Funazoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Funazo

Funazo

映画(1366)
ドラマ(6)
アニメ(0)

デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.7

アメリカ大陸横断レースをするカーアクション。タイトル通り、普通のレースではない。轢き殺した人間に応じて点数の配分が変わり、75歳以上の高齢者を轢き殺した時が最も高得点で、病院が安楽死デーと題してレース>>続きを読む

欲望という名の電車(1951年製作の映画)

2.2

常にキレまくっている若かりし頃のマーロン・ブランドがカッコいい。ヴィヴィアン・リー、マーロン・ブランドのどちらかの出演作を最低限見ていないとキツいと思う。主人公のブランチの台詞全般が痛々しすぎる。物語>>続きを読む

カプリコン・1(1977年製作の映画)

3.7

火星へ向かう宇宙船の打ち上げのカウントダウンが開始された矢先に全員にまさかの"降りろ"との指令が下される出だしのハプニングのつかみが良い。ここから、3人の宇宙飛行士に課される任務が衝撃的で引き込まれた>>続きを読む

エバー・アフター(1998年製作の映画)

2.2

ファンタジー要素皆無のシンデレラ。ヒロインのドリュー・バリモアが好きでない人だったらあまり観る必要が感じられない意外性がない従来のシンデレラのストーリーだった。王子も魅力がなく、パッパラパーにしかみえ>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

2.2

スピルバーグ監督で比較的見やすいのかと思いきや、ホロコーストを題材にしているだけあって、悲惨な場面が多く精神的にこたえる。善悪がはっきりと描かれているのでストーリー的に分かりやすいけど、 3時間超えは>>続きを読む

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.0

学校をサボって親友や彼女とシカゴの街で遊ぶ1日を描いたコメディ。フェリスのことが嫌いな妹、気弱な親友、どうにか留年させたい校長などフェリスに振り回される周りの人物も丁寧に描かれている。フェリスみたいに>>続きを読む

ニキータ(1990年製作の映画)

3.5

警官殺しの不良娘ニキータが殺し屋になって、任務と愛する男と葛藤する日々をメインに描かれている。一方で、厳しい訓練を得て殺し屋になるまでの過程がおざなりだったり、ニキータ自体が殺し屋として未熟で、情緒に>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

30年間も半昏睡状態のレナードが目覚めるまでの前半も良いが、目覚めてからの後半の展開が凄すぎて、想像していた以上に大きく感動してしまった。医師のロビン・ウィリアムズ、患者のロバート・デ・ニーロのコンビ>>続きを読む

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

2.5

ダミアン誕生前の話。舞台がローマの協会ということもあって、宗教的な恐怖を主としたホラーで、あまりにも日常生活に馴染みがなさすぎて、オーメン(1976)とオーメン2/ダミアン(1978)が好きな人からす>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

失踪した妻を懸命に捜索する夫、そしてその夫に向けられる世間や警察の疑惑の目、、、だけでは決して終わらないストーリーが、出だしこそ辛抱が必要ではあるが、徐々に失踪事件前の夫婦の関係や予期せぬトラブルが発>>続きを読む

ベルベット・ゴールドマイン(1998年製作の映画)

2.2

ユアン・マクレガー、クリスチャン・ベイルが出演しているので気になってはいたが、当時のグラムロックの知識ゼロの状態で観たせいもあってか全くといっていいほどハマらなかった。エンディングで流れるMake M>>続きを読む

女はみんな生きている(2001年製作の映画)

3.5

本編のサスペンスがフランスならではの移民の話を盛り込んでいたり、男尊女卑の根深さなど思っている以上に社会問題を取り扱っている為あまりハマりはしなかった。
しかし、妻を同居している家政婦ぐらいにしか思っ
>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.0

ヤク中でダメダメな青年ブレンダンが、子供が産まれたことをきっかけに森林消防団への入隊を経て、男として成長していく部分や火をもって火を制す、森林消火という普段知ることのない特殊な仕事を知れたのは良かった>>続きを読む

スタスキー&ハッチ(2004年製作の映画)

3.0

ベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンのズーランダーコンビ。TVドラマのリメイク版やバディものということもあって、ズーランダーよりもぶっ飛んだ面白い設定もなければ、笑えるシーンも期待しているほどなか>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.7

12人のおっさん達がトイレが併設された蒸し暑い狭い部屋で1人の少年が有罪か無罪かの議論をするというだけなのに、議論が白熱するにつれて、こうも面白くなるとは驚き。その場に居合わせたくないレベルのめんどく>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

工場長のジョニー・デップと従業員のウンパ・ルンパの強烈な見た目とキャラクター、ティム・バートンならではのファンタジー全開のチョコレート工場の驚くような設定や映像美に浸れて、チャーリーの家族愛も相まって>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.7

気品溢れる英国紳士の立ち振る舞いや台詞回しやスーツのカッコ良さ、目を見張るアクション、プーだった主人公の試練を乗り越え成長していく姿など、スパイ映画として完成度の高い作品である一方で、終盤になって茶化>>続きを読む

ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.7

実験中のまさかのアクシデントにより、徐々に身体に異変を感じ、変化していく過程が強烈なインパクトと身の毛もよだつような恐怖を与えてくれること間違いなし。アクの強い見た目のジェフ・ゴールドプラムを主人公に>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

