エウレカさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

エウレカ

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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.0

思春期の割り切れない気持ちとか、そういう青臭さが全面に出ていて良かった。
違いを個性と受け止めるまでの経過が心地いい緩やかさで描かれている。

恋の罪(2011年製作の映画)

3.0

実在の事件をオマージュしながらオリジナリティのある作品に仕上がっている。
園子温は「冷たい熱帯魚」よりもこちらの方が好き。
様々なバックグラウンドを持つ大人たちが夢を見るように「城」を求めてラブホテル
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

3.5

生と死を描いている映画。
感性を震わせて共鳴させてくれる。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

2.0

渡辺大知の演技が絶妙にキモくて素晴らしかった。
毒島(ドラマ)のかっこいい「みーくん」がこんなうざったい人になってしまうなんて…とちょっとショックになったくらい。

主人公の女の子が尋常じゃないくらい
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僕の初恋をキミに捧ぐ(2009年製作の映画)

3.5

もう何十回も観ている。
内容はありがちなティーンズラブ。
岡田将生の演技が輝きすぎて毎回序盤から泣きっぱなし。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.5

あっちゃ〜〜〜〜〜ん!!!!!

あっちゃんの可愛さが炸裂した作品。毒島の時にも思ったけど、あっちゃんにレトロな格好させたら右に出るものはいないと思う。

SideAとBに別れたストーリーから真相を読
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ララピポ(2008年製作の映画)

2.0

最後のセリフでタイトルの意味が分かるのは良かった。

落ちこぼれたちがさらに落ちぶれていく様を描いた群像劇。
それでもどこか他人ごととは思えない人たちで、頭ごなしに“ダメなやつら”と一蹴できない。
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.5

オリジナリティのある作風に仕上がっていると言えばそうだが、時系列に沿ったつくりというだけで実在の事件に忠実かどうかとなると話は別。

犯人一家がいかに浅はかに許されない大罪を犯したかコミカルなタッチで
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パレード(2010年製作の映画)

3.0

薄っぺらい人間関係がずっと続く。
希薄な関係性に嫌気がさすも、同居しなくてはならない状況に仕方なくルームシェアをしている雰囲気が鬱々としている。

話のテンションと映像のトーンが絶妙。
静かに一人で観
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きみといた2日間(2014年製作の映画)

3.0

マッチングアプリでマッチした人といい感じになる映画。
知人から友人、恋人になる過程が二日間に凝縮されていて見応えがあった。スピード感もあって飽きずに観られる。

デイジーとの別れのシーン、「理想の相手
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血を吸う粘土(2017年製作の映画)

1.5

期待して観たが恐怖感はあまり感じなかったので少し残念。

受験への焦燥感や人間関係の希薄さをしっかり描いていて、ホラーとは別の意味で鬱々としている。

特殊メイクやホラー演出はかなりリアルなのでその点
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

様々なメタファーが物語に絡みついていて一度観た程度では全てを理解できなかった。
しかし作品の素晴らしさには圧倒され、否応なしに世界へと引き込まれる。
何度も観ることで素晴らしさをより深く堪能することが
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

5.0

おい!ポール何やってんだ!!!

ハビエルはバルセロナで芸術家やりながら奥さんに殺されかけてたのにこんなところで亡霊になってたりして大変だな。奥さん前作に出てたけどスパロウに愛囁いてたし。

ウィルザ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

胸が痛くなるほどに美しい愛。

期待を超える勢いの作品。デル・トロ監督の作品好きだなあって噛み締めながら観た。

目で観るというよりは感覚で観る作品。
究極の愛には言葉など要らず、それこそ見た目などど
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.0

とても鋭った作品。
B級映画っぽさ全開でマニアックな雰囲気。聞き慣れないポーランド語がまたいい味を出している。

童話のお馴染み人魚姫を描いているが、ストーリーはアリエルもびっくりのハードモード。
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エクトプラズム 怨霊の棲む家(2009年製作の映画)

3.0

割と楽しめた。
演出が若干古臭いけど、かえってそれが作品の雰囲気とマッチしていて恐怖感煽ってくる。

終盤で遺体がわんさか出てくるところははっきり言って笑止。
全体的には完成度高いので面白く観れる。

ラスト・エクソシズム(2010年製作の映画)

2.0

映画館で観た。当時POV流行っててこちらもそう。

臨場感は文句なしだけど、そこまで恐怖感駆り立てられなかった。
キャラの作り込みと作品の設定が甘く、大して共感できなかった思い出がある。

本気で怖が
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美女と野獣(1991年製作の映画)

5.0

未だかつてこんなに完成度の高い恋愛作品観たことがない。
構成、技法、アニメーションのクオリティ共に素晴らしいの一言。寧ろそれ以外の言葉が見当たらない。さすがすぎる。そりゃ賞も受賞するわ。

ベルが野獣
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夜と霧(1955年製作の映画)

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平和を願うなら観る価値はあると思っている。

惨たらしい光景を目の前にどこか非現実的に感じるなら、自分が平和の内に生きている証拠だろう。

行き場のない怒りと悲しみで胸が張り裂けそうになった。

友罪(2017年製作の映画)

2.5

うーん…実在の事件を元にした真意は何なのだろう?
事件を創作のために使うのは好きではないので残念。作品を通して伝えたいことは理解できるけど、実在の事件を織り交ぜずとも伝えられるはず。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.0

母お気に入りの一本。
おすすめ作品はないか聞いたらこれを推してくる母の姿を見て、やっぱり蛙の子は蛙なんだなと思った。
時代を超えても色褪せない恐怖感が不気味。演出のクオリティの高さに圧巻。

赤ずきん(2011年製作の映画)

3.0

学生時代に旅行中の機内で視聴。
ルンルンでヨーロッパに向かっていたのに観た後はなんとも言えない後味の悪さから到着までテンションがどん底だった。

ファラリスの牛を作品に登場させている時点でお察しの通り
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.5

細部まで理解するには難しかったけど面白かった。SFだけどヒューマンドラマ要素もあって結構序盤から泣かせてくる。

ただ終盤、どうやってあの空間から秒針を動かしたりが可能だったのかきちんと描写してほしか
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.0

THE 中二病映画。
末期の中二病患者にはこういうオカルトチックな作品が最高にキマる。
この作品を中二病的視点から評価するなら、キャラクターの素晴らしさ一択だ。登場人物一人一人に言及するとキリがないの
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

クリスチャン=ベイルのハスキーボイスと圧倒的筋肉に悩殺。
ゴッサムシティだけと言わず全世界を救ってほしい。

DCコミックスシリーズは苦手意識あったけどこれは観やすかった。
ノーラン監督のスタイリッシ
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

4.0

ダークファンタジーなミュージカル。
ティム=バートンの世界観にどっぷり浸かれる。内容はデル・トロっぽい。
やっぱりジョニー=デップ×ヘレナ・ボナム=カーターは外れがない。

やってることはだいぶサイコ
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

4.5

舞台がベガスからバンコクになったからか、前作より勢いが少し足りない。
が、それでも十分楽しめるので問題ない。

毎回ハメを外しまくっている4人だが、ステュの外し方はもはや異常なんじゃないかと思う。
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