えりさんの映画レビュー・感想・評価

えり

えり

マグノリア(1999年製作の映画)

3.8

再鑑賞。

みんな、愛されたいし、許されたいんだな。後悔もたくさん。
でも、独りよがりになってはいけない気もするんだ。

当時観た。でも、多分まだ自分には早すぎた。衝撃的なトム・クルーズと、あのシーン
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シラノ(2021年製作の映画)

4.0

もう、最後のセリフが重すぎる…。
そんな風に思うなら何で…。

劇中ロクサーヌがまとっている「色」がとても好きだった。文字通りの衣装やメイク、インテリアの色だけじゃなく、ヘイリー・ベネットの透明感と相
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辻占恋慕(2020年製作の映画)

3.3

途中から、すごく苦しくなった。
こんなふうに人生全てで夢を追ったことなんてない私でも、すごく苦しかった。
1人じゃない心強さと、1人じゃないゆえの不自由さ。

早織さん。歌声、沁みる。素敵な声だった。

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.5

もう何回目かも分からない再鑑賞。

個人的にはシリーズで1番好き。
スピード感がたまらない。
…トラウマになってるシーンもいっぱいあるんだけど。

キーくん、やっぱり最高だ。

耳をすませば(2020年製作の映画)

3.5

あれ?曲どうした?とか色々思いながら観ていたけど、しっかりきゅんとしてしまいました。

清野菜名ちゃんは、本当に笑顔が可愛い。まさに雫だったな。

不都合な理想の夫婦(2020年製作の映画)

3.5

家族の誰も望んでいない見栄。

このタイプが身近にいる。身内ではないけれど。自分を大きく見せる為に、平気で嘘をつく。それも、信じられないくらいバレバレの嘘。初対面の人は信じてしまうようだが、少し付き合
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.0

原作未読。
ライトノベル原作でそのタイトルから、もうちょっとコメディチックなのものを想像してたら、思っていた以上にシリアスで、思っていた以上にガツンときた。
よい作品だった。

小野っち、うっかり出る
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

笑ったり泣いたり、あっという間の2時間半。
やっぱり大好きこのシリーズ。

最後の最後まできっちりぶっ込んでくるもの。ジェームズ・ガン最高。

名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

4.0

映画前復習。

端折られているのが気になって、結局テレビシリーズを遡り出す…。

オープニング、最高だったな。

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

3.5

黒沢くん、むしろ観ているこっちがむりだ。かわいすぎだろ。

ちょっと冷静になってみるとこれ、男女カップルだったら、むしろこのピュアさは嘘くさく映ってしらけるかも。この年齢だし。
この組み合わせだからこ
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.5

確かに怖い。でも、何が1番怖かったって、お母さんだよ。
グロテスクなシーンもいっぱい出てくる。それもある意味怖いけど、やっぱりそれよりお母さんが怖い。特に最後の表情。「え!?マジで!?いいの!?」って
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

4.0

軽快な音楽とテンポのいい会話。
社会の不条理や辛い現実を絶妙なウイットで立ち向かったりかわしていく。
文句言い合いながらもなんだかんだ仲のいい家族も素敵だ。
そんな生き方憧れるけど、私はお母さんと同じ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

静かなトーンで淡々と描かれる重いテーマ。ヒステリックに泣き叫ぶシーンもなければ煽るような大きな音もない。その分自分の感情がよく聞こえる。
激しい怒りを表す人はその姿が映らないし。
自分と向き合う作品に
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

ませた生活してるわりに、純愛。「ほんと、いくつよ!」って突っ込みたくなる行動力のわりに奥手。
そんな2人が可愛かった。

そして周りのクセ強レジェンド達が最高。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

どこに、誰に、心を寄り添わせればいいのか分からなくなってしまった。どっちを向いてもずっと苦しい。

綾野剛の目にずっと心を奪われっぱなし。諦め切った虚無の目、すがるような目…どの目もグッとくる。

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ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

