Fumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

Fumi

Fumi

映画(359)
ドラマ(54)
アニメ(0)

ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

4.0

30代半ばの自分としては、アダムドライバーではなく、ベンスティラー側の気持ちに共感してしまった。ラストは少し腑に落ちない部分もあるが映画の終わり方としてはよかった。バームバック監督作品はやっぱり好きだ>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5

最初から音楽づかいがめちゃくちゃかっこよくて、初めてみたとき、25歳かそこらのグザヴィエ ドランの天才ぶりを思い知らされたことは忘れもしない。
衝撃あったなぁ。

1番好きなシーンは、セリーヌディオン
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.7

女優としても大好きなグレタガーウィグの初の単独監督作品。高校三年生という年代が持つ絶望と希望の両極端の同居感、拗らせ感も友達との関係性もいかにも経験したことの感じがあってすごく良かった。レディバードは>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

昔、大失恋した時、何度この映画を観たことか。

当時この映画にとっても救われたことをよく覚えている。

宝物のように大切で、キラキラと美しいおもいでだからこそ、思い出すとつらい。
だから忘れたい。そう
>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.0

ウェスアンダーソンの作品がなぜ好きなのかというと、それはやっぱりいろんなタイプの人間に対しての愛を感じるから。

弱い部分やダメなところを曝け出して、むしろそこを可愛らしく面白おかしく描いてくれるから
>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.5

もう、10年以上前になるが大学生の時にハマって何度も何度も見た。

クリスティーナリッチのムチムチした体と丸い顔がたまらなく可愛いし、ヴィンセントギャロのクズっぷりもまたなぜだか、愛らしくて。

当時
>>続きを読む

恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

4.1

もともと台湾がとても好きのだが、この映画を見るたび、あぁまたすぐに台湾に行きたい。

そう思わせてくれる。一つの家族の話なのだが、出てくる料理がとても美味しそう。

食卓から始まるストーリーって何でこ
>>続きを読む

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.8

こんなにも暖かい映画があるだろうか。砂漠にポツンとあるカフェを営む黒人家族。そこに、とあることから異国の地からたどりついたひとりの太った白人の女性。最初は、この女性のことを異質なものとして警戒して接っ>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

ジャームッシュ映画を久々に。若かりし頃のウィノナ、可愛すぎる。全編皮肉っぽいストーリーのオムニバスだけどクスリと笑えるし、しゃれっけがある。世界を旅したくなる。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.8

ポスターのデザインもおしゃれだしどこを切り取ってもかっこいい。若い頃は、この時のジーンセバーグの髪型と、小さなTシャツにデニムのスタイルに憧れたなぁ。

ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.8

私のような人はあまり来ないかもしれないが、ずいぶん昔、中学1年生ぐらいの頃にこの原作と映画にハマった。アメリカのホームステイ先の
ファミリーにこの映画が好きだ、と伝えたほどにだ。

だいたいタイタニッ
>>続きを読む

花とアリス(2004年製作の映画)

4.6

とにかくこの世界観が大好きです。

高校生の女の子のこの時期にしか持っていない、特有の可愛さが全部詰まった映画。
美しい映像も、音楽もとっても素敵で、
毎年桜が咲く頃に見たくなります。

入学する日の
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

バームバック監督作品は最初の数分はちょっと臭い演出じゃないか?
と感じるけど気がつけば世界観に引き込まれグッときてしまう。
この映画も台詞で見せるストーリー展開は圧巻。
気がつけば、2人に感情移入、し
>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

5.0

美しいパリの街で再会する2人…9年ぶりとは思えないほど以前と変わらない2人の空気、どんどん続いていく会話、最後のシーンもとっても好き。
セリーヌのアパルトマンのインテリアやレコードの選曲が最高で、何度
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.8

20代前半にこの作品に出会ってよかった。
2人の空気感、次から次へと止まらない2人の会話。相手を知りたくて、自分を知って欲しくて、同じ考えを共有したくて、違うところは全部知っておきたくて。という出会っ
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.5

ダイナーでの会話のシーンが最高。音楽や役者たちにも痺れる。単純に面白いし大好き。

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.5

ウェスアンダーソンの中でも、一番好きな作品。カメラワーク、色使い、セリフ、音楽。監督のセンスが全部詰まっている。単なる雰囲気映画ではなく、脚本も素晴らしい。最後はいつも笑顔になって、少し涙してしまう。>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

最初からぐんぐん引き込まれた。アメリカの人種問題を扱うことの多いスパイクリー監督作品だが彼の作品で好きなところは、色彩や美術。今回も70年代のインテリアやファッションがかっこよかった。俳優たちも最高。>>続きを読む

彼女と僕のいた場所(1995年製作の映画)

3.8

90年の若者の気だるい会話や20代前半頃のゆるい空気がたまらなく好き。東京で大学生をしていたふわふわしていた頃の自分と重なり懐かしい気分に。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.1

NYへの愛がたっぷりつまった作品。色々な映画へのオマージュを感じるのはもちろん、グレタガーウィク演じる20代後半女性主人公の心情の変化や行動、生き様がとても愛おしい。
不思議とラストに向かってどんどん
>>続きを読む

イカとクジラ(2005年製作の映画)

4.0

バームバックらしく全編からただようセンスの良さと、小洒落た数々の台詞。家族の話だが湿っぽくなく、誰しもがひっそりと心の奥に抱えている大切に守りたいものをさりげなくみせてくれる。映像のトーンや街並みなど>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

中学生の頃初めて観て、それからずっと大人になっても大切にしている作品。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.0

90年代のアメリカの典型的な家族について描いた作品。光の部分と闇の部分の描写なども風刺的。全編に漂う空気、映像、雰囲気がなぜだかとてもアメリカ的で、決して素敵な話ではないのに好き。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

冒頭のジョントラボルタとサミュエルLジャクソンの会話シーン、本当にかっこよくて最高。もう15年以上何度も観てるけど、いつ観ても楽しい。観終わったあとは、必ずハンバーガーを食べたくなる。というか、食べる>>続きを読む