fiorinaさんの映画レビュー・感想・評価

fiorina

fiorina

映画(474)
ドラマ(0)

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

公務員とアル・カポネの対決を描くブライアン・デ・パルマが監督を務めた作品。ショーン・コネリーやケビン・コスナー、ロバート・デ・ニーロなど豪華俳優陣が多数出演。

クライマックスのオデッサの階段のオマー
>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.5

原作はシュニッツラーの『夢小説』で、キューブリックの遺作として知られ、「撮影期間最長の映画」としてギネスに認定されている。

トム・クルーズとニコール・キッドマンが夫婦役として出演しているが、当時実生
>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.7

タイトル通り息を殺さないといけないという緊張感がよく伝わる作品で少し新鮮さも感じた。

上映時間も90分以下でテンポ良く気軽に観れるのでお勧め。

退役軍人である盲目なお爺さんの家に強盗するんだけど、
>>続きを読む

つばさ(1927年製作の映画)

3.7

記念すべき第1回アカデミー賞作品賞を受賞した作品。

小型飛行機の戦闘シーンは勿論、パリの酒場シーンが特に凄い(テーブルの間をカメラがズームアップしていくシーンや物体から泡が浮かぶエフェクトなど視覚的
>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.9

「ロビー活動は予見すること。敵の動きを予測し対策を考えること。勝者は敵の一歩先を読んで計画し、敵が切り札を使った後自分の札を出す」

ジェシカ・チャステイン演じるロビイスト、スローンの強い女性像が印象
>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.5

1951年の映画『遊星よりの物体X』をジョン・カーペンター監督がリメイクしたSFホラーの金字塔。

今作や『エイリアン』も名作と呼ばれるんだけど個人的にSFホラーは合わないな。なんだろう、内容や映像の
>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

4.1

ストーリーを簡潔に説明すると、1979年にイランの過激派がアメリカ大使館を占拠する事件が発生。裏口から6人の職員が脱出し近くのカナダ大使の家に身を潜める。CIAのトニー・メンデスが架空のSF映画を使っ>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

ドルビーシネマで鑑賞
当たり前だけど迫力が違う。臨場感や恐怖感が極限に体験できて凄かった。

陸、海、空の3つのストーリーが展開するんだけど、今作でも時間軸を操っていてクリストファー・ノーランらしい。
>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

戦争によって離れ離れになってしまった夫婦を描いたヴィットリオ・デ・シーカによる反戦映画。

前半はコメディタッチな印象だったが後半にかけては重く悲しい雰囲気に切り替わっていて見事だった。
あとマンシー
>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.8

お久しぶりです。1ヶ月半ぶりの投稿。

ストーリーはともかく左右対称な映像やポップな彩りなどウェス・アンダーソンっぽさ満載の作品で、というか本作からこのスタイルが確立されたのでファンは必見。あと196
>>続きを読む

エル・トポ(1969年製作の映画)

4.2

ストーリーは普通に退屈なんだけどマカロニウエスタンみたいな展開になってからの宗教感と絡めた洞窟シーンにうつるあたりから段々と彼の世界観にハマってしまった自分がいた。
こりゃカルト映画になるのも分かる気
>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

やっぱりウディ・アレンは画面に出ない方が良いと改めて思ったけど主人公の性格がいつもの彼特有っぽかったので良い気持ちにはなれなかった。

映像はパリの街並みが終始映されるので行ってみたくなってしまった。
>>続きを読む

ミザリー(1990年製作の映画)

4.0

スティーブン・キングの同名小説をロブ・ライナー監督が映画化。
ベストセラー作家が自身の熱狂的なファンに追い詰められていく姿を描いている。

とにかくキャシー・ベイツの強烈な演技とヒッチコックのような演
>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

デニス・ルイヘンの同名ミステリー小説を基にスコセッシ監督が映画化(この小説が出版された当時、最終章が袋とじになっていたらしい)

なんだろう、序盤で色々察してしまったので素直に楽しむことが出来なかった
>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.3

ギャング映画の古典『暗黒街の顔役』をブライアン・デ・パルマがリメイクした作品で主演はアル・パチーノ。キューバからアメリカにやってきた青年・トニー・モンタナを演じてるんだけど見事なハマり役

『キャリー
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.6

グレタ・ガーウィグが監督を務めたということで期待して観に行ったら期待通りの出来映えで満足した。
シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、エマ・ワトソン、メリル・ストリープなど豪華すぎるメンツが出演
>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.3

個人的に『それでも夜は明ける』という邦題が辛い状況を端的に表していて素晴らしいと思う。

自由黒人であるソロモン・ノーサップによる奴隷体験記を基にスティーヴ・マックイーン(60年代のスター俳優じゃない
>>続きを読む

ニキータ(1990年製作の映画)

4.2

アンヌ・パリロー演じるニキータのキャラがかなり魅力的で良かった。彼女じゃなければこの作品の面白さは半減するといっても過言じゃない。

撮影はアクション映画にしては結構絵画的なところもいくつかあって少し
>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.1

