Nakさんの映画レビュー・感想・評価

Nak

Nak

映画(714)
ドラマ(60)

エリザのために(2016年製作の映画)

3.7

まずまず。
街の外の大学へ行くための重要な試験の前日に強姦に合った女の子のために、アレコレ試験に手を回す医者の父のお話。

発端としてうまいのが、娘を送迎した際最後まで届けなかったのは、浮気相手から電
>>続きを読む

3人のアンヌ(2012年製作の映画)

4.2

ハネケ映画常連のイザベルユペールがホンサンスの映画に出てるって興味深すぎて鑑賞。

おもしれええ。
演者を入れ替えて同じ役はよくあるけど、演者は同じで役の性質を変化させて会話は同じって新しいな。

>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.7

本当に観て良かった。
鳥肌なんて久しぶり。ずっと苦しかった。

光州事件を伝えるという題材もさることながら、物語として、古き良き王道の手法がこれでもかというほどに丁寧に詰め込まれてる。

本当に、題材
>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

かなり面白い。
共産主義の成れの果ては物質主義からの完全逃避なのか。
でもファーストシーンで鹿を殺した時の浮かない顔が、子どもたちの内心をすべて表してた。
人は結局、何かを殺して食ってかないといけない
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.4

先住民地域に強制送還されないと被害者の気持ちも加害者の虚しさもわからんけど、裸足で極寒の雪道を10kmは無理だ。強い子だ。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.6

凄まじく凄まじく凄まじく良い。

ナスターシャキンスキー、、、
出てくるだけで映画全体の根幹を揺るがす。凄まじいな。

ー逃げるのが夢だったんだ。

夜の深み(1958年製作の映画)

3.8

全身黒塗りにした人間を白壁の前で踊らせて反転させたんだと

陸地にて(1944年製作の映画)

4.0

足と枯れ木
伸ばして手のひらから茹でたどい顔へ
テーブルの上を匍匐前進と密林の中の匍匐前進とカットバック
海辺で寝転がりびちょぬれ女上からスライド、そしてこちらと目が合う
扉をあけて突然岸壁の上で、下
>>続きを読む

魔女のゆりかご(1944年製作の映画)

4.3

生きている綱
自殺の表現

連チャンで殴打する全く同じパンアップ、横スライド。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.6

アルパチーノが強烈な美人の当時22歳のガブリエルアンウォーとタンゴ踊るシーン。
ほんとに鳥肌立っちゃった。

フェラーリ乗り回すシーンももちろんよい。

銃で自殺しようとするシーンは、時間的には長いの
>>続きを読む

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.6

快・感!

女が組長になることを、表層的なインパクトにおさまらず、よく掘り下げてると思う。

ヤクザが仁義だ情だというのは、結局男は前向いて進めずにウダウダやってるだけだと。
組長に出会えてそれがよく
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃにおもしろい。
陸上や小説、ケガや夢破れややまない雨はないとか、各々のギミックはコテコテと受け取られてもおかしくないのにおもしろいのは、年の差恋愛の皮を被った友情物語だからだろうか。

>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.8

一緒に銀行強盗やって一人だけ捕まった弟を釈放しようとする主人公。
いたってシンプル。こういう直線的な物語でどう工夫するんだろうと観た。
やっぱり手こずってたけどいろんなギミック学べた。

まずは普通に
>>続きを読む

パッチギ!(2004年製作の映画)

3.6

通夜シーンから突然めちゃくちゃ面白くなる。

母国語を放って他国語の歌歌ったのがすべて。
言語かあ。言語、使えるな。エモいもん。

違いを、食いもんとかで生活観でもって具体的に訴えられたシーンはヤバか
>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

3.4

ペコvs.ドラゴンがスタイリッシュすぎるね。
変な必殺技とかじゃなく、卓球の一番かっこいいところを映し出せてる。

この監督の後ろからまわりこんでいくカメラワーク好き。

松尾スズキ警察服似合うな

シングルマン(2009年製作の映画)

3.6

映画うまいな。
なにかの代用だった、あの人がいなければこちらを向いてくれた、という同性愛の否定のしかた。

体という制限装置を通して他者を知覚する困難さか。本当に愚かかどうかは突飛なこと提案して拒否す
>>続きを読む

クロース(2019年製作の映画)

3.4

いい話、ド典型な自己意識から他者意識への成長、というかもうそれがテーマとしてセリフにある。
本当に欲のない行動は人を動かす、だっけ?

