フリーアズアバードさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フリーアズアバード

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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

もっと衝撃的な展開かと期待し過ぎました。イザベルユペールもピアニストの時の変態さの方が不自然さが無くて好きですね。期待し過ぎ要注意ですね(^^;;

ドリーム(2016年製作の映画)

3.7

生きる元気、困難に立ち向かう勇気を与えてくれる作品ってイイですよね。史実との違いはあれど、黒人差別についても重くなり過ぎず、軽くなり過ぎずで程良かった。ケビンコスナーも久々イイ感じでした。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.5

期待し過ぎたの巻。派手な演出無くして丁寧に心の変化を描くという作品は好きなのですが、何か物足りなさを感じてしまいました。それが何なのかは未だに判りませんので、また時間をおいて観たい。それにしてもケイシ>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

しまった。映画館で観るべき作品でした。セリフにも、登場人物の背景にも、そしてCGにも頼らず"戦場"を観せてくれました。しかも陸の1週間、海の1日、空の1時間を巧みに構成。効果音と呼ぶべきかの様なBGM>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

大人の視点からは"何をもって幸せとするのか" について、自分が10代の頃の思いと照らし合わせて考えた。主人公が部屋の壁を塗る時、免許を取って初めて運転した時の思いを語る時…観ている側に何か込み上げるモ>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.4

コメディ、おバカ映画、下ネタ…嫌いではない、イヤむしろ好きなんですが、本作はどうもノレないままラストを迎えてしまいました。映像とか技術的には凝ってるんですよね、単に相性ですかね。

ニキータ(1990年製作の映画)

4.0

ハリウッド映画のそれには無い、無骨さと繊細さが好きです。グレートブルーからベッソン作品を観たので、監督の振り幅の広さに当時は驚きました。エリックセラのサントラもイイです。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.6

究極の人生運命論を、素人の本人達が演じている事でラストじわりと感動しました。派手さは無いんですけどね、そこはイーストウッド監督の腕が光ってます、退屈しない。中盤の日常的な描写も"この後起こる事"への伏>>続きを読む

メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

3.8

中身の無さ加減がハンパない。劇場で観た時は声を上げて爆笑、その後何度も観返してしまうほど好きな作品。実は全編を流れるBGMからキャスティングなど、ファレリー兄弟のセンスに脱帽です。公開当時、本作でブレ>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

3.4

予備知識ナシで鑑賞。よってタイトルから想像できない内容に驚きつつ、展開の速さと迫力でラストまでノンストップ。設定や映像などなど、シラケる要素ナシで良く出来てます(^^)

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.3

スティーブンキング原作にして、北米ホラー映画興行収入1位…に期待し過ぎました。ストーリーの根幹はとても良くて"怖い"んだけれど、変に演出や音で驚かそうとするのがマイナス効果でした。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.8

とにかく画の構図が決まり過ぎてます。オープニングの水が流れ落ちる中に映り込む飛行機から、ずっと"横の構図"で見せてきてからのラスト"縦の構図"で空をいく飛行機まで、人の心理を画で見せる手法の天才です、>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.3

是枝監督+滝本撮影に期待し過ぎたのか、今ひとつ響かなかった。単に法の難しさを問うただけなのか、それ以上に何か感じ取るべきなのかどこに焦点を持っていけば良いかわからないままに観終えてしまった。

悪人(2010年製作の映画)

3.7

佳乃の父が増尾の友人に問う言葉が一番刺さる。タイトルでもある"悪人"という言葉は今の世の中では何を指す言葉なのか誰も正解を持ち得ないと感じさせられる。皆の救われなさの表現がしらじらしくなく、ホントに辛>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.6

ゾンビ映画と思うなかれ、です。人としての生き方、家族との関わり方…色々と考えさせられて、最後には大泣きしてしまいました。もちろんハラハラドキドキもたっぷり味わえる、秀逸エンタメ作品でした。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

映画、音楽、ゲーム…様々なカルチャーに対するオマージュは楽しめるものの、自分がゴリゴリのCG多発が苦手なんだと痛感。でも特にシャイニングねたには大ウケだし、メカゴジラやガンダム他ツボも多数。BGMのセ>>続きを読む

サハラに舞う羽根(2002年製作の映画)

3.7

人としての強さ について考えさせられる。勇気、誇り、嫉妬、友情、愛情…丁寧に描いていて好きな作品です。特にハリーとアブーの存在の対比や"羽"を負から正の存在に変えていく辺りはイイです。当時この作品でヒ>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.7

カジノロワイヤルからのストーリーとは絡まない内容ながら、ダニエルクレイグのシリーズで1番好きな作品。ジェームスボンドのルーツやQの世代交代、秘書マネーペニーの経緯、アストンマーチンDB5の登場など、旧>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.8

