フィッシュ真夜中

象は静かに座っているのフィッシュ真夜中のレビュー・感想・評価

象は静かに座っている(2018年製作の映画)
3.9
心にじわじわと悲しみが沁みてきて、辛さの行き場がない。鑑賞後もその冷たさが纏わりついていた。音楽もひどく物寂しいものであるが、音色が美しいことだけが唯一の救いである。象という漢字は、象徴とか、現象、心象などにも使われるものだけど、この作品の象の表現と照らし合わせると、奥深さが増す。