Gakさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.0

ストーリーはかなりどうでもよかったけど、
カメラワークがかなりかなりうまく、勉強になりまくった。
カメラワークがかなり勉強になったことだけちゃんと覚えておきたい。

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

2.1

編集技術はやはり高い。
にしてもひっくり返るくらいつまらないなあ。逆にめちゃくちゃ笑えて楽しかったけど。
スピード消費文化が生み出した早産の賜物というかんじ。
溺れるナイフはロケ地がおもしろかったから
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近松物語(1954年製作の映画)

4.5

ほんとはもっとおもしろいんだろうけど、
さすがにこの時代の倫理観をカセにした物語に感情移入は難しかった。

おさんとお玉の顔が似てて途中まで判別できなかった。

主人公は店主の妻であるおさんが、兄の借
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この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

4.8

ーわたしがここにいるでしょう。
ここからいなくなるとここに隙間ができる。
この隙間を埋めるものが、想像力です。

俺たちの雑学にももう少し筋道をつけなきゃいけないな。
願いと、祈りと。

あんたの描く
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.4

密室劇は脚本の勉強に大変になる。

とにかく何かを平然とごまかしてる時と、スッと素に戻って本音を言うっていう切り替えを見せられると笑える。

あと、こんなに室内でのカットと画作りがうまいのも珍しい。
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.5

おもしれえ、おもしろすぎる。

有限の鍵盤から無限は作り出せる。
しかし、無限の鍵盤からは何も生み出せない。
海の上という制限があるからこそ自分の音楽が生み出せた。
天才なのに。人間が自由では幸せにな
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.7

ー一人救えた。ひとりだぞ。人間ひとりだ。

ー攻撃する正当な理由があるのに、許す。それが力だ。

20201112
なるほど
シンドラー自身も普通に人間的なのか。
マンガみたいなヒーローじゃなくて、自
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.4

ストーリーはへなちょこな気がするのに、こんなにかっこよくてキュートで、ピュアが似合うヒロインみたことない。
男をかばってのオーバーキルシーンは圧巻中の圧巻。

こういうハードラブロマンスって出会いのシ
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.6

ロケ地をすべて教えてほしい。
カット割はパクリまくりたいところ。
自由自在だ。

この頃の仲間由紀恵すげえな。
浅野忠信はやっぱりこわい。
ラブホのシーン。

手塚とおるもかなりいい。
レンタルビデオ
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.6

ラストスパートのカーアクションと軍隊包囲は笑った笑った。
あんな高いところまで行ってないのに上空真っ逆さまに落ちていくパトカー。

聴き覚えのある曲がたくさん流れる。

はじめてグラサン外す瞬間だけク
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8

鉄雄の長年の金田に対する怒りの話とアキラ関連の規模でかい話が混ざるのがいいよね

でもなんか規模でかい方の話がそんなだな
アキラを人類進化のエネルギーの母体であり、宇宙自体を生み出すものとまとめるのは
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.4

門の神鍵の神という発想よい
マシュマロマンかわいい
バスターズがボス戦でも普通にホワホワしてるのがよい
曲がよい、が、ボス戦で流れて欲しかった

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.5

詐病というテーマ
使えそう
悲しいフリ、そして何重にもうそをつく
サスペンスとしては微妙
そんなに緊張感あるシーンがあるわけでもなく、なんとなく、実は、、展開になっていくだけ。

エイリアン(1979年製作の映画)

4.3

スーパーおもしれえ
超強酸をはじめとするエイリアンというフィクションの設定もすべてうまいし、なにより宇宙空間という密室で生じる人間関係がかなりうまい。
生きたまま寄生されるから、普通に人間として迎え入
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.2

簡単に言ったら、ほとんどマクレーンと泥棒の鬼ごっこ。
だけど、脚本上だけでは決して書けない物理的な描写が面白すぎる。
ガラスと裸足、巨大換気扇突破、エレベーターを開けっぱにして上へ、通気口通って隠れる
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.4

すごくすごいいい。
桃太郎なんだね。
でも違うところからがたくさんある。
自ら冒険に出るのではなく、台風によって事故的に巻き込まれる。
順番にかかし、ブリキ、ライオンを仲間にする。
それに主人公が女の
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.5

完全なるロミジュリ。
ある一つの街で敵対する不良グループの話。
敵側の女の子と恋に落ちる。
恋に落ちるシーンの赤い大会場でのアクティブなダンスシーンから、宇宙空間ぽくなってふたりだけの時間になるのがピ
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.5

