ゾンビおじさんさんの映画レビュー・感想・評価

ゾンビおじさん

ゾンビおじさん

映画(1550)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ゾンビ・ハイスクール(2012年製作の映画)

4.0

スクールカーストゾンビ映画。察しの良い皆様なら脳筋とチアガールが死にオタクと幼馴染がいちゃつき生存、最後に続編らしきゾンビが吠えるオチまで想像できるがその通り。退屈だろうし内容も分かっている、でも見ち>>続きを読む

ディセンダント2(2017年製作の映画)

3.6

ディズニー悪役(眠り姫やアラジン等)の息子や娘達が、歌い踊り狂う内に改心するミュージカル続編。マリッジブルーに陥る主人公が故郷である悪の国に帰省、歌って踊りながら無法地帯で暴れまわる。踊れない者に市民>>続きを読む

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ(2016年製作の映画)

4.0

人食いドーナツのホラー。空に舞い上がり襲いかかる揚げ物の群れ。ドーナツの穴は貪食な消化器官。ミスドとかの上下の区別がわかりやすいドーナツだと、どっちの開口部が口か肛門かとか、どこら辺が胃か大腸か考えな>>続きを読む

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.8

電灯を消すと現れる怪物のホラー。これでもかと言うほど心臓に悪い系。ホラーを見慣れると「どうせ見ても死にはしない」と慢心しがちだが、膀胱が満タンの状態で視聴するとビックリシーンで自らが社会的に死ぬリスク>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.3

異能の子供達が怪物学者と戦うダークファンタジー。大筋XMENみたいな話だが、英国人は全身タイツではなく上品なスーツを着て戦う。英童話を読む限りWW2ロンドン大空襲の主な人的被害は妖怪に拉致される子供が>>続きを読む

キング・オブ・エジプト(2016年製作の映画)

3.4

神々のお家騒動に首を突っ込んだ盗賊の冒険譚。馴染みあるエジプトの神々が布の少ないセクシーな格好で登場。布地が足りない為かメジェド神は出ない。エジプト同様、神権政治国家の末裔たる日本人的にはややハラハラ>>続きを読む

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

2.8

軍品横流しの濡れ衣を晴らす話。一匹狼の根無し草だった前作とはうって変わり、娘や恋人を守るために戦う洋画サスペンス界のありふれた主人公になってしまった。ボッチの憧れだったリーチャーはnever go b>>続きを読む

S.W.A.T. vs デビル(2014年製作の映画)

5.0

B級ホラー映画を見ながら映画の編集者がツッコミを入れるメタB級映画コメディ。例えばCABINがホラー通であればあるほど楽しめるメタホラーであるように、本作はB級クソ映画という肥溜めにどっぷり浸かってし>>続きを読む

アングリーバード(2016年製作の映画)

3.1

怒りっぽくて嫌われ者の鳥が、戦時に破壊衝動を評価される話。スマホ黎明期に流行ったゲームだが、映画公開時には既に時期を逸した感。原作は5分でアンインストールしたが、映画はまあ90分は見れるクオリティ。

ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.7

なんでも願いを叶える力を得たサイモン・ペッグのコメディ。スケールの小ささがリアル。願いが思い浮かばなかったらとりあえず世界平和と言っておくのは人類普遍。とりあえず生、ぐらい普遍。

キングダム・ウォーズ 魔界からの侵略者(2013年製作の映画)

4.0

現代米国に侵攻するドラゴン&オークのファンタジー軍隊を一般市民が全部射殺する話。異世界ラノベ読者が好きそう。反撃出来ず逃げ惑うオーク達を片端から銃で乱射する、これぞアメリカンドリーム。ライフルは剣より>>続きを読む

フライング・ジョーズ(2011年製作の映画)

3.1

沼にサメが出る話。タイトルに反してサメは一切飛ばないが、航海用語で帆を貼った航行状態の事をflyと言うらしいのでギリギリセーフ。サメ対ワニもあるっちゃある、ギリギリある。

