Funazoさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

Funazo

Funazo

映画(1313)
ドラマ(5)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

エリザベスタウン(2005年製作の映画)

2.0

仕事もクビになり恋人に振られ、父を亡くした主人公から一切悲壮感が伝わってこないし、客室乗務員のヒロインと仲良くなるきっかけもオーランド・ブルームのようなイケメン以外だったら絶対有り得ないし、全体を通し>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.7

天下一武道会みたいのに出場してただ闘う話だと思っていたら、意外にスパイ映画みたいな要素もあって面白かった。ブルース・リーの現代でも余裕で通用するぐらい鍛え抜かれた身体から繰り出されるアクションは観たこ>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

GUCCIの知られざる歴史を丁寧に分かりやすく、レディー・ガガ演じるパトリツィアがGUCCI一族と出会う所から振り返ってくれるので、予備知識も一切なくてもとても楽しめる作品だった。ジャレッド・レト演じ>>続きを読む

エグゼクティブ・デシジョン(1996年製作の映画)

2.2

ジャケットから想像していたストーリーと大分違っていて戸惑った。ハイジャックを扱った作品の割りは期待していたよりもサスペンス、アクション共にあまり面白くなく、長く感じた。CA役のハル・ベリーが存在感があ>>続きを読む

ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

2.5

デヴィッド・ボウイとジェニファー・コネリーのメインキャストは良かったが、ストーリーが良くも悪くも子供向けのファンタジー映画という感じでこの2人を起用しているのなら毒っ気やパンチ強めの部分が多少欲しかっ>>続きを読む

ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)

3.7

強烈なヴィジュアルをした食人一家VS赤ちゃん含めた7人家族+犬2匹の戦いがスリルや映像の迫力に加え、ストーリーも意外性があって面白かった。舞台となる携帯の電波すら通じない砂漠のど真ん中というのも恐怖が>>続きを読む

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.0

15歳の少年と36歳の女性の大人なラブロマンスかと思いきや途中から一気にシリアスな展開になったのに驚いた。少年が成長して、レイフ・ファインズになってからのあらゆる行動が自己中心的でヒロインのハンナや自>>続きを読む

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

4.2

ベビーシッターとして雇った女がとんでもない女だったという作品。シンプルなストーリーながらもじわじわと狂気の片鱗が見えてくるのがサイコスリラーとして完成度が高かった。奥さんのグーパンチの威力の高さには笑>>続きを読む

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)

2.2

度を超えた監視社会の恐ろしさを大分先取りした映画ではあったものの、国家という大きな枠組みを扱ったサスペンスというのがどうも自分には合わなかった。主演は別にウィル・スミスじゃなくてもよかったのではないか>>続きを読む

プライドと偏見(2005年製作の映画)

2.5

主役エリザベスの誰にでも物怖じせずに思ったことをはっきり言うキャラに好感がもてた。5人姉妹の母親と007の”M”役同様にジュディ・デンチにはイラっときた。ストーリー的にもう少し盛り上がる場面があった方>>続きを読む

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

2.2

ニコラス・ケイジの無理矢理すぎる天使役に今作の外科医のメグ・ライアンの役所といい、2人の良さが全く引き出せてなかった。天使のルールも変だし、ストーリーも想像していたよりも盛り上がる場面がほとんどなく期>>続きを読む

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.0

時代背景がピンとこなかったり、主人公がニューヨークで金持ちの女を相手にして大金を稼ごうと思うのはさすがに短絡すぎではと思うが、ジョン・ヴォイトとダスティン・ホフマンの奇妙な友情やダスティン・ホフマンの>>続きを読む

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

3.5

自転車レースに熱中するのも、イタリア被れの主人公と同じく進学や就職もしない仲間達とダラダラした日常も全て若さ故の青春という感じで良いなと思った。参加した自転車レースであんなことが起きたらトラウマになる>>続きを読む

12モンキーズ(1995年製作の映画)

5.0

ハイテンションのイかれた役をこなすブラッド・ピットの演技力の高さに腰を抜かす程驚いた。ブラピ史上1番ハマり役。ディストピアとタイムトラベルを絶妙に掛け合わせたサスペンス寄りのストーリーもたまらなく好き>>続きを読む

スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

3.7

知的障害者の主人公カールと少年フランクの心の交流のドラマも良いが、普段は穏やかな優しいカールの垣間見える狂気が怖い。特に最初の精神病院に収容されるまでの経緯を語るシーンの緊張感がエグい。フライドポテト>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

ギャング映画ならではの暴力的な刺激の強いシーンと個性的な脇役のキャラ、場所や時間を問わずきちんと料理を作ったりする人間味が感じられるようなシーンのバランス加減が秀逸。デニーロの存在感もさることながら怒>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

ヒューマンドラマの最高傑作。盲目の元軍人のアルパチーノが性格的にめんどくさい所もあるのだけれど、若いお嬢さんとタンゴを踊ったり、大人の渋い男のカッコよさがこれでもかという程できすぎている。あんな50代>>続きを読む

パパが遺した物語(2015年製作の映画)

2.2

ラッセル・クロウが登場している過去パートはともかく、アマンダ・セイフライドがメインの現代パートがつまらなすぎた。心に傷を負っているとは行動が理解不能。流石にこのストーリーでは感動に結びつけるのは無理が>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.0

