えりさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

「え、まさかの?」って何度か呟いてしまった。テンポよく展開していくストーリーは、目が離せないしすっかり乗せられて騙され続けちゃった。
でも、もう少しそれぞれのキャラクターのバックグラウンドが知りたかっ
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.5

ほぼ全ての登場人物に感情移入できてしまう映画って初めてかも。そのくらいどのキャラクターも、どの役者さんも素晴らしかった。
決して明るい話ではないし、輝かしい未来がはっきり見えるわけでもない。でもとても
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

こんなに明るくて白く美しいのに不穏。
衣装可愛いし、花の色使いがポップで美しい。空も緑もとても健全な雰囲気なのに。
そして、その雰囲気に騙されて、健全なことだと錯覚してしまうのかもしれない…と、後から
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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

3.8

再鑑賞。
劇場版Ⅱと同様、テレビシリーズとはかなり作り変えられてた。ないことになってるモビルスーツまで…。
セリフもかなり感情的にに変更されてる感じがしたな。早足で駆け抜ける分仕方がないのかな。
沈む
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

4.0

女性目線からみて「それ、絶対ダメだから!」の典型の様な行動で、ラブラブなシーンがいたたまれなくなるくらいだったけど、その、絶対ダメな行動をやりそうな綾野剛さんの雰囲気がこれまた素晴らしい。
そして、多
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機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

3.8

再鑑賞。

前作に引き続き、テレビシリーズ鑑賞直後に。
こんなに変更してたんだ!記憶が混乱してるはずだ…。設定やメカ、声優さんまで変わってて戸惑う。でもやっぱり記憶は映画版の方が多かったみたい。

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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.3

派手な展開はないけれど、静かにじっくりと向き合える作品。
ジョーの戸惑い続ける表情と最後の真っ直ぐな目がとても印象的。

今の自分の年齢で観ていると、どの人の気持ちもわからないでもないけれど…。社会的
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機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

3.8

再鑑賞。
…といっても、何十年ぶりだろう。

今、ちょっときっかけがあってテレビシリーズを見直しているのだけど、自分の記憶と違うシーンがいくつかあって。もしやこれは映画版の方の記憶なのでは?と。

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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

4.0

落語ベースなだけあって、伏線と回収の巧みさがすごかった。前半はただただわちゃわちゃしている印象が強かったけど、回収が始まる後半はぐっとしまって面白い。

…二郎さん(笑)

個人的に、なんとなくイメー
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.5

もうちょっと背景詳しい方が好きだなぁ。
映像よりもストーリー重視派。

ヒア アフター(2010年製作の映画)

4.0

それでいいんだと思う。そうやって、みんなじゃなくても誰かの救いや優しい手になれればいいんだと思う。

イーストウッド作品、難しくて苦手なイメージだったけど、これは好きだ。(…好みはすごくはっきり分かれ
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

2.8

知らない方が幸せな事、抗えない誘惑。

んー、前作も観たはずなんだけど…

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

怖…。
あの人も怖いけど、情報にのせられる世論の動きや、それを利用する側や、メディアの乗っかり方や、真実はさておきの利害に特化した作戦とか…
何よりも、人ってこんなにもイメージに左右されるんだな。そん
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

4.0

優しい嘘。
あたたかい作品だったな。

あの2人のステージはリアルに観たい。

女王蜂(1978年製作の映画)

4.0

市川×石坂金田一はもう無条件で好きなんだけど、この作品は少し毛色が違う感じがしてしまう。古い田舎の因習的な要素が少ないせいかなぁ。
ちょっとした掛け違え。切ない。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.3

評価がイマイチだったのでドキドキしながら観たけど…個人的にはかなり楽しめた。
確かに、もはやホラーではないし、「シャイニングの続編」として期待して観るとちょっと違う感があるかも。
でも私は断然こちらの
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.8

もう、純粋に映画三部作として楽しもうと思って楽しんだけど、多分適度に原作の設定を補完しながら観てしまったと思う。
原作未読だと不完全燃焼しそう。
でもこれはこれで楽しめたよ。

あの始まりからここへ辿
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.8

む?だいぶ端折ってる…。

人間関係がシンプルになってるからいいような、もったいないような。

純粋に映画三部作として楽しんだ方がいいな。

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.8

再鑑賞。

一度観て、原作行ってきた。無事シリーズ読み終わったので再鑑賞。

だいぶ端折った分、色々いじってるんだな。
その分スピード感はあるかも。謎解き感とそれぞれのキャラクターへの思い入れが薄くな
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

