天国を一片でも買いましょう。
他人の冷たい眼差しは、身体と心の熱を奪う。
Triangle of sadness
逆転を呼び込む嵐のなかで聴いた Refusedの”New Noise” はけっして忘れません
劇場でこんなに耳を澄ませたのも、目を凝らしたのも久しぶりだった。ケイコがジムで鳴らした音はどれも美しかった。
目を凝らして、耳を澄まして、目の前に鳴り響く歌を聴こうと思った。「慈しむべきは、ドアに指を挟まれた者」。
この道はいつか誰かが通った道。この先もきっとそう。それがいとおしい〜
ものをつくるダニエルの手、発される作業の音、そして出来上がったものとそれを使うひとびとを、美しいと感じずにはいられなかった
くっついて離れない宿命の石、上から下へと流れてやまない水、あてなく彷徨うタバコの煙
身体はここにあるのに「私」がここからすっ飛んでいってしまう感覚がフラッシュバックして、頭がクラクラした。ポンヌフの恋人を思い出した。趣里が最高だった。
自分の目にこの世界はどううつっているのか?体当たりでぶつかって、痛みと喜びにむきだしの身体を震わせていた彼らと、まぶしすぎる田舎の景色が心に焼きつきました。
医務室の白い扉にゆれるふたりの影に、彼らのものすごい脆弱性と、たしかにそこに在る様をみた。すばらしかった。
何故だか分からないけれど一緒にいて楽しい、マーティーとドクの関係性が大好きです。未来へ胸ふくらむ素晴らしい映画。
この映画を観ることができて、本当によかった。胸を裂くかなしみも、晴れやかなよろこびも、ものすごい密度をもって私の心を通過していきました。
冒頭からエンディングまでえいえん鳴り響くジプシー音楽のなかで、人間の怒り・喜びがほんとうに爆発していて、ラストでは胸をぐっとつかれました。
自分が困っていたときに、手を差し伸べてくれた人たちのことを思い出した作品でした。
カッと目を見開いたホドロフスキー御大に、「生きろ!生きろ!生きろ!」と肩を揺さぶられました。
自分や身近なひとを認めることができれば、きっと外の世界や他のひとも認めることができるのだと思います。「私」や「あなた」を大切にし、優しくすることは、社会の温度をあげることなのかもしれません。
Everybody needs someone! ダンスと歌と胸の高まりと、恋っていいなあと思わされます。
山林にて遭難するおばちゃんからにじみ出る、人生の酸いも甘さも、まるっとそのまま抱きしめたくなりました。
主人公たちが抱える個人的な問題、葛藤に思いを馳せ、いまよ永遠たれ!と思った日々のことを思い出した。
"Heroes"で胸がいっぱいになった。
久しぶりの鑑賞、彼/彼女のはやる気持ちが香港の街をうつろって、とても素敵でした。