jellyfishさんの映画レビュー・感想・評価

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つぐない(2007年製作の映画)

3.7

ジョー・ライト×キーラ・ナイトレイ

もー、シアーシャ・ローナンが天才子役すぎる!!
賢いが故の盲信、聡明だからこそ曇る目、大人の世界を分かったつもりで理解できない。
この多感な少女を演じられるのはも
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.6

人生は一筋縄にはいかない
それは、凡人でも偉人でも変わらない

これは…映画館で見るべきなんじゃないかな…なんでネトフリで配信なんだろう…
音楽映画なんで、いい音響設備で見た方が絶対いい

俳優さんっ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

ハリウッドが描く日本、“ハリウッドジャパン”のある意味終着点なんじゃないかな…
「外国人が思う日本」も見慣れたもので、違和感こそ感じるけど「またかー」くらいの感想で、もう嫌悪感は抱かなくなったな

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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

“映画”を祝福する“映画”

最初は、「なんてきったないもの見せてくれるんじゃー!!」って思ました^^;
まさにクソまみれ
ゲロまみれ

キレイゴトじゃ済まされない阿鼻叫喚で豪華絢爛で弱肉強食な映画の
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

最初、ノンフィクションかと思って
ほんとにこんな俳優とスタントマンがいたんだって途中まで信じて見てた^^;

ロマン・ポランスキー監督やシャロン・テートは実在していて、リックやクリフは架空の存在
そん
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.7

あの、畳みかけるようなラスト。
えっぐい。まさに因果応報。

精神的に追い詰められ過ぎるレオナルド・ディカプリオ
軽薄で飄々としたマット・デイモン

2人の役が逆だったら、どんな感じだろう?

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.6

マーティン・スコセッシ×ロバート・デ・ニーロ×ジョー・ペシ
大好きな組み合わせ(「カジノ」と一緒)

男達の栄枯盛衰はやっぱり面白い

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.8

ずーっとスタイリッシュでお洒落な、警察vsギャングの映画だと思ってたんですけど(ポスターもシュッとしてて格好いいし)全然違った!いい意味で裏切られた!

めちゃくちゃ泥臭いし華々しくない!
恥も外聞も
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.7

おもろー!
ミアゴスちゃんの演技力えぐい!!

1作目(「X」)より面白い続編ってなかなかないからあんまり期待してなかったけど、これは続編の方が面白い!

パールの人物像がすごくいいなと思った
普通な
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トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.6

「1917」で爆走してたときは若い兄ちゃんだなーと思っていたけど、ネッド役のジョージ・マッケイやばいな

俺は狂ってない、世界が狂わせたんだ

見終わってからウィキペディアでネッド・ケリーについて調べ
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.6

前作と立場が逆転して、急に異世界に放り込まれたスティーブをエスコートするダイアナ
めっちゃ嬉しそう笑
初めて地球に来た時こんなんだったわーって思い返しているのかな
予告編で普通にスティーブ出てきて「ど
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.7

復讐の女戦士フュリオサ爆誕!

拉致された少女がいかにして巨大組織の大隊長までのし上がったのか

ジャックとの師弟関係がいいですね
マックスを受け入れたのは、ジャックと言う男性がいたから心理的な抵抗が
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

「フュリオサ」見たくて見返したら、
まー面白い!
行って、帰ってくるだけなのに、面白い

なんだこの世界観
(初めて見たとき独特過ぎて爆笑した)
なんだ此奴ら
(イカレててやっぱり爆笑した)

改めて
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

映画1本でドラマ1クール分に匹敵するような内容!

1作目で圧倒的な力を誇ったファルコンネン家はあっという間に陥落(まるで前作のアトレイデス家のように)
実力とカリスマ性で瞬く間に人心を掌握するポール
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

「反戦」や「反核」の文脈でこの映画を語るコラムや感想が多いですが、監督はそれらを表現したい訳では無いと思います(もちろん、反戦・反核というメッセージをないがしろにしている訳ではありません)
一人の科学
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.7

す、すごいものを見てしまった…

まず、全編ドイツ語であることに圧倒された。
第二次大戦中の映画を見てると、敵味方関係なく全員英語喋っていることが多々あるので、当たり前なんだけど、ドイツ人がドイツ語喋
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.7

ひゃーー豪華だーー!!!

まさかテイラー・スウィフトとは思わずびっくり
巻き戻してもう一度見ちゃった笑

アニャの登場回数多いし、めっちゃ喋るし(無駄口の多いこと笑)嬉しい!

