Funazoさんの映画レビュー・感想・評価

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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.7

週末に強烈な性格の友達とさらにイかれた友達の両親と過ごしたくないが為についたしょうもない嘘から騒動になるつかみがよい。下ネタ強めのラブコメではあるが、芯の通った賢いヒロインではあるので、今のエマ・スト>>続きを読む

人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

4.0

若い頃に行った精子提供により、遺伝子上の子供が533人も存在していて、その内の142人から身元開示の裁判を起こされているという絶望的な状況から主人公の行動に変化が現れるのがユーモラスだった。
普通の人
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卒業(1967年製作の映画)

3.0

将来に漠然とした不安を抱えた優等生のベンジャミンが人妻のロビンソン夫人に誘惑され、関係を持ち、その後娘の方に気持ちがいくようになっていくという一連の流れなど全てがコントのようなストーリーなのにサイモン>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

3.5

本当に自閉症の人かと思えてしまうほど、ダスティン・ホフマンの演技が自然すぎて後から他の作品を観て演技力がハンパなかったことに気づかされてしまう。全体を通して感動するには至らないが、男前の若い利己的なト>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.0

この作品を楽しむ為には、ナタリー・ポートマンの演技に興味があることが大前提である。主役に抜擢されることは喜ばしいことである反面、難役を演じきれるかどうかの不安や重圧で異常をきたしていく主人公の精神の変>>続きを読む

酔拳2(1994年製作の映画)

2.5

後妻といえども、ジャッキー・チェンよりも母親役の人の見た目が明らかに若いのには違和感しかなかった。前作と比べるとジャッキーの円熟味を増したアクションが楽しめる一方で、ストーリーがイマイチ面白くない。修>>続きを読む

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.5

本格的に酔拳が出てくるのは後半以降ではあったが、酒を飲むと強くなるというユニークなアクションだけにとどまらず、師匠との修行で強くなるという設定、基礎を修得することの大切さ、ご飯をもりもり食べるシーンな>>続きを読む

お買いもの中毒な私!(2009年製作の映画)

3.7

自己破産寸前の重度の浪費家のダメ女なのに、勘違いからお門違いの経済誌の編集部で活躍してしまうという意外性が面白かった。主人公のように買い物依存性とまではいかなくても、物欲を発散させるために大量買いや高>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

4.2

娘の誕生日プレゼントに慎重に慎重を重ねてカラオケマシーンを選んだのに継父の馬一頭に大惨敗してしまう哀しい主人公のリーアム・ニーソンがまさかあんなにめちゃくちゃに強いなんて思いもしない笑。リーアム・ニー>>続きを読む

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

2.5

疎開先の屋敷のタンスが不思議な国へと繋がっていて、国の争いに4人の兄妹が巻き込まれるという設定は悪くなかったが、動物達が喋れる以外は他のシリーズ物のファンタジー映画と比べても弱く、140分とは思えない>>続きを読む

理想の女(ひと)(2004年製作の映画)

3.0

新妻の初々しさのあるスカーレット・ヨハンソンとゴシップネタに尽きない中年美女のヘレン・ハントの組み合わせ、セレブが優雅にイタリアのアマルフィでバカンスに興じたり、セレブならではの会話などは良かったが、>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

怖い役のイメージが強い國村隼の中でも強烈すぎる役だった。村で立て続けに起こる殺人事件を軸としたサスペンススリラーだけではなく、色々なホラーの要素がミックスされていて、練られたストーリーだった。終盤が難>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

2.5

最恐のヴィランであるマレフィセントを演じる悪いアンジーが観れると思っていただけに拍子抜けしてしまった。本来のマレフィセントというキャラクターの魅力を台無しにしてしまっている。ただファンタジーをやってい>>続きを読む

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.5

エイリアンが攻撃してくるまで長く感じたが、軍人以外の人の見せ場があったたりとアメリカVSエイリアンをハリウッドらしいエンタメテイストで盛り上げてくれた。ジェフ・ゴールドプラムは変わり者のインテリ役がぴ>>続きを読む

スミス都へ行く(1939年製作の映画)

2.5

ボーイスカウトの青年リーダーが死んだ上院議員の代わりに政界に進出するという突拍子のない設定や妨害工作の為なら子供が乗る車にもトラックを突っ込ませるというエグさもあったが、前半、中盤が冗長であった為、ラ>>続きを読む

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.5

タイムリープできても、突然自分の意思とは関係なく時間も場所も分からないうえに服を着ていない状態で飛ばされるのはキツすぎる。ヒロインのレイチェル・マクアダムスや後半の展開もあり、ラブストーリーとして楽し>>続きを読む

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.2

ラジオで妻を亡くした心情を切々と告白した男に運命を感じ、婚約者がいながら恋に落ちるという有り得ないストーリーにも関わらず、主人公と息子とのやりとりやデート相手の変な笑い方などコミカルなシーンが面白く、>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.2

