フィッシュ真夜中さんの映画レビュー・感想・評価

フィッシュ真夜中

フィッシュ真夜中

象は静かに座っている(2018年製作の映画)

3.9

心にじわじわと悲しみが沁みてきて、辛さの行き場がない。鑑賞後もその冷たさが纏わりついていた。音楽もひどく物寂しいものであるが、音色が美しいことだけが唯一の救いである。象という漢字は、象徴とか、現象、心>>続きを読む

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.8

取り繕われたものってそのとき限りは良くても後から必ず崩壊する。愛を知らない人が愛を売っては駄目だなと。他人に留まらず自分をも騙して生きているともう死ぬしかないんだよね。

天使の涙(1995年製作の映画)

4.0

こういう作品を観るとさらに思うのだが、決着をつけなければならない事象と、時が過ぎ去るのを待つしかない事象との違いってなにかあるのだろうか?と、人生とは間違い探しばかりじゃないか?と。正解があるなら早く>>続きを読む

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