この作品、脚本がお見
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.4

ある程度の地位、権力を得た人間がすることは男だろが女だろうが一緒
見事な転落っぶり
ただ、誰よりも音楽に誠実であろうとする姿は見ていて痛々しい。


ただし!ラストの展開意味分からん!!
なんでアジア
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

「シェイプ・オブ・ウォーター」より好き!!

ストーリー展開予測するの苦手なもんで、ラスト「うわぁ…そうくるか…」とめちゃくちゃ嫌な気持ちになりました
(オチの付け方として完璧ですけどね、やっぱり救い
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.6

彼には適切な施設で適切な療育が必要だったんだと思う。
と言うか、そう思いたい。
適切なケアさえ受けていれば、こんなことにはならなかったんじゃないかと。
そう考えて、あぁ、私はなんて上から目線で、そして
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.5

「映画」と言うより「映像」

博物館や科学館の展示で流れている映像みたいな…?

映画館で見たらちょっと耐えられなかったかも(^^;)
何見せられてるんだろうって

「私たちはいつか滅びる。でも、それ
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ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン(2019年製作の映画)

3.6

ザ・ファッション映画

カラフルでホップでハイテンション!
よく喋る!
そしてよく動く!

インタビューも豊富で、これくらい華やかな方がファッション系ドキュメンタリーとして見ていて楽しい

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

3.5

本人が語る“マルジェラ”

スタッフやマルジェラ周辺の人達がマルジェラ不在の中“マルジェラ”を語るドキュメンタリーを以前見ました。

なんと言うか…
本人も“第三者”みたいな視点で自分のことを語るので
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魂のまなざし(2020年製作の映画)

3.6

画家として
娘として
女として

ことごとく邪魔される人生を、それでも前に進めたのは才能
淡々と静かな画面から、ひしひしと激情が漏れ出すような作品でした。

恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール(2001年製作の映画)

3.3

グスタフ・マーラーの奥さんのお話し
あとはもう題名のまんまです

この女優さん、美人だし雰囲気もあるし、もっといろんな作品出てないのかな…?

今ならアマプラで見られますよー!

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.4

人も、気持ちも、気温も、あつい!!

みんなノリで恋してない!?
大丈夫!?
と、学生だった私は思いましたとさ笑

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

大っっっ好きな映画

え、こんな豪華な世界、本当にあるんですか!?って衝撃を受けた。
こ、こんな豪華な世界、見ちゃっていいんですか!?っとわくわくした。

現代のパリから始まって、様々な時代の華やかな
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.6

ウディ・アレンぽくない作品

一人の女性の没落・転落を描いていて、見ていて痛々しくなってくる。
いつものくだらないおしゃべりや明るくカラッとした人間関係ではなく、じめっとした憂鬱なストーリーのせいで、
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マンハッタン(1979年製作の映画)

3.6

お洒落なモノクロ~!
常にウディ・アレン節炸裂
意味の分からないセリフの応酬(笑)
自信があるのか無いのか、自意識過剰で傷付きやすくてめんどくせ~!

なんだかんだ17歳の彼女が1番大人!
なんで年下
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.8

あまりにも…あまりにも有名すぎる冒頭

美人でチャーミングで寂しがり屋なホリー

アン王女とは真逆なオードリーヘップバーンもいいですよね~!

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.9

まさに名作

なんと言うか…、おとぎ話のような魔法のかかった、美しい時間

ラスト、「お姫様」と「記者」に戻った二人の切ない眼差しがいいですよね

そう、めでたしめでたしのハッピーエンドじゃない、夢は
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

3.5

こちらは歌って踊らないマリリン・モンロー
コメディエンヌですね。

「金髪が~」の方が好きでした。

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.8

うわぁ…
これは…見て良かった…

「シカゴ」「バーレスク」好きな私にドンピシャ
と言うか、どちらもこの映画に影響受けまくってますよね!?

題名からして、マリリン・モンロー主演の映画なんだなーと思っ
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8人の女たち(2002年製作の映画)

3.8

密室×豪華女優×サスペンス!!

派手なアクションがなくても
壮大な風景がなくても
映画は面白い!!

ずっと室内なので舞台を見ているみたい(実際舞台化してましたね)

会話劇の面白さに気づいた映画で
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.6

夏の陽炎みたいな映画

私が見ていてたのはいったいなんだったのか?
いつから熱に浮かされていたのか?
ラストの衝撃

あんなに慌てて見返した映画は初めてでした笑

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.5

激烈で危なっかしい恋

あまりに急激に恋に落ちたもんだから周りの声は聞こえないし、自分の姿も客観的に見えない。
“一夏の”なんて軽軽しく言えないくらい、痛々しい恋

見ててずっとハラハラしました(^^
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