fiorinaさんの映画レビュー・感想・評価

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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.1

昨年4月に北米で公開されていたもののなかなか日本で上映されていなかった本作が遂に観れるということでアリ・アスターの最新作を鑑賞。

優柔不断でいつも何かに怯えている中年男性・ボー・ワッサーマンはある日
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

生涯で3本の長編作品しか撮っていない寡作な映画監督・ビクトル・エリセの4作目で、しかもそれが31年ぶりという驚異的なスパン。

劇中劇『別れのまなざし』でフランクを演じたフリオが謎の失踪をする。監督の
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処刑人(1999年製作の映画)

3.8

法で裁けぬ悪人を制裁するマクマナス兄弟とそれを追うFBIのスメッカー捜査官を描いている。

スタイリッシュにテンポ良く悪人を殺すマクマナス兄弟、ファミリーに裏切られて途中で仲間に加わるイタリア人・ロッ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

2024年始まったばかりだけど今のところ今年一の傑作であり期待以上の面白さで公開初日に鑑賞できて満足した。この狂った世界観好き。

天才外科医によって自分の胎児を脳に移植されて奇跡的に蘇ったベラは肉体
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.0

カレン・ブリクセンの同名小説を映画化。

19世紀後半、デンマークの辺境の村にひとりのフランス人女性・バベットがやって来る。

彼女はかつてパリのレストランの名シェフで宝くじの当選金を使ってフランス料
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テオレマ(1968年製作の映画)

4.2

イタリアの異才・パゾリーニの作品。タイトルのテオレマはイタリア語で「定理」という意味らしい。

謎の訪問者の青年に魅了され、その存在が消えた後に崩壊してしまうブルジョワ一家の話だけど、魅了のされ方が結
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

奇妙なカメラワークやキューブリックみたいな構図とかは好きなんだけど、子供らが麻痺したり、目から血を流したりと奇妙な現象を引き起こすマーティンが結局わからなくてあともう一歩って感じだった。現実は恨んでて>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.9

45日以内にパートナーを見つけなければ自ら選んだ動物に姿を変えられてしまうという前代未聞の設定でヨルゴス・ランティモスの独特の世界観が味わえる一風変わったSF恋愛?映画(恋愛といっても全くロマンティッ>>続きを読む

アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.0

ハーパー・リーの同名小説を基にロバート・マリガンが映画化。普通の法廷映画ではなく子供たちの視点(特にスカウト)から描いている。

隣に住むブーという怖い人の家を覗き込んだり、木登りしたり、タイヤで遊ん
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緑の光線(1986年製作の映画)

4.0

1986年度の金獅子賞受賞作。

主人公のデルフィーヌが結構めんどくさいタイプのキャラで感情移入ができなかったけど、最後の最後にひとりの青年にグリーンフラッシュを観に誘った場面は良かった

全体的に会
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マレーナ(2000年製作の映画)

3.9

街中の男らが虜になるほどの美しい女性・マレーナ。そんな男らと同じくハートを掴まれた少年が大人へと成長していくさまを繊細に描いている。

マレーナのファム・ファタールっぷりが凄くてそりゃ男らは虜になるよ
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

4.8

ピエール・エテックスの2作目の作品で彼の代表作

これは傑作だ。サイレントから始まり中盤からはトーキーへと変わる構成はまさに映画史を眺めているようで好き。ほとんど完璧に近い構図や映像表現の引き出しの多
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女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

3.9

ピエール・エテックスの長編デビュー作

天文学にのめり込む青年が両親から結婚するように迫られ相手を探しにパリの街へ赴く。

ドタバタ芸や音の表現などサイレント期の喜劇俳優を彷彿とさせる描写が多く、とこ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

カウリスマキの復帰作

孤独さを抱えながら生きるアンサとホラッパ。ある夜、ふたりはカラオケバーで出会い互いの名前も知らないまま惹かれ合う。

カウリスマキらしい静謐な描写とクスッと笑えるセリフを味わえ
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.3

30年ぶりに劇場公開ということでタランティーノのデビュー作を改めて鑑賞

結構前に観たので内容はところどころ忘れてたけど、ブロンドがラジオで流れる曲を踊る場面は印象的だったので覚えていた。

冒頭から
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.6

ロアルト・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』を原作にした最初の作品がこれ。

チョコレート工場に行くまでが長く感じたけど金のチケットを誰が手にするかという過程のなかにあったコメディが面白かった
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

