福田大祐さんの映画レビュー・感想・評価

福田大祐

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ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.2

さいっこー。
はじまりからオチまでさいっこー。

いまだにある違和感を持ってしまっていることは嫌だなと思いつつ、そういう社会で長いこと育ってきてしまったから時間がかかることではあるのだが、最後はそこか
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雨の中の慾情(2024年製作の映画)

3.7

すごい。すごいのだが、消化出来ず。
私にはまだ早かったのかもしれない。
ただ、映画館出た後の新宿の街が映画前とは違う風景に見えたので、良い映画だったのだと思う。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.8

リーは使命に対する信頼も命の躍動も失うことで歪な安定を崩してしまった。
だが、それは現実も同じで。
世界は歪で安定した状態などないのに、安定したことが普通だと思ている状況が歪なのかもしれない。
大きな
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あるいは、ユートピア(2024年製作の映画)

3.7

誰かといることで救われもするが、誰かといることで滅びもする。
どこがユートピア?何がディストピア?

藤原季節が素敵。

アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

3.3

期待していたからなのか、なんだか勿体なく感じた作品でした。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

凄く居心地が良い作品でした。
三宅監督の撮り方が素敵で、過剰で期待をもたす演出が少し苦手な私にとって、構えずに観ることができました。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

良い作品でした。
映画の熱、原作の熱、JAZZの熱。原液。

彼方からの手紙(2008年製作の映画)

3.7

演出が舞台的の如く自由だったのが良かった。好み。こういう映画がもっと増えてくれたらもっと豊かになるのに。
いいんです、全部説明しなくて。
全部言ってしまって何が残るというのだろう。
受け入れられる世界
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満月、世界(2023年製作の映画)

3.6

「世界って、カッコいいんだよ」
そう思えるものがあれば、そう思ってもらえるものが1つでもあれば、まだ頑張れる気がする。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.7

ハッピーエンド。素敵なエンド。
ただ、自分の中で2つの親子の話は超えられなかった。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.8

良かった。
今SNS上にある不気味さと狂気と快楽を濃い濃度で詰め込んだような作品でした。
インターネットを雲のように覆う怪しい雰囲気がまさしく表されていた。
ネット上の人間らしさの排除のフィクションさ
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

3.6

少し先の未来が、既に感じてる息苦しさと相まって生々しく、フィクションに思えなかった。
どこの時代でも感じるであろう支配と自由の葛藤。
ハッピーエンドは人との繋がり。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

語られていることは普遍的で、正直いつも濱口監督に感じている驚きはなかったけど、丁寧な良い映画でした。
「ゴドー」からの「ワーニャ」。
戯れながら良い流れになるのを待つ者から、苦しんで生き抜く者に。

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.6

どうしようも出来ない別れの迎え方。心の持っていき方、受け入れ方。
本当は信じていないイエス様を仮に信じることで、罪をなすりつけることで自分を保つしかなかったのだ。きっと奥山監督も。

ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

3.7

決して特別ではない、少し静かで優しい物語。
電車から降りたときのやり取りで涙腺崩壊した。
母に会いに帰ろうと思う。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

良かった。
濱口オリジナルとは違っても濱口監督作品は面白い。
土手を走り光が追いかけてくるロングショットが拘りを感じて特に好き。
結末が「熱のあとに」ぽいと感じたのはプロデューサーが同じだからかな。
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息を殺して(2014年製作の映画)

3.3

生きること、死ぬこと。
息を殺して生きること、踊るように生きること。

不思議な映画。

石がある(2022年製作の映画)

3.6

大人になるにつれて、ただそこにあることが許されなくなっていく。
「何がしたいんですか?」

ただ、理由がなかったとしてもオジサンはやはり怖い。
前半、新種のホラーかと思った。

PASSION(2008年製作の映画)

3.8

くっきり描きすぎず、でもしっかりと人を作り上げてる。生きてる。
すごいなぁ。

THE DEPTHS(2010年製作の映画)

3.7

もがきながら理性に従った者と抗えない欲望に従った者。
上手に人間を描きながら観たことない物語を紡ぐ濱口監督。
いつもながらの別れの美しさ、終わりの美しさ。終わらせるのが難しいはずなのにどの作品もずっと
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

3.5

タイトルよろしく日や光が印象に残るカットが多く綺麗な画が多かった。
良い映画だとは思うが、何かくっきり残ったかと言われると物足りない印象。
こういくのでは、というお約束の流れにならなかったのは好きでし
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親密さ(2012年製作の映画)

4.2

キャストや世界が満ち満ちと生きていた。
観てる最中度々、自分はパートナーや友人、親たち大事な人たちと向き合っているのだろうかと問うた。
以前の自分であればぶつかることを避けずに築いていたのかもしれない
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愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.6

在るように見えてずっと所在がない主人公。
求めれば求めるほど遠のいていく。
亡くしたときからの執着なのか、ずっとそうだったのか。

誰からも出てこない感謝の言葉。
ありがとうだけが居場所なのに。

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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.5

14歳の真っ直ぐさ、故の素敵さ・怖さ、どちらも届けてもらえた感じがする。
ニヤニヤもするし、あーわかるともなるし、あの時こんな気持ちだったのかな、ともなる。
押し付けがましくない良いドキュメンタリーで
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.8

カナは自由奔放に凶暴に生きているように見えるが、それは満ち足りないことへの渇望。
砂漠でオアシスを見つけるように。
ただ、オアシスを見つけたと思っていても渇きは満たされない。いくら"飲み水"を与えられ
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