247°F(2011年製作の映画)

3.0

サウナに閉じ込められるワンシチュパニック。つまり美男美女が終始半裸な映画。気温247°Fは120℃なので、スチームオーブンだとふかし芋や茶碗蒸しが作れる温度。スチームパンク。

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.4

環境保護団体が南米の原住民に食べられちゃうスプラッタ。へいお待ちどう、軽薄な大学生の活造り一丁上がり。グロい。私も乾燥した自分の唇の皮を歯で剥いてそのまま飲み込んじゃうことがあるけれど、あれもまあ食人>>続きを読む

ウィンターストーム 雪山の悪夢(2016年製作の映画)

3.5

山小屋でろくでなしの父親に監禁される兄弟のサイコスリラー。ヴィジットが好きな人なら気にいるかも。偶発的不幸が重なり根が良さそうな人が狂気に駆られる後味の悪さは高評価。毛布があったのなら車は泥濘みから出>>続きを読む

ネイビーシールズ:オペレーションZ(2015年製作の映画)

3.2

特殊部隊がゾンビを倒し要人救助する話。脚本やアクションは一般的Z級。特筆すべきはゾンビの演技力。映画デッドライジングと並ぶワーストの大根エキストラ。トイレを我慢してるようなゾンビ達はちょっと気合いの入>>続きを読む

ヒューマン・レース(2013年製作の映画)

3.8

長距離走で周回遅れになると頭が破裂して死ぬワンシチュホラー。シンプルながら抑えるべきを抑える佳作。鑑賞者が鈍足である程楽しめる珍しい篩を持った映画。私の速力は牛歩戦術議員級なのでランナーの苦しみを高み>>続きを読む

コウノトリ大作戦!(2016年製作の映画)

3.2

利益優先の巨大物流企業になったコウノトリ.comが人情を取り戻し赤ちゃん配送を再開する話。子供向け映画だが下衆な大人が見ても面白い、赤ちゃん製造工場の内部機構が気になる所。発送品はナマモノにつき再配達>>続きを読む

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.8

田舎に左遷された敏腕警官が白々しい程不自然な連続事故死の謎を解くコメディ。ユーモラスな表現に翻弄されるミステリー。警官が増えると犯罪が増えるという統計学のパラドクスがあるが、それを逆手に取った犯罪抑制>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット(2017年製作の映画)

3.7

害虫駆除宇宙歩兵の最新作。リコやカール等の歴代人物も登場。市井のマスターチーフや野良ストーム1な貴方にお薦め。虫潰しに無粋な砲爆撃は不要、20年前同様盛田式ライフル片手に突撃あるのみ。蟻の巣に水を流し>>続きを読む

アウトバーン(2016年製作の映画)

2.7

車泥棒がドイツでカーチェイスする話。首尾一貫して特徴の無い映画。スタイリッシュでない後手後手主人公なのが少しだけ面白い。ドイツ車はとても丈夫、ドウェインジョンソンが乗ったアメ車だったなら5秒毎に大破炎>>続きを読む

エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.8

96年のエベレスト大量遭難事件の映画化。家に帰るまでが遠足。諦念が即死を招く焦眉の急、実際は眉は焦げずに凍って火傷する。本作公開前年にエベレスト遭難数記録更新。私はビッグサンダーマウンテンが登山の限界>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

4.0

祖父母の家に帰省し襲われる姉弟のホラー。認知症か統合失調症か。老人達によるカメラへの変顔、匍匐前進や全裸跳躍等の数々の奇行は、割と私が泥酔した時にやった事あるやつばかりで戦慄。シャマラン監督に見つかっ>>続きを読む

ビバリーヒルズ・ニンジャ(1997年製作の映画)

3.1

デブで間抜けな白人忍者がLAで暴れるコメディ。しょうもないけど微笑ましさと爽やかさがあり気の抜けた笑いが出る。欧米のNINJAに対するイメージは、隠密剣士と007は2度死ぬの2作品が元凶みたいですね。>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.3

