ゾンビおじさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゾンビおじさん

ゾンビおじさん

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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5

冴えない漫画家アシスタントがゾンビと戦う話。国産ゾンビーフ100%使用の珍しい邦画。米国と違い日本の家屋ってまず塀があって更に台風に耐える雨戸や空き巣よけの鉄格子を有しているので、ゾンビの侵入や感染者>>続きを読む

アース(2007年製作の映画)

4.0

気候区分毎に異なる動物達の多様な生態。アースの名に相応しく広く網羅。私が自然ドキュメント好きなのは演技や脚色、撮影技巧に依らずとも、純一無雑な存在が人の心を動かすからです。そして動物達を見てただ無垢に>>続きを読む

バトル・オブ・アトランティス(2013年製作の映画)

5.0

巨大ロボと巨大怪獣が豪快な肉弾戦を行う話。アトランティック・リムという原題だけで既に面白い。ヒーロー気取りの傲慢主人公が合衆国の怒りを怪獣にぶつけては、アメリカンジョークを飛ばしながら一杯酒を引っ掛け>>続きを読む

ゾンビ・クエスト(2011年製作の映画)

1.0

オランダ発のホラーコメディ。薄ら寒いギャグが先行し印象的なシーンが無く何も記憶に残らないから凄い。視聴直後なのに何も覚えていない。意識はあった筈なのにこの90分が思い出せない。そういう意味でなんか怖い>>続きを読む

ヴィクター・フランケンシュタイン(2015年製作の映画)

3.7

人工生命体創造を目論む博士が背負う悲哀の話。革新か倫理か人情か。薄いモンスターホラーでは無く、切ないヒューマンドラマ。映画で稲妻や電気を取り扱う科学者は必ず過電流でふっ飛ばされる法則。まあでも1985>>続きを読む

ホーム 宇宙人ブーヴのゆかいな大冒険(2016年製作の映画)

3.4

究極に臆病な侵略者のブーヴ星人と強制収容を逃れた地球人の女の子の交流の話。ドリームワークスアニメらしいコメディタッチ。ファンシーでポップな見た目だがやってる事はエグい。ヤバいメール誤送信って気付いた瞬>>続きを読む

ゲットハード Get Hard(2015年製作の映画)

3.7

冤罪で収監されるまで1ヶ月の弱気なおっさんが、刑務所で掘られないためギャングの短期講習を受けるコメディ。何度も声に出して笑えた。oh…NETFLIXまたモザイクかけ忘れてるよ。

ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

3.5

頭空っぽの男性モデルが悪のファッション結社の陰謀と戦うコメディ第二弾。今回はダビンチコード風。カメオ出演の豪華さは今回も健在、第一弾と同じくまたここから将来の大統領が誕生するかもしれない。

ディズニーネイチャー クマの親子の物語(2014年製作の映画)

3.2

アラスカのヒグマの子育ての話。案外余裕がある野生動物の日常。遊んだり満腹でだらけたり、割りかしプーさんもフィクションではないと思える呑気さ。そういえばプーさんは何故頑なに下半身露出に拘るのだろうか?

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.7

西部開拓時代の冬山で見捨てられた罠猟師の生還と復讐劇。エクストリーム帰宅部。長回しは没入感が凄いですね。あたかも雪山でデカプリオと遭難してる気になって、寒々しくて実際にお腹痛くなっちゃいました。本作な>>続きを読む

毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレート(2006年製作の映画)

2.5

普通の主婦が多毛症でウーキー族のような姿のロバートダウニーJrと不倫に耽溺する話。色んなマイノリティの妖美を描く上級者向け官能作。タイでは性別が18種類あるとか最近話題になりましたしね、いやほんと世の>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

引退した殺し屋が愛犬の敵討ちの為復帰する話。キアヌリーブス&マトリックス制作陣によるスタイリッシュアクション。英特殊部隊SASの教本にも「敵の犬を殺すと感情的な報復をされるので気をつけましょう」と書か>>続きを読む