手紙を一定数出さないと家に返さないというミッションを与えられた郵
>>続きを読む

浮草(1959年製作の映画)

3.9

小津映画をカラーでみるとまた印象が違う。意外にカラフルなんだなって。舞台の幕とか。

とにかく京マチ子演じる現妻の嫉妬と、それに伴って一座のべっぴんさんに浮気相手との子どもを誘惑させるっていう悪事と、
>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.4

絵画的には好きだったかしら。

アメリカの錆びた古びた街の風景に日本のしかも未来を予想した風景を取り入れるのはすごい工夫。
人間に造られた寿命の四年しかない人造人間の反抗とか、自分の記憶が他人の記憶を
>>続きを読む

切腹(1962年製作の映画)

4.6

圧巻だ、、、
やっぱり時系列の一番最近の状況を提示した上で、回想に入り時間が現在に追いついていくという構成にするだけで臨場感緊張感が段違い。
全く関係ないと思っていた二つの切腹志願者が繋がり、さっきま
>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

4.8

ありがとう、将軍、姫君

言えよバカがって思っちゃうけど、
言えないバカだからこんな物語が生まれる。

だからこそ、言いたいのに言えないことが引き立つ。

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

3.7

緩すぎる気もするけどまあめちゃくちゃいい映画笑

西部劇っていいなあ。
あの空間が好き。鈴虫とかもいい。
馬もいいし。銃もいい。樽とかもなんかいい。

登場人物みんなかわいくて素敵なんだけどやっぱりび
>>続きを読む

Mr.ゴールデン・ボール/史上最低の盗作ウォーズ(2009年製作の映画)

3.2

盗作の仕返しってどう展開するんだろうと思って観たら転まで盗作に気づかずダラダラSFの劇中劇やってるおかしな世界観の映画だった。

ちなみに仕返しの方法は
殴りにいく
でした笑

母が正式に本作を登録し
>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.8

フライデー襲撃事件後だからこそ、いつものユーモラスなたけしに、暴力というアイコンがフィットしてる。
車での捜索シーンの悪ふざけとか、過剰な暴力もいい、ともすれば笑える。

話自体は至ってシンプル。
>>続きを読む

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.7

パワーがwww

真面目に語るのがバカらしいほどひっちゃかめっちゃかなんだけど意外に緻密などんでん返しとかもある。

ゴッドファーザーは結局死んだふりだったのかな。

石油列車から密輸っていう金儲けを
>>続きを読む

スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

4.8

何も言うことなし
俺はこの監督が撮るものが狂おしいほどに好き。

君の名前で僕を呼んでがクソだということを再認識できた。

アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.6

ひゃあああ、なにこれカッコよすぎる。
核爆弾が落ちてもう世界は終わるって言い張る終末論者のハーバードに受かるくらい秀才の主人公の女の子の顔が独特。

で、そこにその子の親友の姉と父を殺したらしい男が、
>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.8

なるほどーー。しんどいなこれは。
舞台が"戦後"の"イタリア"であることがこの映画のすべてっぽいな。
息子さんの前でなあ、、

自転車、なあ。

変なインチキ占い師のばばあが一番ムカついたな。

チェイサー(2008年製作の映画)

3.5

場所だけ言わない犯人、勝手に釈放する警察、たまたま逃げ込んだ店に犯人がたまたま立ち寄る、など突っ込みどころ多数な上、と思ってたらどうやら実話らしい。

かなりの胸くそ。

やっぱ場所見つけが目的だと物
>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.4

話はあれかなあ。
なんかいい映画だったけど。

最後らへんの立て続けの曲がいいね。
みんなで頑張って工夫して売れて、でもそのうち一人が借金まみれで、それを全員で肩代わりしよう、みたいなこと言うけどやっ
>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

4.3

実話か、、
しんどいなあ、、最後の字幕が一番しんどい。

展開は少なく、ずっとアンジェリーナジョリー扮する主人公の言い分が通じないって時間が長いんだけど、
主人公が巻き込まれていった実話とは思えないシ
>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.5

勘弁してくれ。

娘役の子を見て、まさか!と思って調べたらやはり凪のお暇のうららちゃん役の子。

この子は本当に本当に本当にすごいよ。
映ってるだけで泣ける。
10年に一人レベルの逸材。

白鳥玉季ち
>>続きを読む

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.7

元夫の編集者が元妻の敏腕記者を、死刑州の無実を晴らすスクープのためにあの手この手で元妻の現婚約者を引き離しつつ、元妻を説得くしながらも〜という話。

ところどころ展開が突飛に思うところもあるけどおもし
>>続きを読む

タンポポ(1985年製作の映画)

4.2

天才・伊丹十三

タンポポかわいわあ。おばはんだけど。
ラーメン屋ってこうやって観察するんだあ。
どのお客がどこまで食ってどこまで残したのか。
のどごし、こくは出てるのか、麺の太さ茹でる時間、メンマの
>>続きを読む

殺したい女(1986年製作の映画)

3.7

若干複雑だけどかなり良くできてるのでパクるのアリ。
主人公、ズル男じゃなくて、仲良しカップルの方で進めれば分かりやすいやつになりそうだね。
愛人カップルが、ビデオテープと警察署長との勘違いパートはおも
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.6

ど偉くおもしろくないですか?

みなさんの目にも一応映ってはいたんですよ?って、伏線回収の際に観客に責任押し付けるの、俺は好き。こっちが気づかないで悪かったんだって、思わせるやつ。

>|