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ウルトラマンはほぼ未履修なので、いろいろ新鮮で楽しめた。ラストの問答の納得感は弱い感じがするけど、そんなことをあーだこーだ言うのも違うんだろうね。
わかりやすくて、アツくて、いい話。
ただ後半になればなるほど映画的な魅力は失速してる気がしました。
2022シーズンのジャッキーロビンソンデー、大谷選手の2発はブチ上がりました。
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苦手な要素満載な映画なのに、観てよかったと思えた。とっくのとうにやめたたばこを吸いたくなります。
神経質な家福さんが諸々を受け入れて向き合って乗り越えていく話だとざっくり解釈したとして、すでに乗り越>>続きを読む
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自分をいろんな切り口で嫌な気持ちにさせてくるシーンと映画として印象的なシーンが一致していて、すごいの一言。
またその一方で、こんなテーマの作品でありながら主要な登場人物をほぼ切り捨てない温かめの着地>>続きを読む
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大好物な空気感を存分に味わえて幸せ、というのは本心なんですが、ドキュメンタリー映画というよりは記録映像集のような印象で、またスケートビデオのようなヒリヒリも少なめだったかなと思いました。
無邪気な憧>>続きを読む
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後半は完全に絹ちゃんに気持ちを重ねて観ていて、別れ話のジョナサンで先に席を立つ感じが最高にグッときました。
逆にいうと、後半から麦くんにイライラしっぱなしだったわけですが、別れ話後の3ヶ月間の同棲生>>続きを読む
気持ちよく面白かった。
自分の感覚としては、速水さんは「出し抜いてる」とは思うけど「ひどい嘘で騙してる」とまでは思いません。他人に嘘はつかせてるけど。
そこらへんが周りのあからさまな嘘をつく人たち>>続きを読む
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面白そうな映画の長い予告編を観てるみたいな気持ちになりました。
絵に関しては特に現実世界の背景がハッとするくらい綺麗で、引き込まれました。
ただ、話に関しては、誰が何を考えているのか一向にピンとこ>>続きを読む
漁船内の描写が生々しかったり、食器を置く音が大きかったり、冒頭から引き込まれた。
印象的なシーンだらけのなか、個人的にはお兄さんのまっすぐなメッセージが1番好きかも。
トーンは違うけど、『ミッチェ>>続きを読む
昔の記憶を掘りかえさせる力がすごい。なぜかあの友達のあの一言が今の人生にそこそこ影響を与えてる、みたいなことあるなと。
あと、佐々木の部屋には憧れがあった。
細かなギャグが謎解きとミスリードにいいバランスで使われてて、あらゆる意味でおもしろいミステリーだった。
嫉妬要素がほぼないのも、小さいこどもも観る青春ものとしてすごい。
あと、意図してない気はする>>続きを読む
かなりパンチ効いてた。観終わって、英語タイトル『Turning Red』はつくづくおしゃれだなと。
紫カチューシャの子が『ブックスマート』のモリーみたいで最高だった。
メイキングも感動的で、「なんだ>>続きを読む
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ラストで笑った。テルコがコーチング受けたらどうなるのか興味ある。
個人的に1番好きなシーンは、体調崩してるテルコの家にマモルが看病がてら上がり込んで話をするシーン。テルコの脳みそが高速回転して、急ハ>>続きを読む
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オタ活なるものの話ではあるけど、時間が経過するほどそれならではの楽しさやキツさの描写は薄れていって、人間関係の話に切り替わってしまった感じがやや肩透かしだった。
それぞれの事情が浮かび上がった後に挟み込まれる、かつての楽しそうなスケートビデオ映像にやられてしまった。
この映画の感想からは離れるけど、おそらくスケートビデオの文化があるからこそこの時代にここまで>>続きを読む