スペクトル(2016年製作の映画)

4.2

米軍が未確認生命体と戦う近未来ミリタリー。VFXも小道具も相当金がかかっていて、大作映画に匹敵する作品をNETFLIXが作れる事に驚嘆。そういう意味でストーリーのみならず映画の商業形態としても未来を感>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

4.4

クレイグボンド勇退作にして9年間のシリアスMI6総括。先代から路線変更した6代目ボンド最終作が古典に帰結する感慨深さ。情報通信技術や非対称戦など諜報を取り巻く環境は1作目からの50年で様変わりしたが、>>続きを読む

ブラック・ナイト(2001年製作の映画)

3.8

ストリート系の黒人が14世紀英国にタイムスリップし騎士になり反乱するコメディ。終始軽いノリにして痛快。口も足さばきも責任感も軽妙。日本の戦国時代もモザンビーク出身の黒人侍・弥助が活躍してたし、本作の主>>続きを読む

アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!(2010年製作の映画)

3.7

刑事ドラマに憧れる刑事&デスクワーク専門の刑事のコンビのコメディ。小ネタはコメディてんこ盛りだが、本筋は割としっかり巨額金融詐欺を追ってて一挙両得。関係ないけど取調室で食べるカツ丼は被疑者の自費購入で>>続きを読む

ズーランダー(2001年製作の映画)

5.0

頭空っぽの男性モデルが洗脳されマレーシア首相暗殺に駆り立てられるコメディ。いやぁ笑った。カメオ出演が豪華だが、まさか出演者の一人が16年後に合衆国大統領になるとは誰も思わなかったはず。★5の大統領令に>>続きを読む

キャプチャー・ザ・フラッグ 月への大冒険!(2015年製作の映画)

3.3

悪の資源開発会社に対抗し、月面でアポロが立てた星条旗を守る子供の話。月は国家主権が制限され刑事責任が問えるか不明瞭な一方、2015年宇宙法で私企業の月面資源開発を米政府は認めている。旗は宇宙救助返還協>>続きを読む

俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

3.8

犬猿の仲のフィギュア男子選手2人がペアを組み五輪に出る話。失敗すると相方の首を刎ね飛ばす禁断の技への挑戦など演技だけでも愉快。クリスマスもバレンタインも男子シングルフリー演技な私もいっそ男でもいいから>>続きを読む

ロサンゼルス女子刑務所(2014年製作の映画)

2.6

義父の暴行に対する過剰防衛により、女子少年院に送致された人が酷い目にあう話。気が動転した時は素数や円周率を唱えろなんてよく言いますが、この映画を見ているととにかく円周率が頭をよぎりますね。π!π!π!>>続きを読む

モスキートマン(2012年製作の映画)

3.6

全身虫刺されのダークヒーローによるむず痒い復讐劇。怪作。誘蛾灯の魔性に葛藤し、雄の蚊なのに宿敵の血液をがぶ飲みする吸血鬼。しかしWHOの統計によると人類を最も殺している生物は蚊なので侮れない。最後のシ>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

4.2

説明不要の霊媒ホラー。高校の時、居眠りし金縛りにあった友人が休み時間になっても動けずにいたのですが、そうとは知らず私は彼の髪の毛を抜いたり口に埃を入れたり悪戯を重ね、結果として金縛りを解除した祓魔実績>>続きを読む

ミリタリー・ステート(2015年製作の映画)

2.8

軍による監視社会となった米国でのハッカー兄妹の逃走劇。大作サスペンスから高費用な要素を全て差し引いたお釣りで出来たような映画だが涙ぐましい努力は高評価。肝心のシステムセキュリティ描写は全てフワッとして>>続きを読む

カジノ・ゾンビ(2011年製作の映画)

3.4

カジノ街でのゾンビの話。シリアスを意図し製作されたが、登場人物がカジノで負けて前頭葉を巻き上げられたような知能指数なのでシニカルな笑いを誘う。アホのロイヤルストレートフラッシュ。デッドラ2でフォーチュ>>続きを読む