再鑑賞。次が観たくて復習。
とはいえ、何年ぶりだろう…。記憶って怖いもので、あのシーンは自分の中では透明な水になってた…。びっくりした。多分怖かったから記憶を塗り替えたと思われ…。
基本的にホラーは好
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パディントン(2014年製作の映画)

4.0

子供の頃から本当に大好きだったキャラクターだからこそ、実写どうなの?って感じで敬遠してたんだけど…よかった!
この手のCGって不自然で怖くなりがちだけど、これすごいなぁ!違和感なく受け入れちゃった。
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.8

DCは苦い思い出が多すぎて、期待度が低かった割には楽しめたかも。でも、何か一味足りない気がしてしてしまうのは何故だろう…。キャラクターに関する知識がなさ過ぎるから??
ハーレイは確かに可愛かった。なぜ
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真田十勇士(2016年製作の映画)

3.2

コメディのようで、それだけでもなく。ちょっとウルッとしちゃったりもしながら、力抜けちゃったり…
勘九郎さんの動きはやっぱり舞台で映えるなぁと再確認したり。

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.8

タイミング逃してしまってここまで来ちゃった作品。
もっと大味なドンパチものかと勝手に思ってたら、ずっと緻密だった。ボーッと見てると置いていかれる。
ストーリーに集中してしまって2時間以上を感じさせない
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

ずっと神経張り詰めながら、せかされながらの2時間。
あまり味わったことのない角度からの映像は時々ふと真っ只中に迷い込んでしまったような不思議な感じがした。

美談で終わらせない何かが残る描き方だったな
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.8

辛口評価をあちこちで耳にしていてドキドキしながら観たけど…。私はこれはこれで楽しめた。もちろん、舞台とは別の楽しみ方で。心にグッとくる迫力は生の舞台に任せて、映像として楽しませてくれた。尻尾も耳も可愛>>続きを読む

獄門島(1977年製作の映画)

4.0

再鑑賞。
シリーズ通して何度となく観てるけど、これが一番回数が少ないかも…。意図してじゃないけど。

古い作品はどんな設定の役でも、女優さんの美しさが際立つ。かなりヤバい役でも綺麗だな。



202
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.8

暖かくて可愛らしい作品だった。

池田エライザはふと見せる笑顔がキュートだし、オダギリジョーは一見チャラくていい加減そうだけど、芯がちゃんとある役が本当にハマる。

ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.8

つい最近も書いた気がするけど、役者さんってすごいなぁ。
ただ…。役者さんがすごいが故の不都合さもあるよね。特にミステリーでは。

集中して観てたのに途中からちょっとBGMが気になってしまった。なんだか
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.3

吐き方!吹っ飛び方!

脚本は面白いのだろうけど、本当に個人的に、それ以外のところが苦手なんだろうな…。
ストーリーは面白かったのだけど。

そして、もっと歴史を勉強し直さねばと反省した。

キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.3

始まってしばらく、鬱々としたりイラッとしたり観続けるのキツいかも…という雰囲気だったけど、小栗旬さんが口を開き始めてからぐいぐいと惹きつけられて最後には心から観て良かったと思った。よかったなー。
とに
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

5.0

再鑑賞。(正直、もう何回観たか分からない)

私、どんだけこの作品好きなんだってくらい事あるごとに観てしまう…
ストーリーも分かってるミステリーだし、決して明るく楽しい作風でもなくて、観賞後楽しい気分
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インスタント沼(2009年製作の映画)

3.8

肩の力が抜けるー。元気が出る!
心が疲れた時に。

「意地の重さで沼に沈んでいく….」耳が痛い。

蛇口のくだり、大好き!
憧れる。できるのにね。今すぐにだってできるのにね。

パンクな加瀬亮さん、よ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

再鑑賞。

前回観た時も感じて、やっぱり今回も同じ事を思う。端折り過ぎていてもったいない…。
でも、この映像の全体の雰囲気は素敵。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.5

私、この作品、すごく好きだ。

なんだかこの世代の青春モノ的な作品を観ると甘酸っぱ過ぎて一歩引いて俯瞰で見てしまう事があって、そういう作品を見たあとは歳を重ねたことが少し寂しくなる。でもこの作品はグッ
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居眠り磐音(2019年製作の映画)

4.3

原作未読。
きっと本当はもっと時間をかければもっと味わい深いのだろうとは思いながら、これはこれでよかったな。松坂桃李君、いろんな表情と空気がとても魅力的だった。
原作読もう。