映画。うつろう画面にポーッとするけど、主人公が時々に出会うアクセントのきいた人々にガツンとやられる。音楽も、画面も、とても好み。

ダブリンの時計職人(2011年製作の映画)

3.8

自分を保ちつつ生きるために、何をするか。命を燃やすために一歩踏み出すのを後押ししてくれるものは、何か。
あまり多くは語らない映画だったけど、主人公たちはアイルランドの、また私たちの生きる世界の、「いま
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ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ(2011年製作の映画)

4.1

とてもワクワクした。ものづくりを始めたくなる、とびきり素敵なドキュメンタリー。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

最高にゾワゾワした。アニメだから描けた、あの幻覚の薄気味悪さは、きっとなかなか忘れられない。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

監督の悪夢に引きずり回されるも、悪い心地がしなかった。強烈なイメージや鋭い色彩感覚の美しさに、ハッと息を呑むことがありました。

生きる(1952年製作の映画)

4.2

命短し、恋せよ乙女。
主人公が生き甲斐を手ずから探る姿に、その眼差しに、身体が強張りました。
自分の人生にとって大切な映画がまた一つ増えて、嬉しかった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.1

主人公が心に抱えてた空洞みたいなものは、特殊時代的だけど、きっと普遍的なものでもあって、何だかリアルだなあと思った。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

文句なしに面白かった。全編通して散りばめられている、味のあるお喋りにやみつきになります。

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.8

観ている間、ずっとヒリヒリしてた。他人と等身大で喜びを分かち合うことが主人公にとってこれほどまでに難しいことだったのかと思うと、ため息が出てしまった。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.0

不可解なものたちで出来てる世界にポイッと放り込まれて、その中をグルグル引きずり回された感覚になって、楽しかった。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.2

あたたかい感情を抱えたり、冷たい壁に頭をぶつけたりしながら、煌めく一瞬を生きる三人の物語の断片が、人生への共感をもって描かれていて、胸がつかれました。

セッション(2014年製作の映画)

3.5

観てる間はずっと背中が緊張してた。自分が中高時代に経験した部活のスパルタ指導を思い出してしまった。

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.9

母に対して生じる、あのこんがらがった感情を、はぐらかさずに、まるっとそのままバーンと爆発させていて凄かった。怒りが生々しかった。
映像はやっぱり美しかった。

スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

3.9

何かを失うことで損なわれる心の安らかさと、それでも何かを求める身体の熱量を、じんわりと感じました。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.3

主人公がアタマを抱えカラダで動いてまよいこんだ迷路を、映画の始まりから終わりまで、ずっと彼と一緒に辿った気分になった。これは初めての体験で驚いた。音楽も凄い。

やさしい女(1969年製作の映画)

3.8

女の視線と、静か過ぎる部屋に鳴り響く食器の音と、バスタブシーンに息をのんだ。

ワイルド・スタイル(1982年製作の映画)

3.8

ずっと身体を揺らしながら観てた。カッコよかった。

みんなの学校(2014年製作の映画)

4.1

子どもたちの心に出来た砂漠を潤したのは、周りの先生や級友たちから向けられる関心や思い、ぬくぬくとした人の感情だった。
シアタールームで、他の観客たちと一緒に観れて心から良かったと思った映画。

2つ目の窓(2014年製作の映画)

4.2

生命を感じた。私も大きな海にすっぽり包まれたい。