Funazoさんの映画レビュー・感想・評価

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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.7

12人のおっさん達がトイレが併設された蒸し暑い狭い部屋で1人の少年が有罪か無罪かの議論をするというだけなのに、議論が白熱するにつれて、こうも面白くなるとは驚き。その場に居合わせたくないレベルのめんどく>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

工場長のジョニー・デップと従業員のウンパ・ルンパの強烈な見た目とキャラクター、ティム・バートンならではのファンタジー全開のチョコレート工場の驚くような設定や映像美に浸れて、チャーリーの家族愛も相まって>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.7

気品溢れる英国紳士の立ち振る舞いや台詞回しやスーツのカッコ良さ、目を見張るアクション、プーだった主人公の試練を乗り越え成長していく姿など、スパイ映画として完成度の高い作品である一方で、終盤になって茶化>>続きを読む

ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.7

実験中のまさかのアクシデントにより、徐々に身体に異変を感じ、変化していく過程が強烈なインパクトと身の毛もよだつような恐怖を与えてくれること間違いなし。アクの強い見た目のジェフ・ゴールドプラムを主人公に>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

程よい脱力感と主人公の奇抜なファッション、個性が強い独特のキャラクターが癖になる。主人公のイーニドの拗らせ具合や熱中できるものや本当の居場所がなくモヤモヤしている感じがTHE10代で嫌いになれない。疲>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.7

14年前に自分を敗訴に追い込んだ弁護士に復讐する為に、ありとあらゆる手段で弁護士一家を追い込んでくる、ムキムキのゴリゴリにタトゥーが入ったアウトローなデ・ニーロが怖すぎ。読み書きも出来ない奴が法律まで>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

2.5

寡黙で孤独な男が少女を救うというよくある設定のアクション映画。主役の長髪、短髪のウォンビンの見た目に華があるから成り立っている。キャラクターに意外性が全くなく、シリアス一辺倒すぎなので、もう少し捻りが>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.5

シュールなブラックコメディ。"何、このレストラン?"みたいな感じで、ちょこちょこ笑えるシーンがある。メニューも予想以上に癖が強い。シュールさが際立つ分、訳が分からない。説明が足らなすぎ。結局、肩肘張っ>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

肉屋がヴィーガンの肉を謎の”イラン豚”として販売したら、飛ぶように売れるという設定が最高。ヴィーガンの肉を調達する為に、番組で紹介されるシリアルキラーの行動パターンを参考にしたり、肉屋の娘なのにヴィー>>続きを読む

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.0

キアヌ・リーヴスが正統派イケメンの医者役で、しかも脇役をやっていたのがなんか新鮮だった。前半こそ突拍子もないことが続いて、ラブコメ的な面白さがあったものの、ジャック・ニコルソンをはじめとしたキャストの>>続きを読む

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.0

ロッキーの様なボクシング映画ではなく、ボクサーだった男の半生を描いた作品という認識で観賞しないと痛い目にあう。鍛え上げられたボクサーの体と引退後のみっともない肥満体をデニーロが見せてくれる点のみが見所>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.0

ドラマの出演者だったチンパンジーが撮影中に暴れるインパクトが強すぎて、本編であるはずのUFOなど未知なる物に対する怖さなどは一切感じれず、最後まで意味不明だった。ホラーを期待していたのでかなり裏切られ>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.5

前作謎だった人物の過去編ということもあり、人物像にフォーカスしていて格段に怖くなっているのには驚かされた。主演のミア・ゴスの情緒不安定な女の表情や突発的な怒りの演技はこれ以上ないくらいの名演だった。敬>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.0

前半は自主映画作成の話がメインで後半からようやくホラー映画らしいエンジンがかるスロースターターな映画。舞台がテキサス、若い男女グループ、不気味な家に住むヤバい住人といった”悪魔のいけにえ”を連想させる>>続きを読む

バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!(2012年製作の映画)

2.5

下品なネタが多いこの手のコメディという感じで後半につれて徐々に失速していくのも同じ。レベル・ウィルソンの使い方も下手くそであまり出番がなかったのももったいない。アメリカでは結婚前夜はコカインでキメるの>>続きを読む

悪魔のような女(1955年製作の映画)

3.7

寄宿学校の校長を妻と愛人が共謀して殺そうとするという話。愛人との関係が公然となっていて、更には校長、妻、愛人が同じ職場なのがぶっ飛びすぎていて前半はなかなか入り込めなかった。しかし、中盤以降はサスペン>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

2.0

頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれている、車に対して異常な執着心を抱いているといった主人公の珍しい設定が活かしきれてない。
チタンプレートが埋め込まれてからいきなり20年以上経過したシーンになるのも不
>>続きを読む

13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

4.2

中身が13歳のまま30歳の大人になるというまさに女性versionのトム・ハンクス主演作の”ビッグ”。見た目と中身のギャップが面白いラブコメでもあるし、性別問わず付き合う友達は選んだ方が良いという教訓>>続きを読む

キューティ・バニー(2008年製作の映画)