程よい脱力感と主人公の奇抜なファッション、個性が強い独特のキャラクターが癖になる。主人公のイーニドの拗らせ具合や熱中できるものや本当の居場所がなくモヤモヤしている感じがTHE10代で嫌いになれない。疲>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.7

14年前に自分を敗訴に追い込んだ弁護士に復讐する為に、ありとあらゆる手段で弁護士一家を追い込んでくる、ムキムキのゴリゴリにタトゥーが入ったアウトローなデ・ニーロが怖すぎ。読み書きも出来ない奴が法律まで>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

2.5

寡黙で孤独な男が少女を救うというよくある設定のアクション映画。主役の長髪、短髪のウォンビンの見た目に華があるから成り立っている。キャラクターに意外性が全くなく、シリアス一辺倒すぎなので、もう少し捻りが>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.5

シュールなブラックコメディ。"何、このレストラン?"みたいな感じで、ちょこちょこ笑えるシーンがある。メニューも予想以上に癖が強い。シュールさが際立つ分、訳が分からない。説明が足らなすぎ。結局、肩肘張っ>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

肉屋がヴィーガンの肉を謎の”イラン豚”として販売したら、飛ぶように売れるという設定が最高。ヴィーガンの肉を調達する為に、番組で紹介されるシリアルキラーの行動パターンを参考にしたり、肉屋の娘なのにヴィー>>続きを読む

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.0

キアヌ・リーヴスが正統派イケメンの医者役で、しかも脇役をやっていたのがなんか新鮮だった。前半こそ突拍子もないことが続いて、ラブコメ的な面白さがあったものの、ジャック・ニコルソンをはじめとしたキャストの>>続きを読む

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.0

ロッキーの様なボクシング映画ではなく、ボクサーだった男の半生を描いた作品という認識で観賞しないと痛い目にあう。鍛え上げられたボクサーの体と引退後のみっともない肥満体をデニーロが見せてくれる点のみが見所>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.0

ドラマの出演者だったチンパンジーが撮影中に暴れるインパクトが強すぎて、本編であるはずのUFOなど未知なる物に対する怖さなどは一切感じれず、最後まで意味不明だった。ホラーを期待していたのでかなり裏切られ>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.5

前作謎だった人物の過去編ということもあり、人物像にフォーカスしていて格段に怖くなっているのには驚かされた。主演のミア・ゴスの情緒不安定な女の表情や突発的な怒りの演技はこれ以上ないくらいの名演だった。敬>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.0

前半は自主映画作成の話がメインで後半からようやくホラー映画らしいエンジンがかるスロースターターな映画。舞台がテキサス、若い男女グループ、不気味な家に住むヤバい住人といった”悪魔のいけにえ”を連想させる>>続きを読む

バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!(2012年製作の映画)

2.5

下品なネタが多いこの手のコメディという感じで後半につれて徐々に失速していくのも同じ。レベル・ウィルソンの使い方も下手くそであまり出番がなかったのももったいない。アメリカでは結婚前夜はコカインでキメるの>>続きを読む

悪魔のような女(1955年製作の映画)

3.7

寄宿学校の校長を妻と愛人が共謀して殺そうとするという話。愛人との関係が公然となっていて、更には校長、妻、愛人が同じ職場なのがぶっ飛びすぎていて前半はなかなか入り込めなかった。しかし、中盤以降はサスペン>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

2.0

頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれている、車に対して異常な執着心を抱いているといった主人公の珍しい設定が活かしきれてない。
チタンプレートが埋め込まれてからいきなり20年以上経過したシーンになるのも不
>>続きを読む

13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

4.2

中身が13歳のまま30歳の大人になるというまさに女性versionのトム・ハンクス主演作の”ビッグ”。見た目と中身のギャップが面白いラブコメでもあるし、性別問わず付き合う友達は選んだ方が良いという教訓>>続きを読む

キューティ・バニー(2008年製作の映画)

2.5

悪くはないけど、キャラクター、ストーリーの設定や展開、コメディ要素など、どれをとっても物足りなさを感じてしまうぐらいの作品。勉強ばかりのお堅い女学生から変貌した主演やる前のエマ・ストーンが観れたのは良>>続きを読む

俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

4.0

冬の忙しい時期に頭空っぽにして観るのにドンピシャな映画。性格やプレイスタイルが真逆の犬猿の仲のコンビが男子ペアで金メダルを目指すというバカバカしいながらも奇抜な設定とフィギュアスケートを活かしたギャグ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.0

バービー役のマーゴット・ロビーよりもケン役のアホ丸出しのライアン・ゴズリングが良かった。前半は1番盛り上がった中盤のハプニングの前振りにすぎなかった。しかし、そこがピークで後半以降、無理矢理メッセージ>>続きを読む

普通の人々(1980年製作の映画)

2.2

何かしら皆問題を抱えながら生きているという意味では“普通の人々”というタイトルもしっくりくるが、冷淡かつ協調性ゼロの母親の気持ちは共感出来なかった。暗いストーリーが淡々と流れる重い空気にも耐えられなか>>続きを読む