Kubonocinemaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

小説からくる複雑なストーリーを、テンポよく、巧みに描く技量が素晴らしい。
年齢制限のかかるヴァイオレンスはあるものの、これは笑える爽快さと捉えられる気がする。

どんどんと関係性が顕になっていく感覚は
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.4

これこれ、長尺映画の良さよ。
こんなに集中した2時間半は初めてかもしれん。
ダレる感覚がなかったのがとても良い。
いろんなピースがハマっていく感じと、それと並行するドラマがたまらん。
デビッド・フィン
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

胸糞といえばの本作。
このストーリーはエグすぎる。。。
普通にトラウマになる。
よくこんな脚本書けるなー。

ただこの2時間の緊張感とスリルは相当面白い。
勧めにくいけど、ぜひ観て欲しい作品。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.8

"無知の知"というやつですね。
ある程度は知った気でいた水俣病。
何が原因で、どんな症状で。
ただ実際の惨状を知らない限り、事の重大さに気づくことはできないと感じた。

今もこの問題は消えていないらし
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

映像の綺麗さ、エグい。
映画館で見てたら、映像美と歌で魅了されていた気がする。

ストーリーがちょっと。。。
言い切ってしまうと、面白くなかったかな。
あと声がすごく棒読みに感じてしまったのは僕だけだ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.6

ここだから正直に書く。
ワンピース映画の中で、過去1で刺さらなかった。
ストーリーがかなり微妙に思えてしまった。
設定がよくわからん。(僕の理解不足もある)

でもストーリーは二の次でいいのよ。
僕が
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.7

スピード感のある展開で、あれよあれよと話が進んでいく。
見ているときは、ほうほうと見ていたが、
終わって、映画に関する情報を見てみたら、
これが実話ベースとは。
このストーリーがまとまっていることに驚
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.1

あっという間に感じるほど惹き込まれた。
音楽も映像も不気味ながら、常に目が離せない。
スカッともしなければ、モヤッともしない。
この複雑な感情を語り合うことで、この作品を観終えたと言えそうな気がする。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

ツッコミどころはある。
そんなのはどうでもいい。
恐竜の迫力に圧倒されながら、ストーリーの行く先を見つめるだけで、充足感を感じる。

恐竜ってかっこいい。
いつまでも持ちたい童心である。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.2

評判通り、最高でした。
この作品を観たことがない人生が終わってしまった。

おそらく緻密に作り込まれてるんだろう。
いつか絶対見直そう。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.4

やっと観れた。
こんなかっこいい映画久々観た。
緊張と緩和、ずっと面白い。
古い映画に求める良さが、全部詰まってる感じ。
オープニング、ずっと観てられる。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.8

このシリーズの緊迫感はどの作品にも代え難い。
恐竜の手に負えない感じが特別なんだろうな。

展開が毎回一緒なのが。。
予想通り生き残って、予想通り食べられるって感じ。
まぁ恐竜見てロマンを感じられるだ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.0

やっとこさ観れました。
あー、笑った笑った。
ヤギマジでツボだった。

徐々に露骨になっていく世代交代感は悲しいが
新たな未来が開けていくというワクワク感が嬉しい。
やっぱ面白いなー、MARVEL。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

誰かに勧められていたのをようやく鑑賞。
勧めてくれてありがとう。
シンプルが故の衝撃。
思い出しながら、あれこれ考察する時間がたまらない。

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.4

クオリティは低い気がしてしまう。
ただ仕事からクソ疲れて帰ってきた日には
これくらいの映画が丁度いい。

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.2

みんなが好きな理由がわかる。
最初から最後まで幸せな映画もなかなかない。
差別っていうテーマをこのテイストで描くのも珍しいか。
音楽に合わせて勝手に体が動く、素晴らしい映画でした。

ショーシャンクの空に 4Kデジタルリマスター版(1994年製作の映画)

4.5

映画館で見れるとは。
本当に幸せな時間でした。

改めて完成度の高さに度肝を抜かれる。

ソウ(2004年製作の映画)

3.6

話がクソ面白い。
ただグロいのがずっとしんどい。
続編を見るかどうか、悩みどころです。

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.7

ウェスのガンアクションは初めてかも。
やっぱ彼の映画の個性の強さって魅力。
作中のアディダスのスニーカーが可愛すぎて欲しい。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