2.5

悪くはないけど、キャラクター、ストーリーの設定や展開、コメディ要素など、どれをとっても物足りなさを感じてしまうぐらいの作品。勉強ばかりのお堅い女学生から変貌した主演やる前のエマ・ストーンが観れたのは良>>続きを読む

俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

4.0

冬の忙しい時期に頭空っぽにして観るのにドンピシャな映画。性格やプレイスタイルが真逆の犬猿の仲のコンビが男子ペアで金メダルを目指すというバカバカしいながらも奇抜な設定とフィギュアスケートを活かしたギャグ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.0

バービー役のマーゴット・ロビーよりもケン役のアホ丸出しのライアン・ゴズリングが良かった。前半は1番盛り上がった中盤のハプニングの前振りにすぎなかった。しかし、そこがピークで後半以降、無理矢理メッセージ>>続きを読む

普通の人々(1980年製作の映画)

2.2

何かしら皆問題を抱えながら生きているという意味では“普通の人々”というタイトルもしっくりくるが、冷淡かつ協調性ゼロの母親の気持ちは共感出来なかった。暗いストーリーが淡々と流れる重い空気にも耐えられなか>>続きを読む

ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

4.0

タイムスリップしてきた19世紀の英国貴族とキャリアウーマンのラブストーリー。ラブコメの女王であるメグ・ライアンと徹底的に紳士であり続け、現代の生活のギャップに苦戦するヒュー・ジャックマンとの相性も良く>>続きを読む

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.5

ストーリーは明るくて見やすく、何よりもかつてはセックスシンボルでもあったあのトラヴォルタが巨体のお母さんを特殊メイクで演じているというのが笑える。お父さん役のクリストファー・ウォーケンとの掛け合いもよ>>続きを読む

ジャック(1996年製作の映画)

4.5

コッポラ監督が撮ったのが意外すぎるほどハートフルな作品。序盤から琴線に触れる展開が続いて、最後まで感動した。こういうのに自分弱いなぁと思う。ロビン・ウィリアムズの子供にしか見えない純粋無垢か表情のつく>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.0

コメディとミュージカルがメインではあるが、それ以上に警察やらナチ党やらを敵に回して大暴れしたり、挙句の果てにパトカーとの激しいカーチェイスや銃撃戦やらとアクション映画よりもアクション映画だったのが意外>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

2.2

相変わらず分からん映画。登場人物の多さや場面が頻繁に切り替わるうえに後半の展開も相まって、集中して見ようと思えば思うほどごちゃごちゃ感といい難解に思えてしまう。でも、年月を置いて再び観賞チャレンジした>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.0

キャストが華やかではあるが、詐欺師が主題にも関わらず肝心のハラハラするような騙し合いが足りなく、意外とあっさり。タイトルのゴロが良いから11人なのか?と思ってしまうくらいに 11人もいらない、少数精鋭>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

5.0

ファンタジーラブロマンスの最高傑作。ジョニー・デップ演じるハサミ人間エドワードの純粋な性格や哀愁漂う表情、怒りにまかせて物に当たるなど人間以上に感情を見せる所に引き込まれる。エドワードの気持ちをヒロイ>>続きを読む

TAXi(1998年製作の映画)

4.2

スピード狂のタクシー運転手とドジを踏んでばかりの刑事の凸凹バディが織りなすギャグとカーアクションのテンポのハマり具合が気持ち良い。特に、24時間営業体制の韓国人タクシードライバーネタはウケた。ヒロイン>>続きを読む

マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.5

貴重な資源であるガソリンを巡って、モヒカン頭やら奇抜な格好のした暴走族が善良な市民相手にも容赦ない荒廃した世界観を確立させたのが凄い。ドッグフードをあんなにワイルドに食べることができるのは当時のメル・>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.7

悪魔崇拝のオカルト的な不気味感がハンパない怖さが味わえるだけでなく、お隣さんのお節介なウザい老夫婦の人間的な怖さとミア・ファローのファッションとインテリアといいお洒落も際立っている他に類を見ないホラー>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

自分の人生がTVでリアルタイムで放送され続けている男の周辺の狂気と男自身がまだ見ぬTVの外の世界に対する憧れを抱くハートフルな面が見事に両立している。世にも奇妙な物語みたいなストーリーも堪能できて、前>>続きを読む

13日の金曜日・完結編(1984年製作の映画)

3.7

ジェイソンが浮かれているティーンエイジャーを殺しまくるというストーリーの大筋は変わっていないが、今作から新たな要素としてトミー少年を投入したことによって、話に広がりができたうえに、印象に残るラストにな>>続きを読む

(1963年製作の映画)

3.7

一斉に襲いかかる鳥の怖さが存分に味わえるだけでなく、鳥類について詳しいおばさんなど登場人物のキャラにも個性が光り、単なるパニック映画にならないのは流石はヒッチコック。カラスに襲われた経験がある自分にと>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.0

戦闘が開始するまでは辛抱が必要ではあるが、ストーリー云々を度外視しても、退廃的な近未来都市に日本の看板が立ち並んだおかしな世界や屋台でのやり取り、レプリカントのヴィジュアルなど観ていて楽しい要素が散り>>続きを読む

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