デッキにライトつけての滑走シーンよかった。
奇をてらうことのない、まっすぐなアツい話ではあるけど、これを喜んで観てるだけでいいのかなとかモヤモヤしてしまう。
下北沢という街に対してはつい斜に構えたくなる性分ではありますが、思ったよりすぐになじめました。リアル的な感想が多いですが、個人的には結構フィクショナルな印象で、むしろそこがいいなと。
楽しめるはずが>>続きを読む
大好物な作品ぽいぞと思ったら「胸くそ悪いな」という感想。胸くそ悪いキャラクターがいるとかではなく、作品全体にそう感じました。そう感じさせたいのかも、とも思いますが。
エメリッヒの映画よりは好きです(棒>>続きを読む
いつのまにか手段が目的になってしまって...的な王道ストーリーでした。
吹き替えで観たんですが、結構重要な情報が劇中歌の中で、しかもかなり早口でぶち込まれるので、そもそもミュージカル苦手勢にはしんどい>>続きを読む
遠く離れた地方で、少し下の世代から当時の渋谷系を憧れつつ眺めていた身からすると、出てくる固有名詞にはむず痒いものがありました。
あの環境で、あの経験をして、あの暮らしをして、いわゆる「大人」になれるな>>続きを読む
かつて、こういう師弟関係があったんでしょう、こういう美学・美徳があったんでしょう、という距離を置いてしか観られなかった。
スケートボードを始めたので、教典として視聴。ただただ羨望の眼差しであります。
するっと最後まで楽しめた。ただ、細かな事象の補足説明が自分にはありがたい一方で、普通にTBS特番で良いのでは?という構成・演出でした。
元全共闘の方々の現在の姿をみて、人生とか、時間とか、継続性とか>>続きを読む
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ジョーの着地について、解釈の余地が残されていると汲み取ったんですが、その考えに至るのに時間がかかったせいで、「お見事!」的な意味の感動がものすごい時間差でやってきました。
グレタ・ガーウィグが好きな>>続きを読む
終盤の展開でちゃんとドキッとできてすごい。
本筋以外では、寡黙なお父さんがそそくさと仕事行くシーンに笑ってしまう。
ピクサー作品に求めすぎてしまう病の患者なので、シーモンスターをなにかのメタファーとして捉えようとしたり、お父さんの設定に思考を巡らせてみたり、ベスパの持つ意味とは?と考え込んでみたり、忙しかった。
モ>>続きを読む
個人的にコンプレックスを突かれるテーマ性を感じて、悶絶しつつ楽しめた。あと、ポンポさんのキャラを含めてフィクショナルな世界感の塩梅が絶妙だなと。
話題のギミックについては、クリストファー・ノーラン監>>続きを読む
頭がクラクラするほどおもしろい要素が詰め込まれていて、フィル・ロード&クリストファー・ミラー関連作の最新形として、すごい以外の感想が浮かばない。
舞台設定・キャラクターの性格・家族間の関係性とかを、>>続きを読む
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極悪人はいないのに、なんでこんなにしんどいのか。もし主人公の近くに自分がいたらそのしんどさを軽くできる存在になれるのか。とか考えてしまう。
あと、ただしんどいだけでなく、細部についてあれこれ語りたく>>続きを読む
笑いながら観えるし、最後ほろっともくるんだけど、見終わってみると「宗教って、ほんとなんなんだろう」というようなことを考えるにいたった
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自らの非も認めた上で悲しむ人同士が寄り添う話で、グッとくる。がしかし、いわゆる被害者家族が絶妙に登場して、家族に閉じた話ではなく社会との距離感もしっかり見せてきて誠実だなと思った。
音楽を掘りたくな>>続きを読む
境遇に人種やセクシュアリティの要因はあれど、伝えてくるのものはまったくそれに限られたものではなかった
たのしい、うつくしい、かわいい、...なのに後半から観るのが辛い。雨の中ではしゃぐ親子に泣かされた。
予想してなかった角度のラスト、めちゃめちゃ複雑な気持ちにさせやがる。
面白かったけど、ややのめり込めず。
お茶にまつわるやりとりの、値段のくだりで1番笑った。
個人的にはアルプススタンドのシーンよりも、そこを離れているシーンのほうがスリリングでグッときた。