fumielさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ホステル(2005年製作の映画)

3.0

女遊びを目的に旅をする男性3人組。待っていたのは美女たちが集まるホステル。しばらく男性たちにとっては楽園のようなひと時を過ごすことになるのだけど、その先に待ち構えていたのはとんでもない地獄。

それを
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

ようやく観に行けた。特に安藤サクラさんの演技が観たくて。「愛のむきだし」の時の役も好きだけど、今回も圧倒的な演技力で魅力的な女優さんだと再確認。また、他の役者も素晴らしかったけれど、子役の二人も本当に>>続きを読む

ソウ3(2006年製作の映画)

3.0

2より圧倒的にグロさが増していた。「赦す」がテーマ。これは難しい。アマンダのゲームのやり方は、ルールを守れば助かる術がある(それでも生きる確率はかなり低いけど)ジグソウとは違って、全く救いようがなくて>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.3

「上申書殺人事件」をベースに作られた映画。山田孝之とリリーフランキー、ピエール瀧の演技がかなり上手で引き込まれた。山田孝之の死刑判決に対する異常なまでの執着心と、何かに取り憑かれたような表情はすごかっ>>続きを読む

ソウ2(2005年製作の映画)

3.3

今さらながらソウを鑑賞。なぜかNetflixに1がなくて2から。やり方は別として、ジグソウの「人は死に直面しないと考えを真に変えることはできない」のような言葉には考えさせられた。全体的にグロいというか>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

最初から最後まで本当に素晴らしい映画だった。特に、主人公だけの物語だけではなくて、お姉さんや友人たちの様々な視点で描かれていたことがよかった。その中でも、ジャック視点。ジャックやサマーみたいな友人こそ>>続きを読む

リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

2.0

記録として。次々と人間が真っ二つに裂かれていく、スプラッター要素がてんこ盛り。トリンドルちゃんの演技が上手だった。

告白(2010年製作の映画)

3.5

松たか子主演の教師の子どもが、自分が主任のクラスの生徒AとBによって殺害されたことをクラスの生徒全員へ告白し、静かに復讐していく話。しかし、少年は殺人を犯したけれど、少年法に守られている。想像していた>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

3.0

狂気とバイオレンスで溢れていた。
小松菜奈はこういう何考えているかわからない闇が深い役が合うのだなと思った。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.7

4時間近くある長編映画だけど、まったく飽きることなく集中して観ることができた。とにかく素晴らしいのは、安藤サクラの演技が狂気そのもので圧倒的な存在感に圧巻された。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.0

「埼玉愛犬家連続殺人事件」をベースに作られている作品。実話よりも映画の方が大袈裟に作られているのかと思ったけど、実話の方が残酷だと知って驚愕だった。とにかくグロくて、まったく救いようがない。まさに狂気>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.8

原作が好きな人からのお勧めで。最初は、45歳ファミレス店長 × 17歳女子高生の恋愛映画かなぁと思っていたけれど、私が想像していた物語とは違って、それぞれの求めている夢や未来に対して、お互いが背中を押>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.3

雨と緑を中心とした映像がとにかく綺麗で音楽も美しい。靴職人を目指す15歳の少年と27歳女性教師が学校ではない場所で出会い、次第に心を通わせていく物語。舞台となっている新宿駅や新宿御苑、自宅にあるマリメ>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.6

なぜか音楽だけは切ない感じが好きで聴いていて、今さらながら本編を鑑賞。3話構成で、それぞれの視点で描かれています。アニメーションは新海誠監督らしく、本当に美しかった。もちろん、人によると思いますが、ラ>>続きを読む

ラストラブレター(2016年製作の映画)

3.7

友人の高校の同級生が作った映画。レイトショー上映最終日はとてもにぎわっていました。話を聞いていて、森田監督ひとりだけではなく、みんなで作った映画なのだなぁと感じました。映像や音楽もとても美しかった。個>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.2

