エウレカさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エウレカ

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ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッド版(呪怨 ザ グラッジ3)が大コケしたことを踏まえて、今作も大したことなさそうと予想してたらめちゃくちゃ裏切られた。いい意味で。

Jホラーと洋ホラーの良い部分だけを合わせた傑作。
なにより
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

素晴らしい作品だった。
パートナーと良い雰囲気のときに観返したい

極道の妻たち II(1987年製作の映画)

2.0

十朱の姐御も素敵なんですが、やはり極妻は志麻姐さん…

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.0

絶滅収容所のひとつであるソビボルの話。
政策はドイツ、もしくはポーランドあたりかと思っていたがロシアだったのが個人的に珍しい印象。

原題「Собибор / Sobibor」を見ると、邦題はもう少し
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

4.0


フランクフルト・アウシュヴィッツ裁判を取り扱った作品。
ニュルンベルク裁判ではナチスの高官たちが裁かれたが、フランクフルトではホロコーストに関与した一般市民たちを裁いた。

タイトルにもなっているが
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

夫人がぽつりと言った「美しいところだけ 好きな人に見てもらったのね」というセリフが切なかった。
愛する人のもとを、どうしても去らねばならないときが来たら、私も菜穂子のような芯の通った姿で在りたいと思う
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

好みは分かれる作品だけど私は好き。

料理のシーンがとても素敵。
香りや味まで口の中に感じられるほどリアル。

直向きに生きながらも、好きなことには全力で生きていきたいものだと思う。

めがね(2007年製作の映画)

5.0

なんてことないバケーション映画だと思っていたら、こんなにも人に寄り添う作品だったとは。
観終わったあとじんわりと心から暖かくなった。

私もあんな綺麗な場所で黄昏れたい

聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

4.0

ファンのため視聴。
原作は、旅行の途中で寄ったコンビニでダイジェスト版を買ってからずっと新刊が出るたびに買っている。

世界史を学んだ人には面白く、宗教史も学んだ人にはより面白く観ることができる。
T
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

5.0

久しぶりに名作ホラーに当たったと感動した。
最初から最後まで気が抜けない緊張感がホラー好きにはたまらない。
ややグロテスクな描写があったが想定の範囲だったので問題なし。
オカルトチックな描写ももちろん
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.5

最後のシーンの少年の姿が目に焼き付いている。
塀の中を安息の地であるかのように語る彼の、その歩んできた道程が如何に辛いものであったか筆舌に尽くし難い。
社会から、愛する者たちから、愛されるべき者たちか
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わが教え子、ヒトラー(2007年製作の映画)

4.0

ザクセンハウゼン解放についての電話をしているシーンが印象に残っている。
結局、当時のナチスにとってグリュンバウム教授含めユダヤ人は勝利のために利用するだけの存在だったのかと愕然とした。

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

4.0

まとまりのいい映画。
アン・ハサウェイのシニカルな演技が「パッセンジャーズ」「プラダを着た悪魔」「ワンデイ」に見慣れた私にはとても新鮮だった。
レベルウィルソンの破天荒なキャラも彼女らしい。
要所要所
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

1.5

うーん、中途半端。
tofubeatsしか良い仕事してない。

結局何もかもがなあなあで終わった感じ。
麦の気持ち、もう少し濃く描けなかったのかなと思う。掴みどころのない人物として存在させたいのだろう
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.0

小野くん怖すぎない……?
泉を好きなのか支配したいのか分からない…。
先生も先生でどっちつかずな態度ばかり。
共感はしづらいかなあと感じた。
でも高校時代を思い出すのにはちょうど良かった。
まとまりよ
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だれかの木琴(2016年製作の映画)

2.0

かなり前に観た。
主婦が美容師にのめり込んでストーカー行為までしてしまうってどうなんだろうか…
あんまり共感できなかった

Red(2020年製作の映画)

4.5

抗えないってこういうことなんだと思った。
鞍田との出会いも彼の状況も、更に言えば小鷹との関係も偶然と言ったらそれまでだけど、その二文字でまとめるにはあまりにあっさりしすぎていて、どこかで必然の繋がりみ
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

5.0

自分らしい在り方を見失いがちなら絶対観た方がいい作品。
レベル・ウィルソン演じるロビンがなかなかぶっ飛んでて最初はやべーやつだと思っていたけど、彼女は彼女らしく生きているからこそ、(やばいけど)あんな
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

行間を読む映画というのはA24作品のことなのかもしれない。

シーツ越しに孤独や寂しさが伝わってきて観ているこちらまで悲しくなってしまった。
大切な人を失って残された人々が立ち直る作品は沢山あるけれど
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

すごい神経フル稼働の映画だった…

格差をにおいで表現するのは画期的。
においって本能で区別するものだから、それをあえて作品の要素の一つにしているのはかなり意味深に感じた。

そして家がCGだというこ
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

CMを観て気になったので視聴。
カジュアルな「インターステラー」という感じ。
SFガチ勢じゃない私は置いてけぼり感を感じることなく楽しめました。

オースティンが一人地球に残り続ける理由が切なかった。
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

今年のベストムービーが早々に決まってしまいそう。
キャラクターが紡ぐ言葉たち、世界が織りなす色彩が胸にじんわり沁みる。
仕事や人間との交わりの中でぼんやりと考えたしまう生きる意味を教えてもらったような
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クスクス粒の秘密(2007年製作の映画)

3.0

生きづらさを感じる作品。
相手の立場、視点に立ってみないと分からないことが沢山あると思い知らされた。
異国、異文化の地で己のアイデンティティを保ちながら生きていくことの難しさ、もっと言えば自分と自分以
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

4.0

監督はとんでもない闇を抱えているとしか思えない。
どんでん返しのある話は好きだけど、求めていたのはこれじゃないような、これなような…。とにかく後味の悪さがすごいです。