Funazoさんの映画レビュー・感想・評価

Funazo

Funazo

映画(1374)
ドラマ(6)
アニメ(0)

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

現実と闘いながら必死で生にしがみつくことも、どうしようもない現実から逃れる為に死を選ぶことも人がどうこう言えるものではないし、自分で悩んで出した答えなら正解だと思えるような作品だった。
重いテーマを取
>>続きを読む

トゥームレイダー(2001年製作の映画)

2.5

様々なアクションをこなすアンジーがカッコいい作品なのは言うまでもないが、逆にそれ以外の要素、ストーリーとか掛け合いがイマイチだったのが残念。アンジー目的で観るぐらいしかない。ダニエル・クレイグが出てた>>続きを読む

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.7

相手のことを知らないままメールのやり取りを通じてお互いに好意を寄せていくが、実は商売敵同士という設定が上手い。トム・ハンクス、メグ・ライアンは鉄板だし、お互いのパートナーも癖がありすぎ。パートナーの理>>続きを読む

ハートブルー(1991年製作の映画)

3.7

FBI捜査官と銀行強盗犯の攻防という王道ストーリーにサーフィンという異色のエッセンスが加えられているが、クライムアクションと人間ドラマの両立がいい感じに成り立っていた。爽やかな新米捜査官のキアヌ・リー>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.7

荒唐無稽な話を面白可笑しく聴かせるホラ吹き父ちゃんなんだけど、行く先先で出会う人々が惹かれるのも納得な父ちゃんの根幹にある人間性から生み出すヒューマンドラマとティム・バートンがお得意のファンタジーがマ>>続きを読む

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.5

出世の為に上役の逢い引き用に部屋を提供するという今では有り得ないような設定ながらも、隣人に女を取っかえ引っ変えしている遊び人と勘違えされたり、様々なトラブルに見舞われる主人公といったラブコメのツボをし>>続きを読む

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

2.2

性別適合手術が失敗に終わった逆境に対しても歌の力で乗り越えていくという観た後に元気が湧くストーリーを期待していただけに、主人公の見た目以上に独特すぎる話やイツハク、トミーとの関係性など理解出来ない部分>>続きを読む

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

2.2

初見では難解なカオスな作風に加えてヤバめの人がゴロゴロ出ている印象が強いデヴィッド・リンチ監督の中では箸休め的な作品。350マイル離れた先にいる兄に会う為に時速8キロの芝刈り機に乗って旅する話だけに、>>続きを読む

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.5

ハリソン・フォードが大統領役というのはカッコ良いうえに強すぎて違和感しかないが、ロシア人テロリストのリーダー役にゲイリー・オールドマンを配役したのは大正解。冷静を装っていても時々、癇癪を起こしたりする>>続きを読む

ブレイブハート(1995年製作の映画)

2.5

戦闘シーンが血生臭くて、迫力があり、痛みを伴いながらスコットランド独立へ向かっていく主人公の熱さは伝わった。しかし、177分は長く感じ、特に前半がしんどかった。良くも悪くも、メル・ギブソンの色が強すぎ>>続きを読む

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

4.2

選りすぐりのバカ共を呼んで、こっそりバカ共をバカにするという晩餐会を楽しんでいた主人公が最強のバカに翻弄され、事態がどんどん悪い方向へと進んでいくストーリーが滑稽すぎてテンポ良く笑えるうえにフランス流>>続きを読む

アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

3.5

移動手段がラクダや馬といううえに、灼熱の太陽が照りつける、いかなる人間も無力化してしまう砂漠の広大さと特別な存在のようだったロレンスも普通の人間と何ら変わりなく苦悩や葛藤を抱きながら奮闘していく姿に厳>>続きを読む

ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

4.0

育った環境が違う双子を一人二役で演じてしまうリンジー・ローハンの天才子役っぷりが凄い。両親を再び結び合わせよう奮闘する双子と、執事や乳母などの周りの良き理解者たちの協力など王道的ハートフルなコメディで>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

本編である40年前の孫娘ハリエット失踪事件の謎へ迫るミステリーよりもルーニー・マーラー演じるリズベットがパンク系のビジュアルで大胆な行動に出ることが多いのに内面がピュアすきる女の子というギャップが魅力>>続きを読む

スパルタンX(1984年製作の映画)

3.0

スペインが舞台でお金がかかっていることがはっきり分かり、新鮮味も感じるが、別に今まで通り中国が舞台でも良かったと思うレベルのストーリーだったのが残念。香港アクション界の三銃士が揃うとコメディ感が強まり>>続きを読む

ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)

2.2

ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマンとキャストが豪華な割には前半がしんどいくらいつまらなかった。後半こそ展開があるが、前半をカバーできる程には至らなかった。タイトル的にオシャレアクションかと思いき>>続きを読む

クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)

3.7

全従業員のボーナスと雇用を守る為に、クリスマスに乱痴気パーティを催してしまうアメリカらしい下品ネタも盛り盛りのコメディで面白かった。様々な宗教に配慮したクリスマスのセーターを着ている人事部のおばさんが>>続きを読む

ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.0

ロボコップ2号機製作を殉職した警官ではなく、筋金入りの犯罪者をベースにしてしまったり、子供たちですら強盗に手を染めるディストピアなメチャメチャな世界観こそ良かったが、ロボコップ2号機のデザインのダサさ>>続きを読む