本作のようなテーマの映画は初めて観た。観終わった後、軽い放心状態になる感じ。細かい描写に関してはあまり気付けなかったけれど、二人の関係には何か意味があるのだろうと感じた。ピアノの音楽や、夏をイメージす>>続きを読む

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.0

かをりとの出会いをきっかけに、過去の自分を断ち切るシーンは前向きでよかった。バイオリンとピアノがとても綺麗だった。ちょっとだけ「君の膵臓をたべたい」を思い出しました。(原作しか読んだことないですが)

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.8

警察庁、検察庁、警視庁と、正義のあり方というのはそれぞれあるのだなと考えさせられた。最後、黒田管理官の電話のシーン、唇の動きからなんて言ってるかがわかった瞬間ハッとした。全体的に推理しながら観ることが>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

オマージュがたくさんあって、途中ホラー映画化するシーンは想定外の懐かしさと笑いが込み上げてくるものがあった。あと、HUNTER×HUNTERのグリードアイランド編を連想しました。思い出してワクワクする>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

心理戦だらけの刺激が強めなスパイ映画。ジェニファーローレンスがセクシーだった。スパイ養成学校の内容がなかなか興味深く、個人的には、ボブの女性がよかった。あとは、想像以上にバイオレンス描写が多かった。拷>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.2

死者を忘れないでというメッセージが込められていて、本当に素晴らしかった。特に後半からがよかった。子どもより大人向け。久しぶりに映画館でボロボロ泣きました。例えば自分が死んだら、何年経っても思い出してく>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

3.9

ダメな父親が嫌いだったのに、葬儀の参列者からのひとりひとりのメッセージで見えてくる父親の新たな一面。葬儀中、父親への気持ちの変化(嫌いな感情から心が揺れ動く)が起こるシーンは、とてもシュールで笑える部>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

設定がかなりシュールだけれど、なんとなく地位、名誉、金などの表面的な部分ではなくて、相手をひとりの人として(この作品の相手は人ではないが)、向き合うことの大切さを感じられた作品だった。また、主役の声が>>続きを読む

こんぷれっくす×コンプレックス(2015年製作の映画)

3.8

ワキ毛がコンプレックスの男の子と、ワキ毛が好きな女の子の青春物語。思春期真っ只中の中学2年生らしいやり取りがむずがゆい感じ。24分と短編だが、なかなかのマニアックで笑いが止まらなかった。

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.0

女性たちが男性ひとりを囲んでの晩餐会で繰り広げられるマウンティングは女性の恐ろしさそのものを表現しているなと思った。あとは、女性たちのドレスやレースなどの洋服が品があり美しかった。そして、映像も自然光>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

主人公のヨシカは脳内片思いしながら、現実でも恋愛するというぶっ飛び具合で、上映中、笑いが起こるシーンが多かった。ヨシカへの共感要素はあまりなかったけど、面白かった。そして、帰ってからアンモナイトを調べ>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

ビクッ!っと驚くシーンが多すぎて、心が忙しかった。あとは、子どもたちの成長と青春物語。夏の湖に飛び込むシーンが綺麗だった。そして、ペニーワイズがダンスしてるシーンがシュールすぎて笑いを堪えるのが苦しか>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.1

怖さは想像していたよりかは大丈夫だった。後半、怒涛の伏線の回収で、点と点が綺麗に繋がっていく感じが素晴らしくて、面白かった。あと、ジョージィナ役の女優さんの不気味さと狂気を感じる表情が素晴らしかった。>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.8

心にずっしりとくる苦しさや痛みが伝わる内容でした。終始、重くて暗い話だけど、人間らしさが生々しく描かれていて面白かった。また、有村架純はこういう影のある役柄がすごく合うのだなと感じた。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

夢を叶えるために、時には大切な人やモノを犠牲にしなくてはならない出来事が起きたり、夢を追い掛ける途中で、自分に自信がなくなり、諦めそうになりながらも悩み、葛藤するシーンは共感する部分もあり、とても考え>>続きを読む