CCCさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

4.2

最初はよく分からないけどわ、なんだか意味不明に面白くなってくる。「Where
are you」の流れるラストも妙にかっこいい。Love Streamsという意味もわかるようでわからなくて、でもなんとな
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絶唱浪曲ストーリー(2023年製作の映画)

4.0

名披露目のシーンで、言語化できない感情で、ボタボタと涙が溢れてきた。

玉川祐子師匠は当時96歳、現在100歳。むちゃくちゃいい顔で小そめさんを見てたなぁ。

ちんどん屋にも光が当たってた。エンドロー
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

4.0

泣いちゃった。
前半憂鬱、後半泣かせる。
主演のアンドレア・ライズボロー、観たことあるなと思ったら、『Nancy』の主演の人だった。アレはむちゃくちゃ怖かった。

歌もいい。

Willie Nels
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クリーン ある殺し屋の献身(2021年製作の映画)

2.5

何を見せられてるんだろうって時間がずっと続く。終盤の流れは予想通りだし、痛快感もなく、なんとも。ブロディ、こんな役がやりたかったのね、知らなかったよ。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

微笑ましい夏の思い出が一定時間描かれ、これは何を見せられてるんだろう…と思いつつ、なんだかずっと不穏なことがわかる。明示されないけど、もしかしてそういうことか?と思い始めると、最初の方のシーンも分かっ>>続きを読む

こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.1

情緒を掻き乱されて、しんどい(褒めてる)。そんな音楽で締めるな!(褒めてる)

無知と無神経から来る善意のすれ違い、何も出来ない焦りと、母の代わりにはなれない苛立ち。

厭な時間を取り続けるし、カメラ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

今作もめちゃくちゃ面白い。ヨーロッパ企画の舞台では出来なさそうなアイデアを映画で実現してくれるのありがたい。

忍者狩り(1964年製作の映画)

3.7

タイトルのバックの音楽が異様にかっこいい。誰の演奏だろうか。あと、容赦ないやん、忍者殺すのに犠牲出しすぎて鬼畜。

博徒七人(1966年製作の映画)

4.0

ハンディキャップがありつつも凄腕の七人が暴れる任侠アクション。全員悪人顔で、味がある。とにかく鶴田浩二が、かっこいい。

ベツレヘムの星(1945年製作の映画)

4.0

うわー、むちゃくちゃ素敵。
短いなかに全てが詰まってる。

アシスタント(2019年製作の映画)

4.0

これ辛いけど、実話を綿密に集めた、ほぼドキュメンタリーらしく、余計に辛い。この世界は、誰かの才覚に依って成り立ってしまうのと、やりがい搾取によって、こういう構図になりやすい。映画として描き方も素晴らし>>続きを読む

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

3.9

あの対立のあった(今もある)ベルファストで、プレスリーフリークでマッチョな哲学者が校長を務める男子小学校のドキュメンタリー。題材だけでも面白いけど、起きたことへの対処や哲学の対話が実に面白い。

殺し屋とセールスマン(1973年製作の映画)

4.0

ピニョン(ジャック・ブレル)のイラつかせ方、天才的。最後まで、むっかつくわー。

アポロ13(1995年製作の映画)

3.9

ゲイリー・シニーズええなぁ。結果が分かっててもハラハラする。

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.6

最初から最後まで胸糞。そういう思考や視野に陥ってるのね、ということが描かれていて、なるほどと思う。あと、最も差別意識がなかったやつが、最も過激になっていく様、これが狭いコミュニティの恐ろしさとも感じた>>続きを読む

食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.5

フィクションと分かっててもオェーッてなるし、動物は実際に殺してるらしいので、マジで胸糞。どっちが食人族か、という問いを一応突きつける。いやはや、ほんと、よく撮ったな。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.3

こりゃすごい。

カラヤンのあの件ね、とか分かってるともっといろいろ面白みも出てくると思うけど、知識なくても楽しめる。

エンドクレジットから始まる意味というか、エンドロールを短くしたい意図とか面白い
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共喰い(2013年製作の映画)

3.5

青山真治映画の光石研は、いつも怖い。修羅の国である地元に近い言葉を使うので、迫力がある。

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.6

辛いな。とても辛い。
ラストのラスト、むちゃくちゃ怖いな。
オルガがこうなってしまったのが分かるラスト。

中国女(1967年製作の映画)

4.0

むちゃくちゃ面白い。やりたい放題。ゴダール、まじめんどくせぇ。「愛してない」と告げるシーン、レコードの使い方がむちゃくちゃかっこいい。

一晩中(1982年製作の映画)

3.5

話が分からない。というか分からそうとしていない。『ジャンヌ・ディエルマン』と同様に退屈で面白いけど、あれに比べると大して退屈でなく、あれに比べると遥かに面白くない。
エンドロールのバックにノイズが流れ
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書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.0

むちゃくちゃ面白かった。特に前半の美しさがいい。twilight geisha storyは蛇足のようで蛇足でなく、という感じ。これがあるから映画になってるし、舞台の美しさが際立つのかも。今回4Kで観>>続きを読む

トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.0

いつも以上にえぐい。映画の中だけの世界だと信じたいことがずっと続く。フィクションではあるけど、綿密なリサーチによって作られているらしく、絶望しか感じない。

ダークグラス(2021年製作の映画)

3.6

スマホがなかったら、アルジェントの旧作と言われても気が付かなさそうなほど、相変わらず(disってない)のダリオ・アルジェント映画だった。