ビーチ・シャーク(2011年製作の映画)

2.3

砂中を泳ぐ鮫の話。設定の猛々しさとは裏腹に案外ぶっ飛んだ素っ頓狂さはない砂上の楼閣。無味乾燥で砂を噛むような90分は即ち時間を砂にする。

スタテン・アイランド・サマー(2015年製作の映画)

1.3

故郷での最後の思い出にプールパーティーを開く若者のコメディ。サタデーナイトライブの演者やら製作やららしい。SNLは門外漢だが本作の笑いのとり方は口をついての下ネタ連呼に終止したので一度も笑えない。飲み>>続きを読む

エージェント・ゾーハン(2008年製作の映画)

3.4

美容師になるためNYに来た元イスラエル諜報員のコメディ。オースティンパワーズ+ディクテイター。ファストフード店の潜伏エージェントが手榴弾の唐揚げを作ってるが、現実のモサドもラケット担いでテニスウェアで>>続きを読む

インド・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

3.8

ボリウッド製ショーンオブザデッドなゾンビコメディ(厳密にはゾンビハーレムの方が近い)。きっと、うまくいかねぇ。数学大国インドでは14の段の掛け算を暗唱出来ないと思考力の無いゾンビ認定。ウガンダの首都を>>続きを読む

ビッチ・スラップ 危険な天使たち(2009年製作の映画)

3.4

ビッチ達が富を強奪し裏切りあう話。低予算だが過去にどんどん遡る演出で明かされる驚きが陳腐さをカバー。未見の伏線を回収される錯覚。シンシティ+エンジェルウォーズ。ビッチに興味がなくても楽しめるし、ビッチ>>続きを読む

ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

4.5

実在の指定暴力団に密着したドキュメント。その手の業界に関心も知識もないからこそ知的欲求を満たす社会派作品。何が凄いってこの場で忌憚なき所感を表明する事は控えたくなる映画だという事。作品の良さを伝えたく>>続きを読む

高速ばぁば(2012年製作の映画)

2.5

アイドルが俊敏な老婆に憑かれる話。有名な怪談は高速道路を走行する持久系老婆だが本作は短距離専門スプリント老婆。退屈で時間が止まって感じられる為か老婆の敏捷な動きは目で追える。そんな視聴者VS高速老婆の>>続きを読む

総統の顔(1943年製作の映画)

5.0

第二次大戦中ディズニーが製作したプロパガンダ。ドナルドがナチス体制下で過酷な労働と思想教育を受ける話。自国の国威発揚ではなく敵国蔑視を主眼に置いたプロパガンダで、ナチスだけで無く日本やイタリアを貶める>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ(2005年製作の映画)

3.3

サトシが拉致されたピカチュウを探す話。ミュウがでてくる(けつばんはでてこない)。道具の13番目でセレクトを押してミュウを釣った思い出もさることながら、ゲームフリーク&小学館イベントで幕張までもらいに行>>続きを読む

名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

2.8

コナンが飛行船の中で怪盗キッドやテロリストと戦う話。蘭の角って連載当初から比べると年々鋭角になってきているらしいので、飛行船に刺さって破裂しないか心配でした。

名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)

2.8

コナンが海賊の遺物を悪人から奪う話。軟式潜水同様、袋入り血に水圧をかけても全体が圧縮するだけで破裂しない筈だからトリックが成立しない。蘭の角が濡れても形を崩さないのは、毛髪のケラチンの繊維構造が縦横織>>続きを読む

モール★コップ(2009年製作の映画)

2.5

強盗に占拠されたモールで、逃げ遅れた肥満警備員が泣く泣く反撃するコメディ。セグウェイに跨った重量騎兵。本作のアクロバティックセグウェイアクションを習得していれば、セグウェイ開発者もセグウェイ事故で崖か>>続きを読む