Funazoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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トイ・ソルジャー(1991年製作の映画)

3.7

富裕層の問題児の子供が多く通う学校がテロリストに占拠される話。悪ガキならではの知恵を活かして、冷静にテロに対処しているのがなんか意外で面白かった。内容も分かりやすく、サクッと観れる青春アクションだった>>続きを読む

落下の王国(2006年製作の映画)

2.2

映像こそキレイではあるけども、スタントマンの青年が少女に語るおとぎ話といい、ストーリーそのものに全く入り込めなかった。現実パートとおとぎ話パートが交互にくるせいで、余計に分かりづらく、ぶつ切りになって>>続きを読む

未来は今(1994年製作の映画)

2.2

コーエン兄弟にしてはアクがあまりなく、思っていた以上にシンプルな作品で物足りなさしかなかった。社長が飛び降り自殺して、後任に会社をよく知らないポンコツを置くという設定は悪くないのに。ティム・ロビンスが>>続きを読む

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

2.5

ユマ・サーマンが前作以上に体を張っていて、眼帯をつけたダリル・ハンナも良かったものの、前作と比べるとインパクトのある新キャラも出てこないし、派手な演出もなりを潜めてしまい残念だった。vol.1とvol>>続きを読む

幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.0

実際の事件をモデルにしているだけあって、観ているだけでしんどくなる作品だった。めんどくさいことを避けたいタイプの主人公が少女の為に奔走するようになるのがよかった。虐待をする継母のクズ演技の迫力があった>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.0

ユマ・サーマンが機内に日本刀をあたかも普通に持ち込んでいたり、世界観にツッコミどころが多い楽しい感じではあるものの、色々とくどい。特に戦闘シーン。かっこいい箇所もあるけどそれ以上にギャグみたいな量の血>>続きを読む

ヘルボーイ(2004年製作の映画)

2.5

見た目にインパクトのある主人公とは裏腹に、思っていた以上にキャラが弱かったり、描きたいテーマが主人公の葛藤なのか、新米捜査官との友情、リズとの恋愛なのかもよく分からない程どれも中途半端になりながらスト>>続きを読む

ブロークン・アロー(1996年製作の映画)

2.5

トラヴォルタの悪役こそきまっていたものの、盗まれた核弾頭を奪還するというストーリーがどうも自分にはハマらなかったのとクリスチャン・スレーターがトラヴォルタと比べるとキャラの弱さが否めなかったのが残念だ>>続きを読む

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.5

兄が裏社会の人間で、弟が警察という設定が良い。ジョン・ウー監督ならではの男臭さと暑苦しさと言い見所であるアクションもコテコテすぎる。ドラマの部分にもう少し時間をかけてくれた方がキャラに感情移入しやすか>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.0

爆破事件の英雄から容疑者にされてしまう主人公の姿がいたたまれない気持ちにさせる。FBIとマスコミにイライラする。主人公の母親役のキャシー・ベイツの我が子の無罪を訴えるスピーチの熱演シーンはさすがとしか>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

アブダビ空港でのやり取り、ローマの市街地のカーチェイス、バイクでの崖飛び降り、そして列車のシーンとこれでもかというくらいアクションをぶっ込んでいるだけではなく、笑い所も多々あって、トム・クルーズはエン>>続きを読む

バタリアン(1985年製作の映画)

3.7

ゾンビ特有の気味の悪さとコメディのバランスがしっかりとれている。個性が強すぎる登場人物やそれ以上にインパクトのあるゾンビたちなど、ゾンビ映画としての1つの方向性を確立させたと言っても過言ではない出来の>>続きを読む

初体験/リッジモント・ハイ(1982年製作の映画)

3.0

出演俳優の初々しさにびっくり。金髪ロングのショーン・ペンはなんだか新鮮すぎて笑える。バイトに恋愛に明け暮れる、ザ80年代の青春っていう感じで、授業中にピザ頼んだり、自由奔放な学生生活を送りたかったなぁ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.7

ビルから飛び降りるシーンが1番の見所。他にも終盤のヘリコプターを使ってのチェイスなどアクションは迫力があった。しかし、プルトニウムを奪われてしまう場面からストーリーにツッコミ所があったり、キャラクター>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

2.5

主人公と主人公のアニキの関係性を描いたパートこそ良かったが、それ以外の音楽や恋愛、バンド仲間との関係性における部分の描き方が不十分に終わってしまったり、無理矢理キレイな感じにさせようとしているのが残念>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

イーサンが飛行機にしがみつく掴みからオッケー。超難関のセキュリティーに侵入する為に3分間も潜水したり、バイクアクションもあったりと見所とピンチも盛りだくさんな内容に満足。イーサンにも見劣りしないアクシ>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

2.5

湿地帯で1人で生き抜いた主人公カイアの事件が発生するまでの生い立ちに焦点が向けれらているので、ミステリーを期待しすぎていた自分としては不発に終わってしまった。ストーリーも全体的に暗く、最後の最後までモ>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.5

予備知識が全くない状態でも楽しめた。クルエラ役にエマ・ストーンをもってきたのが全てで、悪のカリスマっぽさは感じられないものの、ファッションの面での良さが際立っていた。エマ・トンプソンの性格の悪いデザイ>>続きを読む

チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.7

前作と比べてホラーよりもコメディ色の方が強くはなっているが、チャッキーの執念は相変わらず健在で、要所で不気味な空気感も出ていて同様に楽しめる内容だった。不良だけど心根は優しいお姉さんカイルとの共闘も良>>続きを読む

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

2.2

5人姉妹でしかも全員年子というツッコミどころしかないご家庭のお話というのはよかったけれども、四女のラックス以外の姉妹の掘り下げが足りなく、どういう人物かよく分からないままストーリーが終わってしまったの>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

4.0

主人公のグロリアがやさぐれたおばさんで、子供は生意気だわで最初はイライラ要素が多いのだけれども、徐々に正義感に目覚めるグロリアがカッコよく見え始める。なんといっても、しっかりしたラストがあるから良い作>>続きを読む

エド・ウッド(1994年製作の映画)

2.2

女装姿も披露してしまうジョニー・デップの配役こそ合っていたが、盛り上がるような場面もなく、ストーリーにのめり込めず終わってしまったので、エド・ウッド監督やその作品に対する予備知識があった方が良い作品だ>>続きを読む

バーディ(1984年製作の映画)

2.2

主人公のバーディよりもニコラス・ケイジの方が実年齢が若いのがウケる。鳥好きのバーディがあまりにも変人すぎて共感できないし、壊れた心を取り戻す過程が丁寧に描かれていなかったり、オチが意外すぎてうん?とな>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

4.7

法廷シーンが面白いのはもちろんだが、お爺ちゃん弁護士のウィルフリッド卿と付き添いの口うるさい看護師のコミカルな掛け合いといいキャラ設定もしっかりしていて、シリアスとユーモアのバランスが絶妙。そして、ラ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.2

序盤からまさかの展開に加え、中盤のイーサンが宙吊りにされた状態での超厳重なセキリュティルームへの侵入、終盤の攻防戦までハラハラが止まらないスリリングな展開がたまらん。内容もごちゃごちゃしておらず、文句>>続きを読む

おかしな二人(1968年製作の映画)

3.5

ズボラな離婚歴ありの男の家に几帳面で料理もこなしてしまう離婚で傷心中の男が転がり混んだことがきっかけで起きる珍騒動が良い。性格が正反対の中年男同士の同居をテーマにしたコメディを60年代にやってのけてし>>続きを読む

マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

まだワイルドさがそれ程ないメル・ギブソンが凄い新鮮。敵の暴走族の吐き気を催す邪悪さや印象に残るシーンがいくつかあるものの、マックスに狂気が足りてなかったり、ストーリーの核である復讐劇のあっさり加減とい>>続きを読む

ダンシング・ヒーロー(1992年製作の映画)

4.0

社交ダンスがテーマの青春映画。型破りな自分のダンスを貫きたい主人公とダンス初心者のさえないヒロインの覚醒といい漫画みたいな王道ストーリーが良い。臆病であることが、人生を精一杯生きる為に1番邪魔なもので>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

4.0

目が覚めたら汚い浴室で鎖に繋がられていて、訳がわからないまま生き残りのゲームに参加させられてしまっているという奇想天外なつかみから引き込まれる。密室の外の事件も絡んでハラハラさせられ、続編シリーズがた>>続きを読む

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.5

アフガニスタンが舞台の火薬の量増し増し、大量の死人が出るアクション映画へとシリーズ3作品目で変貌を遂げた。ベトナム戦争の後遺症を引きずったあの悲哀に満ちたランボーは何処かへ行ってしまって、戦闘狂みたい>>続きを読む

フォーチュン・クッキー(2003年製作の映画)

4.2

母と娘が入れ替わる王道コメディ。お互いに職場や学校と別の生活を余儀なくされるチグハグ具合がたまらなくいい。真面目な母であったのに、娘が乗り移った途端、別人の様にはっちゃけまくるジェイミー・リー・カーテ>>続きを読む

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.7

5ツ星ホテルで働くというだけで大変なのに、視力が普通の人の5%しかない状態で様々な業務をやらなければならないという状況下に置かれた主人公の努力と周囲の人の優しさのハートフルな面だけでなく、お仕事物とし>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.7

嵐の中ヘリを手配しろ、出版前のハリー・ポッターの原稿を手に入れてこいとか無理難題をふっかけてくる編集長のメリル・ストリープにシンプルにイラつく。しかし、垢抜けないアン・ハサウェイが段々と美しくなって、>>続きを読む

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

4.0

トム・クルーズとプラット・ピット、この2大スターが永遠に若いヴィジュアルを保ち続けているヴァンパイアを演じているというこの設定だけで十分すぎる。いつものトムにはない役所やゴシックな世界観やホラーらしか>>続きを読む

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.7

派手さには欠けるものの、死んでしまった愛猫を曰く付きの墓地に埋めてしまったことをきっかけに起こる悲劇が恐怖よりも切なさを感じる。”愛する者の死との向き合い方"に焦点を置くスティーヴン・キングの発想が面>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.5

ショーン・ペンの演技ということを忘れてしまう程の7才児程度の知能しか持たない父親役の熱演に加え、娘のダコタ・ファニングの愛らしさもあって、力任せに感動にもっていこうとしているストーリーですらすんなり受>>続きを読む