孤独で偏屈な爺さんが隣に引っ越してきたアジア系移民・モン族の少年やその親戚らとの交流などを描いている。

過激なスラングで悪態ついたり、道端に唾吐いたりと嫌な爺さんなんだけどどこかカッコいいし憎めない
>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.9

WWIIの退役軍人であるレオ・シャープの実話を基にクリント・イーストウッドが監督、主演を務めた。(『グラン・トリノ』以来10年ぶりの監督と主演を兼任)

「時間だけは金で買えなかった」「仕事よりも家族
>>続きを読む

わんわん物語(1955年製作の映画)

3.7

ディズニー長編映画初のオリジナルストーリーが採用された作品。またシネスコを使用している

レディとトランプがスパゲッティを食べている最中に偶然キスをするシーンはあまりにも有名で、「映画史に残る最高のキ
>>続きを読む

若草物語(1994年製作の映画)

4.2

ルイーザ・メイ・オルコットの同名小説を映画化。『若草物語』って名前は聞いたことはあるけど内容は知らなかったので初鑑賞(来週公開の『ストーリ・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の予習としても)

鑑賞
>>続きを読む

(1954年製作の映画)

3.8

フェリーニの代表的な作品だが個人的には今ひとつだった。

その理由はザンパノの言動が終始気にくわなかったから。あまり登場人物のキャラで作品の評価はしたくないんだけど、彼は『カラーパープル』のダニー・グ
>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

やっと映画館に行けた…!(3ヶ月ぶり)
今日観たのはジム・ジャームッシュ監督のゾンビコメディ映画で、第72回カンヌ映画祭のオープニングで公開され話題となった作品。

まずスタージル・シンプソンのテーマ
>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.8

映画音楽とあるが「ハリウッド映画」のみの音楽についての解説なので注意したい。

映画音楽がどのようにして作られるのか興味深かったのでその裏側が少しでも知れたのは良かった。

『めまい』『サイコ』で有名
>>続きを読む

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

4.2

ベルイマンの「神の沈黙」三部作の第1作目であり、1962年のアカデミー外国賞受賞作

長回しによる撮影も目立っていたがそれ以上に芸術的な映像が終始続いていたのが特に素晴らしかった(白黒がきちんと活かさ
>>続きを読む

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

4.0

ヒッチコックとトリュフォーの対談本『定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー』を題材にしたドキュメンタリー

ヒッチコック映画の背景や裏話を知れて普通に満足。そのうえ2人の貴重な音声も聴けたので映画フ
>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.5

「映画」のことを勝手に「動く芸術映像」みたいな解釈をしていたのだけど、見事にその概念が壊れた。

この作品は終始モノクロのスチールショットのみで構成されていて、つまり紙芝居のようにストーリーが進むんだ
>>続きを読む

卒業(1967年製作の映画)

4.5

1967年に公開されたアメリカン・ニューシネマ初期の作品

ベンジャミンの視線がサブリミナルとなって映し出されたり、プール内の水中眼鏡からの視点など映像的に面白いところが沢山あって良かった。

終始サ
>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.8

素晴らしい映画に出逢えたので嬉しい。
『俺たちに明日はない』や『卒業』と同じ1967年に公開された作品で、アメリカン・ニューシネマの初期作品。

囚人たちの人間模様が面白くて何度でも観たくなるし映画の
>>続きを読む

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.8

「スクリューボール・コメディ」と呼ばれるジャンルの皮切りとなった作品であり、またアカデミー賞主要5部門を初めて独占したなど、映画史において語り継がれるべき作品であることは間違いない(因みに現在まで主要>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

4.1

弱冠25歳のルイ・マルが監督を務めた彼のデビュー作。

ストーリーは割と普通だけど、アンリ・ドカエによるパリの映像(特にベンツの車を走らせる場面)やマイルス・デイヴィスが即興で録音したカッコいいジャズ
>>続きを読む

炎のランナー(1981年製作の映画)

3.7

1924年のパリ・オリンピックに出場した2人のイギリス青年の実話を映画化

ヴァンゲリスが作曲した『Chariots Of Fire』は誰もが一度は聞いたことあるほど有名な曲

海辺を走る様子や庭なん
>>続きを読む

欲望(1966年製作の映画)

4.6

アメリカン・ニューシネマが起きる数ヶ月前に公開されたミケランジェロ・アントニオーニの作品で、パルム・ドール受賞作(本作でクルーゾーに次いで世界三大映画祭全ての最高賞を獲得した)

当時(1960年代中
>>続きを読む

マンハッタン(1979年製作の映画)

3.0

ウディ・アレンが17歳の学生にキスしたり(なぜか40代のおっさんに恋してる設定も意味不明)『アニー・ホール』もそうだけどダラダラ喋ったりと悪い意味で出しゃばりすぎで全然響かなかったしコメディも大して面>>続きを読む

運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

4.3

運動靴を失くしてしまった貧しい兄妹の姿を描いたイラン映画で、監督を務めたのはマジッド・マジディ。

実は初めてイラン映画を鑑賞したんだけど、絨毯やヒジャブなど中東特有の雰囲気が楽しめて良かった。
子供
>>続きを読む

>|