Funazoさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

ストーリーよりかはひたすら戦車がカッコいい映画。あんなにごっついのに思っていた以上に小回りが効くところが魅力的。戦争系の映画なのに悲壮感が漂っていない爽やかな感じで、気を張る必要がなく観れるのが良かっ>>続きを読む

別離(2011年製作の映画)

3.0

夫婦の離婚問題に焦点を当てた映画かと思いきや、離婚の決断後に起きたトラブルの方がメインだった。なかなかのヘビーな内容ではあるものの、普段目にすることはない、イランの宗教観や社会などを知れたのはよかった>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.5

一回見ただけでは分かりづらい変わったSFチックな難解なラブストーリーではあるが、ふざけないジム・キャリーや色々な派手な髪色になるクレメンタインの繊細かつ面倒くさいリアルな恋愛がどこか癖になる作品であっ>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.2

主人公の気高き戦士マキシマスの言動には心が突き動かされた。ホアキン・フェニックス演じるコモドゥス皇帝が姑息な悪役として完璧すぎて、役なのを忘れてしまうぐらいにムカついた。アクションも迫力があり、歴史物>>続きを読む

デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

2.2

展開に移るまで長く、テンポの悪さが否めなかった。シドニー・ルメット監督にしては期待外れ。自分が手掛けた新作がプロデューサーやらメディアであそこまで酷評されたら主人公のようにおかしくなるのも分からんでも>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.0

人間の嫌な部分の描き方が程よいユーモアを交えていて面白い。特に、ケヴィン・スペイシーのキモい中年オヤジっぷりに加え、自信がつき始めてからのイキり具合が良い。筋トレしている場面が印象的。ラストも見応えあ>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.0

妻に二重スパイの疑惑がかかるまでが退屈ではあるが、ヴィジュアルが良いブラッド・ピット、マリオン・コティヤールを主役にして大正解。後半からサスペンスも入り、ストーリーはまとまってはいたが、主役2人ありき>>続きを読む

ラフ・ナイト 史上最悪! ?の独身さよならパーティー(2016年製作の映画)

2.5

スカーレット・ヨハンソンにゾーイ・クラヴィッツが出演しているのに、コカインやったり、男のストリッパー呼んだりひたすら下品な映画だった。婚約者のパートはそこそこ面白かったが、メインの方のストーリーがいま>>続きを読む

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

2.5

びっくりするくらい主人公であるはずのバットマンの印象が薄い作品。ヴィジュアル面とネーミングではインパクトこそあるが、ジョーカーと比べると悪役としてはイマイチ。脈絡のないストーリーに加え、キャットウーマ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.7

2、3と比べると面白い。なんと言っても、ドバイのブルジュ・ハリーファ・ビルでの体を張ったシーンは見応えあった。今まで特に意識していなかったが、殺し屋役を演じていたレア・セドゥの良さに気づけた。ただ、ム>>続きを読む

ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)

2.2

名前だけは聞いたことがある、ヴァンダム出演映画は初めてであったが、想像していたよりも地味な映画だった。ヴァンダムのキャラやドルフ・ラングレンの悪役かハマっていただけにB級アクション映画から抜け出せなく>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

2.5

意外にもアクションが多めで、ゾンビ映画的な要素も含んでいるホラーだった。自分とそっくりのドッペルゲンガーが登場するという部分はアリだったが、サイコスリラーな恐怖を期待していただけに作品としてはいまひと>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.0

特徴のあるヴィジュアルをした主人公の表紙から想像していたよりも遥かに特殊性の強いストーリーやキャラクター、様々な設定に頭がこんがらがった。更にハードな描写や北欧の雰囲気といい珍味という感じがする作品だ>>続きを読む

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.5

ポルノ業界という特殊な題材ではあるが、70年代〜80年代のカルチャーの良さ、栄光と没落を個性のあるキャラやユーモアを交えながら描いたストーリーであったため、今まで観たポール・トーマス・アンダーソン監督>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

2.2

ホアキン・フェニックス版タクシー・ドライバーのような作品。タクシードライバーのトラヴィスみたいな頭のおかしい奴ではあるけど独特の中毒性みたいなものは一切感じられなかったし、ひたすら抑揚のない静かな映画>>続きを読む

アダム・サンドラーは ビリー・マジソン/一日一善(1995年製作の映画)

2.2

馬鹿な御曹司がホテルの社長を継ぐ為に小学校から高校までをやり直す話。とっかかり自体は悪くないのだが、主人公のビリーのキャラがイライラするレベルでキモい。ちょい役でもインパクトを残すブシェミが印象的。長>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

序盤はそれほどでも開始30分ぐらいから面白くなり、そこから急展開が続き、最後まで新感覚が止まらないジェームズ・ワン監督らしさ全開のホラー映画だった。R18+指定となっているが、グロさはそこまでではなか>>続きを読む

フレッシュ・デリ(2003年製作の映画)

3.0

マッツ・ミケルセン演じる性格に難有りで変な髪型の肉屋が気持ち悪すぎ。予想外のアクシデントで人肉を出したら好評だったというストーリーは面白かったのだが、後半失速してしまった。もっと、ブラックコメディ感が>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.5