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.5

おひとりさまを満喫している下品なトーク連発のレベル・ウィルソンがスパイスになっていて見やすくはなってはいるが、主人公の姉の相手以外の男性陣が変な奴ばっかりで魅力がないし、どうにかしてタイトル通りのスト>>続きを読む

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.5

ヒロインのグウィネス・パルトローの美しさや脇を固める名優たち、身分の違う恋、どう見てもバレバレの男装をして劇団に潜り込むヒロインといったラブコメとして分かりやすい展開のストーリーではある為、16世紀末>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.0

アルカトラズ島に潜入する任務を成功に導く為にアルカトラズ唯一の脱獄者である囚人の手を借りる展開が良い。その囚人役がショーン・コネリーで初代ジェームズ・ボンドの設定を踏襲されているのが面白かった。
クー
>>続きを読む

フットルース(1984年製作の映画)

3.7

この頃のケヴィン・ベーコンはTHE主人公にふさわしい若さと爽やかさがあって、後に多数の悪役をこなすことになるとは到底思えない。ダンスだけでなく、ありとあらゆる娯楽が禁止にされている閉鎖的な田舎町を自分>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

この作品を観て感動できてもできなくても、学があるとどんな場所でも身を助けてくれたり、嫌で抜け出したいような所でも長く居すぎたら離れることが恐怖に変わることなど、人生の教訓が至るシーンに散らばっているの>>続きを読む

小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.7

週末に強烈な性格の友達とさらにイかれた友達の両親と過ごしたくないが為についたしょうもない嘘から騒動になるつかみがよい。下ネタ強めのラブコメではあるが、芯の通った賢いヒロインではあるので、今のエマ・スト>>続きを読む

人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

4.0

若い頃に行った精子提供により、遺伝子上の子供が533人も存在していて、その内の142人から身元開示の裁判を起こされているという絶望的な状況から主人公の行動に変化が現れるのがユーモラスだった。
普通の人
>>続きを読む

卒業(1967年製作の映画)

3.0

将来に漠然とした不安を抱えた優等生のベンジャミンが人妻のロビンソン夫人に誘惑され、関係を持ち、その後娘の方に気持ちがいくようになっていくという一連の流れなど全てがコントのようなストーリーなのにサイモン>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

3.5

本当に自閉症の人かと思えてしまうほど、ダスティン・ホフマンの演技が自然すぎて後から他の作品を観て演技力がハンパなかったことに気づかされてしまう。全体を通して感動するには至らないが、男前の若い利己的なト>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.0

この作品を楽しむ為には、ナタリー・ポートマンの演技に興味があることが大前提である。主役に抜擢されることは喜ばしいことである反面、難役を演じきれるかどうかの不安や重圧で異常をきたしていく主人公の精神の変>>続きを読む

酔拳2(1994年製作の映画)

2.5

後妻といえども、ジャッキー・チェンよりも母親役の人の見た目が明らかに若いのには違和感しかなかった。前作と比べるとジャッキーの円熟味を増したアクションが楽しめる一方で、ストーリーがイマイチ面白くない。修>>続きを読む

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.5

本格的に酔拳が出てくるのは後半以降ではあったが、酒を飲むと強くなるというユニークなアクションだけにとどまらず、師匠との修行で強くなるという設定、基礎を修得することの大切さ、ご飯をもりもり食べるシーンな>>続きを読む

お買いもの中毒な私!(2009年製作の映画)

3.7

自己破産寸前の重度の浪費家のダメ女なのに、勘違いからお門違いの経済誌の編集部で活躍してしまうという意外性が面白かった。主人公のように買い物依存性とまではいかなくても、物欲を発散させるために大量買いや高>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

4.2

娘の誕生日プレゼントに慎重に慎重を重ねてカラオケマシーンを選んだのに継父の馬一頭に大惨敗してしまう哀しい主人公のリーアム・ニーソンがまさかあんなにめちゃくちゃに強いなんて思いもしない笑。リーアム・ニー>>続きを読む

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

2.5

疎開先の屋敷のタンスが不思議な国へと繋がっていて、国の争いに4人の兄妹が巻き込まれるという設定は悪くなかったが、動物達が喋れる以外は他のシリーズ物のファンタジー映画と比べても弱く、140分とは思えない>>続きを読む

理想の女(ひと)(2004年製作の映画)

3.0

新妻の初々しさのあるスカーレット・ヨハンソンとゴシップネタに尽きない中年美女のヘレン・ハントの組み合わせ、セレブが優雅にイタリアのアマルフィでバカンスに興じたり、セレブならではの会話などは良かったが、>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

怖い役のイメージが強い國村隼の中でも強烈すぎる役だった。村で立て続けに起こる殺人事件を軸としたサスペンススリラーだけではなく、色々なホラーの要素がミックスされていて、練られたストーリーだった。終盤が難>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

2.5

最恐のヴィランであるマレフィセントを演じる悪いアンジーが観れると思っていただけに拍子抜けしてしまった。本来のマレフィセントというキャラクターの魅力を台無しにしてしまっている。ただファンタジーをやってい>>続きを読む