フジマークスさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

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賢さとは優しさ

誰かとコミュケーションを取った時、その相手の気持ちを押し測れないようでは、どんなに成功した人間でも賢いとは言えないなぁと思う。
僕は正しさより別のことに興味があるのかもしれない。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

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ミット打ちのショット、あと15分は観れたと思う

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

5.0

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強い心

あらゆる悲しみを掬い上げようとしている。少し散らかりを感じるが、物語内の出来事が海という舞台装置の美しさによって、統一感を持ち得ている気がする。
ビートルズの「ホワイトアルバム」的な感じ

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

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画面に映し出されているものは、現実の運動でもある、虚構でもあるようなところを行ったり来たりしている

ラストのシークエンス、アレックスがカミーユを抱きしめて殺してしまった時、マッチに付けた火がぼおっと
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冬の旅(1985年製作の映画)

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路上を選択することは、強さではなく
戻れないところまで下っていってしまう原因になる弱さ
いずれの方法でも、どこかにしがみつく、引っかかる必要があるのかもしれない
移動したり、流れたりするのではなく

イタリア旅行(1953年製作の映画)

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女性が車にのる時、「ワンダ」的で「リヴァー・オブ・グラス」的
映画を工場ではなく道で撮ることで、もたらされる映画性を感じる

TOURISM(2018年製作の映画)

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僕がしたいツアーリズムがここにあり
地元の人の家に入り込むのは難しくても、例えば観光客がくることもなさそうな喫茶店に足を踏み入れる
そこでの他のお客さん、お店の人の話に耳を傾ける
あてもなく歩き回り、
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

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完璧な人間などいないのサ

トムボーイ(2011年製作の映画)

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冒頭のシークエンスから映画的喜びを感じる
ミカエルが服を脱ぎ、ほかの少年たちを真似て唾を吐き捨てる。もちろんミカエルだってほかの少年と同じことをしている。ミカエルの後ろ姿、背中は、ほかの少年と同じに見
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暗黒街の弾痕(1937年製作の映画)

5.0

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エディはジョーと共に死ぬ
死を迎えたその時、エディの頭の中に聞こえるのは神父のヴォイスオーヴァー
「君は自由だ!」
「扉は開かれているんだ!」
神父の声は、妙に癒しを含み、希望に満ちた忘我の感覚
破滅
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