人生で最も観た回数が多い映画は『チャーリーとチョコレート工場』で、小学生の頃は繰り返し何度も観ていた。今作はウォンカが工場を開くまでの前日譚を描いている。

全体的に前作(ティム・バートン版の方)との
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

ダニエル・クロウズの同名コミックを原作にテリー・ツワイゴフが映画化。

ポスターが独特で前から気になってたんだけどなかなかサブスクで配信されないなと思ってたら劇場で観れるということで鑑賞。

世間を見
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.1

MCUの第33作目。

モニカ、カマラ、キャロルの三人は力を使うたびに互いの場所が入れ替わる理由を解明するためにチームを組む。

パク・ソジュンが王子を演じる "歌"が言語の惑星アラドナ、人や物を飲み
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.7

トニー賞で7部門受賞したブロードウェイミュージカルを現代風に映画化

車に跳ねられそうになった10歳の少女アニーを次期選挙の立候補者で子供嫌いなスタックスが助けたことにより展開が変わる。

意外とジェ
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.0

離婚寸前で仕事もクビになり人生どん底のマイク・オドネルが、バスケのスター選手だった17歳の姿に戻って人生をやり直そうと奮起する姿を描く。

自分も「あの頃に戻りたいな」と思うことあるけれどそれを映像化
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.4

休暇中にお互いの家を交換するという「ホーム・エクスチェンジ」を題材にしたロマンティック・コメディ

王道だけど何度でも観たくなるような作品でもっと早く観ておけばよかった。

クリスマス直前で恋に破れた
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.9

ブラピ演じる死神と大富豪令嬢・スーザンの恋を描いたラブファンタジー

コーヒーショップで2人が出逢うシーンとピーナッツバターを頬張るシーンは名場面。

人間界に馴染もうとするジョー・ブラックのぎこちな
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

スティーグ・ラーソンの推理小説『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』を原作にデヴィッド・フィンチャーが映画化。

40年前に大財閥の一族が住む孤島から忽然と姿を消したハリエット。敗訴したジャーナリス
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

舞台は1920年代のアメリカ。叔父のカイルを頼りにオクラホマへ移り住んだアーネスト。そこで出会ったインディアンのオセージ族・モリーと結婚するが身の回りで不可解な殺人が連続する。

原作の『花殺し月の殺
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

実在する哲学者スコルドゥールは「人間の血中アルコール濃度は0.05%が適切」と説いている。「中年の危機」を迎える高校教師の4人組が仕事中に酒を飲むという実験に挑む。

仕事中にバレないようにコソッと酒
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

『イコライザー』シリーズの第3作目。

イタリア・シチリア島にある平和な町・アルタモンテを舞台にマフィアと闘うマッコール

最終章ということもありいつも以上に落ち着いた雰囲気(というよりスリラー感)も
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.6

『イコライザー』シリーズの第2作目。

前は結構ミステリアスなキャラだったけれど今作は親近感が湧く存在になっており仕事もタクシードライバーへと変更

終盤のハリケーンの中での死闘は印象深いけれどその他
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.7

昼はホームセンターで働くおじさん、夜は請負人と化す元CIAの主人公ロバート・マッコールの姿を描く

アクションかと思いきや8割ぐらいドラマパートで構成されていて思っていたのと全然違った。テンポも比較的
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

ガイ・リッチーとステイサムがタッグを組んだクライムアクション。

息子を殺されたギャングのボスが現金輸送の警備会社に潜入し復讐する

前半はテンポ良かったものの後半から時系列が前後したり犯罪グループを
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

ガイ・リッチーとジェイソン・ステイサムがタッグを組んだスパイアクション

作品としては可もなければ不可もなくてジェイソンはいつも通りアクションをこなすしそこは良かったけれど、最近のアクション映画にあり
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

ステファン・ウルのSF小説『オム族がいっぱい』を原作にルネ・ラルーが監督を務めたフランス製のアニメ

1日のうちの大半を「瞑想」に費やす、青い皮膚で赤い目が特徴的なドラーグ族と地球人に似たオム族が物語
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.7

フィッツジェラルドの小説『グレート・ギャツビー』を原作にした作品。

原作読んだことないから 富裕層!パーティー!乱交!みたいな話かと思ったら一途な恋愛の話だったのか(重たすぎるけど)

1920年代
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.9

桜坂洋のラノベ『All You Need Is Kill』を原作にダグ・リーマンが映画化。ラノベ原作のハリウッド映画ってこれしか思いつかない

所謂「ループもの」映画で、トムクルーズ演じる主人公のケイ
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

自分の容姿にコンプレックスを抱えたレネーが、ソウルサイクルで自転車から落ちて頭を強打したことでポジティブな人間に変化する。

自己肯定感上げたいときに観るのにピッタリな作品。やっぱり同じ容姿でも根拠の
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

「ジョン・ウィック」シリーズの4作目。

シリーズの中で1番好きかな。大阪ミナミが舞台の一つとして選ばれたのは嬉しい。梅田駅は全然違ったけど

アクションも前作同様豊富で、特に良かったのが凱旋門周りの
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