韓国サスペンスの中でも傑作。ストーリー展開、異常すぎるまでの残酷さ、過激な描写の数々など全てが予想を遥かに超えてきた。特にチェ・ミンシク演じる殺人鬼は歴代の映画の中でもトップクラスの悪役だった。グロ耐>>続きを読む

ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

2.2

ゾンビが人間の女の子に恋をするという設定以上にそこから発展して面白くなることがなかった。喋ることができないゾンビの主人公の心の声のナレーションのシステムが気に入らなかった。悪い方の意味で従来のゾンビら>>続きを読む

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

2.2

ごちゃごちゃした表紙とは打って変わって大分暗めのストーリーだったのにはがっかりした。せっかく、オタッキーな心優しい強烈なヴィジュアルの主人公がいるのにもったいない。ラブコメに振り切った方が絶対良かった>>続きを読む

ディレクターズ・カット JFK/特別編集版(1991年製作の映画)

2.2

主演から脇役までキャスティングに一切の抜かりがなかったのはよかったが、いかんせん長過ぎる。ケネディ大統領暗殺事件自体が謎が多すぎる事件で、結局、鑑賞後も腑に落ちない点がいくつもありモヤモヤ感が残る作品>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

ストーリー自体は至って普通であり、コメディに分類するのは違うとは思うが、若い頃の役からは考えられないほどデニーロが気持ち悪いレベルで良い人すぎるおじさんを演じているというこの一点だけで十分な映画。アン>>続きを読む

ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

2.2

元祖カッコいいヒロイン像の印象が強いシガニー・ウィーバーが嫌な上司役というのは新鮮ではあったが、ビジネスだけでなく恋愛も絡んでくるストーリー展開や主演のメラニー・グリフィスのキャラが個人的に合わなかっ>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

2.5

宇宙飛行士ではないプロの石油採掘者たちに地球の命運がかかったミッションを宇宙でやらしているところから変。宇宙に行くまで1時間以上かかるし、そのミッション自体面白みもない。トラブルを数々起こして、力技で>>続きを読む

ルディ/涙のウイニング・ラン(1993年製作の映画)

3.5

小柄で運動能力に恵まれず、地頭も良くない主人公が脅威的なひたむきさと周りの人間の支えもあって夢に向かっていく姿が、派手さはとくにないものの人間ドラマとして観て良かったと思わせる作品だった。

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

2.2

役者は揃えているのに、人生に行き詰まって旅に出るというありきたりな設定から特別広がることもなく、つまらなかった。コメディとなっているが笑えないし、主人公のキャラもイマイチ。何よりもロザムンド・パイクの>>続きを読む

アダプテーション(2002年製作の映画)

2.5

ニコラス・ケイジが真逆の性格の双子の脚本家というのは強烈なインパクトだった。前半は悩める脚本家のエピソードでまだ分かるが、終わりの方の展開が意味不明。メリル・ストリープが書いた本をどう脚色しても結局面>>続きを読む

ハート・オブ・ウーマン(2000年製作の映画)

3.0

危ないイメージが強いあのメル・ギブソンが女心を理解できるようになる設定自体は良かったけど、思いのほか特にパンチもなく普通の恋愛映画という枠からは脱却できずじまいに終わってしまった。キャストが良いのにも>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.0

宇宙へ飛び立つまで1時間弱かかるので、序盤は辛抱強さが求められる。感動には至らなかったが、ワームホールやらブラックホールといった計り知れない宇宙の壮大なスケールには関心がそそられた。しかし、アン・ハサ>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

2.2

サスペンスに移るまでが長すぎなうえに特別怖くもなかったし、退屈だった。このストーリーの1番の肝となる部分もあまり刺さらなかった。期待していただけに残念。スペイン産サスペンスはなかなか個人の好みとは一致>>続きを読む

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

4.0

ブルース・ウィリスの安定感のあるアクション、ゲイリー・オールドマンのお茶目な悪役、T.M.Revolutionみたいな格好をしたミラ・ジョヴォヴィッチなど細かいことを抜きにして、はちゃめちゃな世界観が>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.0

交通事故で亡くなった夫がシーツを被った地縛霊となって見守っているだけで、抑揚がないスローすぎる展開でなおかつ台詞がほとんどなく暗いストーリーなので、90分台の映画とは思えない程ひたすら長く感じてしまい>>続きを読む

最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

4.0

デート・コンサルタントというチャラかしこい役がウィル・スミスにハマっていた。人の恋愛には的確な指示が出せるのに自分の恋愛になったら上手くいかないという王道パターンが面白いラブコメだった。太った会計士の>>続きを読む

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

4.0

美に対する執着心が強い女性達の醜いやり取りやホラーテイストな特撮映像が面白いブラックコメディだった。ブルース・ウィリスが2人の女に翻弄される情けない中年男の役って珍しい。永遠に生き続けるってしんどすぎ>>続きを読む

恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.0

潔癖症で毒舌家の面倒臭いおじさんジャック・ニコルソンが根は悪い人ではないのに素直になれない小学生みたいな感じで面白い。行きつけのレストランでやりたい放題すぎ。相手役のヘレン・ハントも難しい役所をとても>>続きを読む