3.5

ロマンチックで可愛らしい作品だった。

夢見てるようでリアリスト。リアリストのようで妄想が暴走。女子と男子のすれ違いの永遠のテーマなような気がする。

そしてイタリアじーちゃんの真髄を見たな。

原題
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

1作目の初見であまりハマらなかったせいで、2作目3作目と映画館を逃してしまった事を今ものすごく後悔している。
どんどん面白くなる。

主要キャストの交代は正直戸惑うけど、それぞれ良さがあってそれはそれ
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

あおりやポスターから、完全にホラーの心構えで観始めだけど…観終わった今の自分はホラーの観た後の自分ではない。
なんか感動?なんなら途中ちょっと胸熱で泣きそうになったくらい。
よかった。なにこれ?どちら
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.8

この作品、すごく好きだ。
優しい、とか温かいとか、色々な言葉が思い浮かぶけど、そのどれが1番しっくりくるかわからないくらい、この作品の空気が素敵だった。

とにかくセリフのひとつひとつが素敵。
そして
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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.8

再鑑賞。
公開時劇場で観たのだけど、とにかく台詞が聞き取れなくて難儀した。日本語ネイティブの自信をなくすくらい聞き取れなくてショックだった。それを教訓に、字幕表示して再鑑賞。

アグレッシブな三成でし
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.0

静かに淡々と進んでいくストーリー。時代がはっきりしないけどノスタルジックなアイテム達…じっくりと浸れる作品。

最後にはそうだったのかぁと。

とにかく淡々と進んでいく。かなり奇天烈な状況なのに淡々と
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

グランドフィナーレ感満載。懐かしい面々に再会できた事は嬉しかったし、みんなが同じ画面にいるのはやっぱりエモかった。
これぞエンターテイメント作品だなーと思いながら楽しんだ。

けど、「ジュラシック」感
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.8

再鑑賞。
…なんですけど、いや、なんなら昔、ちょいちょい地上波でやってたから何回も観てるはずなんだけど…
後半が全く記憶になくて、自分でも驚いた。
子供だったからなぁ。ビーチの衝撃が強烈すぎたんだろう
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

再鑑賞。

初見時、なぜかあまりはまらなかったんだけど、今回は楽しかった。タイミングなのかなぁ。

あのメタモルフォーゼは贅沢すぎる。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.8

思わず顔がほころんでしまう、そんな作品でした。元気出た。

「楽しい!」「楽しかった!」って一回でも多く言える人生をおくりたい。それって自分次第で増やせるよね。
そして、相手の笑顔を応援して喜べる人で
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X エックス(2022年製作の映画)

3.6

「えぇぇぇ!?」って言いました。そして、自分でも引くくらいの声量で「ぃ痛っっっ!」って叫びました。
苦手な方は覚悟して観た方が…

ホラー?スプラッタ?としては「王道!」って感じの展開だけど、なんだろ
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

SFというジャンルにとらわれて観たら、いい意味で裏切られた。
科学と論理でせめられるSFは途中で思考を手放しがちな文系人間にはたまらない作品だった。

映像と音楽も素敵だった。
そして観終わった今はそ
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ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

3.5

あの時を思い出しながら鑑賞。
見えなかったところでの戦い。
きれいごとだけじゃなく、リアルな心情の吐露はさらに涙を誘う。

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.8

予想外の方向に怖かった。
そして予想外の方向に面白かった!

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

終盤まで、緊張感と不気味さでサスペンス…いや、ホラーレベルだと思いながら観ていた。
なのに、急になんだか社会派の作品な気がしている、鑑賞後の今…。
何なら途中まで主役って別の人なんじゃ…とまで思ってい
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

だいぶキャラに馴染んできたし、新たに加わったメンバーもよかった。

原作、途中で止まっちゃってるので、読み進めよう。今すごく読みたい!

キングダム(2019年製作の映画)

3.8

原作既読。

再鑑賞。

原作読んだばかりだと、カットされているエピソードがもったいなく感じてしまっていたけれど、改めて観てみるとよくまとまっている気がしてきた。

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