いや、おもろいんだけど、今となってはどれも常識になってる思考なのが、残念というか、やっぱ情報の流れがべらぼうに速い時代なんだなってこわくなった。

観ている側の誰にでもあてはまる抽象的なことをずっとな
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.5

タッグモノ。
新参者はその世界の常識知らぬゆえ行動が破天荒で物語を推進させやすい。
古参はその世界のことをよく知ってるので行動が慎重になるが、バディに突き動かさせる。
バディが組み、世界のことを知り、
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.4

めちゃめちゃ良い
ライブシーンは言わずもがな、生徒も先生もキャラクターがめちゃくちゃいい。

先生はハナから生徒を愛してるし、ロックも愛してる。
生徒ひとりひとりに役割を与えてあげるのと、生徒の新しい
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.8

親権裁判のこと勉強するに良い教材
子どもと大人の関係における障壁、
家事、子どもの大怪我、会社の突然の解雇、などは汎用性高い。

オープニングから妻を出ていかせるゆえテンポ良くストーリーははじまるが、
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.4

わんちゃんの死or真実を知る
という怖すぎる二者択一

心は時間とともに離れていってるのに、愛情とか関係なく単なる探究心として真実を知らずにはいられない人間の絶妙な業を突いてくる。

カメラ、テラスで
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.6

おもしろすぎる
寓話なんだけど、人物の心の流れは通常世界だとうまくいく可能性が高いんだね。
超童貞体質の男が、女と付き合えないと死ぬっていう状況、現実世界設定で作ろうとしたけど無理が生じちゃって断念し
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.9

ちょっともう一回あらすじ知った上で観る。
雑に観てたら構成においつけなくなった。

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

3.2

笑の大学型の脚本だと思って観たけどミッション性あまりにも低くて、勉強にはならず。
まあ結局資金調達のためにギャングスポンサーにしちゃって、ギャングの愛人出演させなくちゃいけなくてそいつが下手すぎて困る
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女は女である(1961年製作の映画)

3.9

音をぶつ切れにするあの特殊な編集はなんなんだ。かっこいい。

急にデューンって音とともに、ストップモーションでキュートな体勢の二人、バンバンバンと見せるのとか、
キスドーンの突然さがかっこいい。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.6

基本に忠実、すぎるけど、まあ勉強になる。
通常の起承転結アンド成長物語にちゃんと丁寧に裏切りを付け足したお手本の構成。

ちゃら男、ゲイ、不倫男、などを疑わせて、真犯人は序盤に身内に隠しておく。

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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

逆サイドから描く構成でおもしろくしたいところ
騙す側を主人公にするって思ってた以上に難しい
騙す側を主人公にするには、騙される側をもっと悪い奴にする必要がある。
それか、騙す側にやむを得ない事情をつく
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ライオンは今夜死ぬ(2017年製作の映画)

3.6

わかりやすく序盤でテーマが提示される。
死とは出会い。
死の象徴とも言える若き日の妻の幽霊と、生の象徴とも言える子どもたちとの出会いに影響され、死を受容し、演技にまで昇華していく。

ちゃんと二重構造
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

家をぶっ壊していく。
防弾チョッキに狙撃の刺激。
少年との交流。ゲイ相談。
違う女性との交流。尊敬の念の再確認。
仕事も、生活も、感情が消え失せてしまっていたことの気づき。
そして、少年が大怪我し、死
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.4

これは観づらい、、、
時系列逆、時間遡行型。
最初にそういう構成ですってもう言っちゃえばいいのに。
まずそれを掴むのに時間かかってしまって、そういえば女が死んでたなとか、友に裏切られたとか言ってたなと
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初恋(2020年製作の映画)

3.7

ドラマなんてなくて良いと再認識。
序盤から嘘ついてるやついると途端おもしろさ増し増し。

ヤクザは中華野郎への因縁の復讐と新情報発覚で裏切り者への復讐も加わる。ベッキーは個人的にその先頭に、
裏切り者
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ひとくず(2019年製作の映画)

2.7

カナザワ映画祭
かなり笑ったんだよな

設定良い

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.1

いつ観ても上野樹里にしかみえないけどめちゃくちゃおもしれえなやっぱ。
この監督の映画はこれだけ好き。女の子が元気いっぱいだから

悪童(2015年製作の映画)

4.0

ひさびさに観たら死ぬほどおもしろかったわ。
もうちょっとちゃんとこれ勉強しよう。