複数の理由に縛られて田舎町から一度も出た事のない主人公 ギルバートとトレーラーでアメリカ全土を自由に旅する少女、ベッキーの生き方の対比や、2人の押し付けではない優しい言葉や行いが 自然で心地よい。19>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.3

イーサンホークよりもジャックリーチャーの方が好きです。007の様なロマンスやMIPの様なド派手な仕掛けは無いです。地味です、でも生身のスタントで演じるアクションと余計なモノを削いだドラマがイイです。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.4

好きなシリーズです。何よりCGに頼らない生身のスタント、アクション。スティーブマックイーンが活躍した時代のアンチヒーローを思い起こさせるんですよね、何となく。そして本作は一匹狼の主人公リーチャーが愛す>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.7

ドミニクファミリーもついに世界を救ってしまう…スケールが大きくなり過ぎの感はありますが嫌いにはならないです、このシリーズ。少しCGが目立ってきているものの、まだまだ生のアクション&スタントを尊重してる>>続きを読む

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.5

スポーツコンパクトカーによるゼロヨンレース、ヒップホップミュージックにCGに頼らないカーアクション、そしてジョーダナブリュースター出演…大好きなシリーズの原点として、特別な作品です。

スノーデン(2016年製作の映画)

3.0

興味深い実話とオリバーストーンに期待し過ぎてしまった。詳細に事実を描いているのは伝わるんですが、淡々と時間が過ぎて、まるでドキュメント映画。楽しめる感が無かった。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.6

前作にも増して"そんなバカな〜"なアクションが炸裂。感情移入しやすい展開とインド映画定番の歌でストーリーが進んでいくテンポの良さは健在。やはりCG度合いが少し過ぎてましたが、白鳥を模した船のシーンはタ>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.0

リーサルウェポンの脚本&監督の手による…に惹かれて鑑賞。70年代のロスという設定が"そんなバカな"な展開を許してしまう。結構残酷なシーンもありながら、お気楽に笑ってしまう作品でした。

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.5

リドリースコット製作総指揮、ロケに安藤忠雄の建物が使われてるというキーワードだけで鑑賞。題材的には好きな脚本。大好きなガダカにも似た世界観…。若干の中だるみ感はありましたが、終盤の展開とラストが好きで>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.2

トリアー鬱3部作の最終作。2部合計で5時間半という最長尺なので、気持ちが元気な時に見ましょう。色情狂がテーマなんですが、なんだか辛い描写の連続で、そのうち笑えてきちゃいました。強い関心が無ければおスス>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.3

何となく観てみました。カメラマンが題材なのと、大根監督作らしいテンポの良さで楽チンに楽しめる作品。キャストや音楽も良いです。

アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.2

"鬱3部作"の中で最も難解。正直おススメしないです(^^;; ベースはキリスト教の教えにある「女性=悪」の考えに則ってエスカレートしていきます。嘆き、痛み、絶望という"3人の物乞い" やら 理解の範>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

3.8

過剰な演出は無いため、リアルな恐怖感がある。この緊張感スゴいしキムユンソクの演技が素晴らし過ぎる。そして ただただ、救われない… 強烈に心に残る結末。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.6

"そんなバカな〜"なアクションが007か、カリオストロの城かって思いながら見ていたら、実に感情移入しやすい展開とインド映画定番の歌でストーリーが進んでいくテンポの良さでハマってしまいました。CG度合い>>続きを読む

メランコリア(2011年製作の映画)

3.5

トリアー鬱3部作の中では一番好き…と言うか "まとも"ですかね(^^;; 冒頭とラストの映像美が素晴らし過ぎるのと、鬱の妹と健常者の姉の精神状態の対比が面白い。トリアー作品としては観る側のストレスは>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.6

フィリップKディック原作でスピルバーグ監督…期待値が大き過ぎたのもありますが、話の展開に少し物足りなさを感じました。とはいえ、もし仮にこんな世の中になるとしたら喜ぶべきなのか?冤罪は本当にあり得ないの>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

小説"荊の城"がパクワールドに。3人の視点で描かれる三部構成や独特な世界観と映像、時折差し込まれるコミカルな息抜き…巧妙です、飽きる事なく引き込まれました。しかし叔父の変態さ加減に笑ってしまうのと、直>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.6

本作でもポンジュノ監督は様々な風刺を盛り込んでますが、皮肉なのが反米感情をウリにしている作品の目玉である"怪物"を作ったのがハリウッドのチームという点。韓国の人はどんな感覚で観ていたんでしょうか。まぁ>>続きを読む