おじさんと少女のただのほっこりロードムービーかと思いきや、隣同士の国でも宗教観などの観点において対立しあうインドとパキスタン関係をうまいこと利用した作品だった。ベタベタな展開ではあるが、なんだかんだラ>>続きを読む

殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990年製作の映画)

2.5

浮気性の夫をあれやこれやの手段で殺そうとするのだが、途中でだれてしまった。ピザ屋のバイトやっていてもリヴァー・フェニックスはカッコいい。それに引き換え、変な髪型で麻薬中毒者のキアヌ・リーヴス、なんちゅ>>続きを読む

嗤う分身(2013年製作の映画)

2.0

ある日突然主人公と瓜二つではあるが、性格が対照的な男が入社するという設定はなかなか良かったものの、世にも奇妙な物語の良作のようにコメディとサスペンスの部分でメリハリをつけたストーリー展開ではなかったの>>続きを読む

ザ・マスター(2012年製作の映画)

2.0

精神病んでいる帰還兵と新興宗教の教祖との関係性がよく分からなかったり、ストーリー自体特に面白いとは思わなかったが、難しい役どころをホアキン・フェニックスが狂気に近い相変わらずの演技力を見せつけてくれて>>続きを読む

SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)

2.5

見た目はそのままで、性格が別人になっているという奇妙なことが次々と発生する前半こそ面白そうではあったが、エイリアン系のSFホラー映画としては、恐怖を感じさせる場面に移るまでの時間が空きすぎのように感じ>>続きを読む

ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

2.2

メイン4人の出演者は良い。ジェイミーとダービー夫妻みたいにVHSにレコードとレトロなカルチャーに囲まれての生活は楽しそうであった。ストーリーの途中から期待していた感じとは違う方向に進んでしまったのが残>>続きを読む

復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

3.0

パク・チャヌク監督の復讐3部作の中でも1番どぎつい。ヤバさが想像とパワーのあるタイトルをも超えてきた。前半あれ?という感じから後半からラストにかけてがなかなかくるものがある。元気がある時に見たほうが良>>続きを読む

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.0

冒頭からケツバットされているディカプリオがウケる。バスケットをやっているシーンはほとんどなく、ほぼほぼドラッグばっか。ヤクに溺れた若いダメディカプリオを観たい人用の作品。さすがの演技力だった。不良仲間>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.0

宗教というタブーな内容をここまで面白おかしくできるユーモアのある素晴らしい作品だった。地球の文化を全く知らない宇宙人の主人公がとんでもない質問を投げかける度に”お前、PK(酔っぱらい)か?”と罵倒され>>続きを読む

ツインズ(1988年製作の映画)

3.7

遺伝子操作によって生まれた全く似ていない優秀な弟と駄目な兄のコメディ。シュワちゃんがあの図体でキモいほどピュアすぎる好青年なのがウケる。力技の設定が強すぎではあるが、THE80年代という感じの空気感が>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

2.2

Born to Be Wild をはじめとした劇中流れる曲は良いものが多かった。しかし、爽快な曲やハーレーにまたがる男のロードムービーをイメージしていただけに、当時のアメリカ社会を皮肉った暗めの映画な>>続きを読む

ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

3.5

インパクトはあるけどざっくりした死に方が目立った感じがする。犠牲者は会社関係者だらけではあるが、一緒に仕事したくないような変なヤツらが多すぎ。シリーズの中でも秀逸なラストは必見。なんだかんだいって好き>>続きを読む

ベスト・キッド(1984年製作の映画)

4.0

弱い主人公が不良グループ相手に空手でリベンジと王道少年漫画を地で行くストーリーで、一見変わっているようにみえる修行シーンはドラゴンボールの亀仙人との修行みたいな感じで特に面白かった。師匠のミヤギさん良>>続きを読む

ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

4.0

ジュリア・ロバーツがお互いに独身だったら結婚すると約束していた男とキャメロン・ディアスの結婚を阻止しようする奔走する話。女性キャストのおかげで多少の強引なストーリー展開やキャラクターのウザさも軽減され>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.5

ジャケットからは想像できない、スペインの過酷な時代を生き抜く少女の辛い現実と見た目が独特すぎるキャラクターが成すファンタジーなストーリーや世界観が妙に癖になる。なんと言っても、第二の試練とラストが印象>>続きを読む

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

2.0

ショートコントを無理矢理くっつけたような映画だった。元ネタであるアーサー王伝説を全く知らなかったためかギャグが何一つ面白くなかった。なんとなく、同じく合わなかった山田孝之の勇者ヨシヒコっぽいなぁと思っ>>続きを読む

ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

3.0

グロテスクな死に様は顕在ではあるものの、舞台が馴染みのないサーキット場だったこともあり、前3作品と比べるとあらゆる点でパワーダウンした感じが否めなかった。主人公の下品な友人の死に方が自分だったら1番嫌>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

3.5

大人の恋愛サスペンス物。主人公の高所恐怖症になってしまったつかみから、サスペンス?と思わせといての後半以降の展開のしかたが面白いし、カメラワーク、音楽の使い方といい流石はヒッチコック監督と思わせてくれ>>続きを読む