銀行強盗を繰り返す犯罪者カップルなのに、ウォーレン・ベイティ、フェイ・ダナウェイが演じることによって憧れてしまうようなカッコ良さが醸し出されている。車に詳しい頭の悪い男やクライドの兄とその妻といった強>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.7

なんと言っても、アラン・ドロンがカッコ良すぎる。60年以上前の作品と思えない程の出で立ちに加え、スーツが半端なく似合っている。イタリアのロケ地も良い上に、ラスト5分の展開は名作と言われる所以だと思わせ>>続きを読む

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.0

使用楽曲のセンスの良さが際立っている。一度は耳にしたことがある有名な曲にショービジネスの煌びやかな世界がマッチしてる。ごちゃごちゃしている感じが癖になる。主演のニコール・キッドマンもハマっていた。ミュ>>続きを読む

フラッシュバック(1990年製作の映画)

2.2

若手FBI捜査官のキーファ・サザーランドが反体制運動のリーダーであるデニス・ホッパーを護送中に起こるドタバタ珍道中を描いたコメディを期待していたが、イージー・ライダーが好きな人とか、ピッピー文化を理解>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.5

若い頃のインディをリヴァー・フェニックスが演じているのには驚いた。10分ぐらいしかない出番だったのが惜しかった。インディの父役のショーン・コネリーとの掛け合いが今作では1番面白かった。特に回転する暖炉>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.5

上海のナイトクラブでのギャングとの攻防戦から飛行機がインドに墜落するまでの序盤のテンポが良かった。トロッコアクションの迫力や宮殿で振る舞われたゲテモノ料理を食べるシーンなど、前作以上にインパクトのある>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

無数の罠が仕掛けられている黄金の像がある洞窟にインディが手こずるつかみがいい。1作目ということもありアクション自体は平凡に思えた。その分、お馴染みのテーマ曲が補っている。考古学に対するロマンを感じさせ>>続きを読む

ホット・チック(2002年製作の映画)

4.0

女子高生とおっさんが入れ替わる王道コメディ。どっからどう見てもおっさんなのに、振り切った演技で女子高生になりきるロブ・シュナイダーが見事。黒人と韓国人のハーフの友達の韓国人母のはっちゃけ具合が印象に残>>続きを読む

フェノミナ(1985年製作の映画)

4.2

美少女×昆虫×得体の知れない連続殺人鬼+チンパンジーに劇中で流れるヘヴィメタルや蛆虫のグロさがおかしいくらいにダリオ・アルジェントならではのホラーサスペンスと良い化学反応が起きている。この時の主演のジ>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.5

タイムループ物の傑作。ビル・マーレー演じる傲慢で自己中心的な人気気象予報士の主人公が田舎の退屈なお祭が行われる2月2日のループから抜けだせなくなる奇妙さと主人公がループから抜け出せないと気づいた後の行>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

2.2

精神を病んだ女性患者が1人島から消えた事件の捜査からはじまり、主人公と因縁のある人物が施設にいるという情報だったり、時折表れる幻覚など、色々な奇怪なシーンを織り交ぜてミステリアスな雰囲気を高めさせてい>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイなどのキャストが豪華でオーシャンズチームの構成もムダがなかった。しかし、肝心の犯罪計画が実行されている時にハラハラさせられるようなことはなか>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

純新無垢で高貴な王女様のアン役のオードリー・ヘプバーンの魅力が爆発している。ローマの街並み、身分違いの恋愛、ファンタジーに近いラブコメながらも王女様の精神的な成長といった現実味も話を面白くさせている。>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

2.5

黒人の主人公が白人の彼女の実家のパーティに招待されて、徐々に違和感を覚え、恐怖に変わってくる前半こそよかったが、後半以降、息切れした感じが否めない。前半でじわじわと精神的に疲弊するような恐怖を貯めに貯>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.0

有名なろくろのシーンがかなり序盤なのと結構サスペンスな内容には驚く。ウーピー・ゴールドバーグ演じるインチキ霊媒師の存在が大筋の純愛ラブストーリーにコメディのエッセンスが入って、より話を面白くさせ主題歌>>続きを読む

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.5

性同一障害に苦しむ女性の生き方を描いたストーリー。実在の人物がモデルであることや、主演のヒラリー・スワンクの熱演もあって、トランスジェンダーが存在することでもたらす当時の周囲の反応がリアルかつ厳しく残>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

3.5

マット・ディモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトローといった出演者が揃っているのがいい。中でも、一見まともそうに見えても裏ではとんでもないことを積み重ねていく主人公役のマット・ディモンがハマってい>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.7

地球を飛び出て2000年後、不時着した先が知能の発達した猿が支配している惑星というシンプルかつ分かりやすいインパクトのある恐怖しかないストーリーが凄い。奴隷として扱われたり、猿の為の方式にのっとった裁>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.0

主演の看守役のトム・ハンクスに加えて、不思議な力を持つ心優しい巨漢の黒人死刑囚、州知事夫人の甥というコネをいいことにやりたい放題の看守など強烈な登場人物のおかげでシリアスなストーリーでもファンタジー要>>続きを読む