捕虜になった猿軍が収容所で反乱を起こし米国を侵略する話。原点である猿の惑星(1968)への過程。米国は猿優勢だが、地球上での猿の北限は青森県なので北海道に逃げれば何とかなる。対猿戦争では温泉も重要な戦>>続きを読む

イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

3.1

英国初スキージャンパーの五輪での実話。パイオニアは笑い者、クールランニングに通ずるポジティブなスポ根。参加する事に意義があるとクーベルタン男爵の言葉で締めているが、次の五輪では色物選手が出れないよう実>>続きを読む

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

2.9

アリスが時間を遡り紅白女王や帽子屋の忌まわしい過去を是正する話。前作の脇役の掘り下げ。まあ要はアレですよ、最後は家族でハグするとどこからともなく「wow……」みたいな声が流れてくるフルハウスみたいな展>>続きを読む

名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)(2013年製作の映画)

3.2

イージス艦に乗り込んだ他国のスパイをコナンが推理で見つける話。ちょっと亡国のイージス。あたご型護衛艦に旧軍巡洋戦艦の命名基準で穂高岳をつけるセンスは好き。イージス艦の機密がほしいなら懐かしのWinny>>続きを読む

HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

2.2

EXILEが免許の違反者講習に居そうな人達を集めて殴り合わせる話。不良映画は縄張りを巡って群れが戦うプリミティブさが楽しい。5種類のコロニーが覇権を競う寒天培地、善玉菌の栄誉を勝ち取るのはEXILEの>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.3

強盗が盲目の老人に反撃されるスリラー。やたら的確に強盗を照準に捉えるので、このお爺さんは佐村河内守と同等の鋭敏な視聴覚を持ち合わせているとわかる。製作がゴーストハウスピクチャーだがゴーストライターは関>>続きを読む

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年製作の映画)

3.8

人間の女の子と村八分にあう巨人が共闘するハートフル復讐劇。巨人の村社会で起きた陰湿ないじめに対し、中枢神経系に作用する幻覚剤の散布と英国陸軍の近代兵器で報復するファンタジー童話。モンスター映画ファンの>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

3.3

ペルーからイギリスに移民に来た熊の話。文化的差異を乗り越えとある一家と親交を深めるので、交換留学の経験がある方はジーンとくるかも。そういえば日米の次に馴染みあるキャラクターを輩出してる国ってイギリスで>>続きを読む

ケニー(1987年製作の映画)

3.0

重度障害で下半身が無い少年ケニーがTVの見世物(英語スラングの感動ポルノ)になるか家族愛を取るかの板挟みの話。8月は日本で24時間その題材の番組が流れる季節。あの番組に対しての見解は賛否あるが、昨今起>>続きを読む

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.3

熱帯雨林で動物が少年を育てる話。考える葦のワクワク復讐劇。インドだがアフリカゾウや寒冷地の毛並みの狼や熊が出る。まあ千葉県浦安市を『東京』というネズミの映画さ、ハハッ。良い子の皆は気にしてはいけない、>>続きを読む

ウォー・マシーン:戦争は話術だ!(2017年製作の映画)

3.5

2009年アフガン増派の裏で奔走した米軍司令官失脚の実話。苦戦する融和的占領政策。保守と見せかけリベラルな政治風刺コメディ。本作公開から3週間でトランプ政権が増派を決定しているのが笑える。ぎぶ みー >>続きを読む

マキシマム・ライド~翼ある者たち(2016年製作の映画)

2.4

翼がある若者が悪の研究機関と戦う話。安いXMEN。ティーン向け小説の主人公は目障りな理系をぶん殴るのがライフワーク。米国の肥満率は約30%なので3人に1人は重量過多で飛べないはず、つまり鳥人ではなくフ>>続きを読む

>|