デル・トロは日常的に見つけた奇妙な造形で興味深いものを、ノートに絵で記録しているとか。
そこから生まれる彼のイマジネーションに肩を並べる監督はいるんだろうか。
この非現実的な設定をリアルに落とし込むよ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

"これ、映画館で観た"と自慢できるような、そんな名作になり得るんじゃないだろうか。
不朽の名作である前作へのリスペクトを感じ、その続編という期待を完璧に超えてくる。

トム・クルーズの実操縦の今作。
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

痺れた。
ラストは完全に鳥肌。
ある種の胸糞だけど、このバイオレンスから生まれる深みが凄い。
失った者同士の至る境地。面白い。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

"怒りは怒りを来す"
ゆっくりなストーリーの中で、
それぞれの心情が目まぐるしく変わっていく。
ものすごくリアルな感じ。
ワンシーン毎の表情とか行動とか、ガッツリ見入ってしまった。
惹き込む力がある作
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ファンタスティック・フォー:銀河の危機(2007年製作の映画)

3.4

なんだろう、理論的じゃないとこが多すぎるからか。
あんまり感動がないかな。
ほとんど読めるというか。
リブート版は一旦置いとこうかな。

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット](2005年製作の映画)

3.7

昔見た気がするけど、改めて。
キャップのクリエヴァの印象が強いから、とても新鮮。
昔のSFって感じは否めないけど、シンプルだからこその良さもあったりする。
古いB級SFとか漁ってみようかな。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

ちょっとホラー映画。
賛否両論あるけど、世界が際限なく拡がるこのワクワクを味わえるだけで満足。
今後、ワンダが幸せになっていくことを祈るばかり。

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.7

真矢みきが美人。
ドラマ見たら面白いんだろうな。
事件云々より、人間ドラマがなかなかに惹かれる。

1,2合わせて名言もバッチリ。
これでやっとモノマネを心底楽しめます。

踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.7

協力会社の人との話に出てきたので。
普通に面白い。
グッとくるシーンも。
テーマソング流れるとアガる、別にドラマ見たことないけど。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.4

白黒の世界。
思い、考え、声を聞く映画。
コーヒーを飲みながら、昼下がりに陽の入る部屋で見るのもあり。
A24のセンスには脱帽。

子どもたちの愚直さは、時に核心をついてくる。
色眼鏡をかけた大人たち
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.7

僕の力及ばず、理解しきれなかった。
ただ考察とかを見ると根本的に描ききってない部分も多い模様。
根を詰めてストーリーの細かな繋がりを考えるより、シガーの静かな狂気にゾッとしてればよいのだろうか。
シン
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.6

"ハインリッヒの法則"
1件の重大事故の裏には29件の軽微な事故と300件の怪我に至らない事故がある

会社でやってる、ヒヤリハットの共有や保安管理の大切さを再認識。
この出来事も小さなトラブルを軽視
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モービウス(2022年製作の映画)

3.8

ガッツリ好みでした。
ストーリーのある程度の浅さは置いといて、
SFとアクションはかなり響くものがあった。
アクションの撮り方も斬新だし、モービウスのキャラが立つような演出だし。

彼はヴィランなのか
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.6

なるほど、かなり一段落の今作でした。
うーん、ストーリーがなー。
引っかかる部分がかなり多い印象。

ジェイコブだけじゃないか、前作からの気持ちを描けているの。
あと戦略にもう少しロジカルが欲しい。
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

思ってたより、ホラーチックでグロさもあった。
ただストーリーが面白い。
ボケっと見たらダメ、思ったより複雑に絡み合ってます。
2時間半、なかなか体力のいる映画かな。
金に目がくらんだ末路が、なかなかに
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

9割がアニメのダイジェスト、1割が追加映像。
アニメでばら撒いた拾い切れていない伏線の回収だと思って観に行ったけど。
ほとんどおさらいだったのが残念。
隣の人、寝てた、わかる。
でもその1割がすごく気
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透明人間(2019年製作の映画)

3.7

ビクッとするよりゾッとするようなホラー。
透明であることの理不尽さがえげつない。
その卑劣な感じは面白かった。

ホラーを見たいという気持ちになっていたから、もっと怖くてびっくりするようなものを期待し
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