全部知ってるよさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

パートナー不在の人間はパートナーを見つけるための矯正施設に強制的に入れられ、パートナーなし期間が定められた期限を超えると動物にされてしまうという不思議な世界観。いい〜。

ヨーロッパの、特に北欧系の映
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(1954年製作の映画)

3.0

なるようにしかならない。そんなもん。

1954年にこんなんみたくない。

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.0

あれ。。失速。。???

アクションシーンのインフレに散々文句を言ってきたくせに、ラストのアクションが静かにそれも呆気なく終わってしまうとそれはそれで悲しい。ジレンマ。
めんどくさい客。。。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.0

ダイジェストかと思うくらいの早足で淡々と話が展開していくのでそれぞれのキャラの心理描写がとても薄い?
森山未來のヴィランとして登場してから涙の改心までが異常に早すぎてついていけない。ポカン。
泣くなよ
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愛は静けさの中に(1986年製作の映画)

2.0

耳が聞こえなくても、言葉がしゃべれなくてもいいですよ。でもかわいくないとだめですよ〜そこは、わかりますよね〜?


という見せかけの多様性。
誰かによって条件が決められている多様性。
その誰かが条件を
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.0

タランティーノ作品の中でキルビルだけどこにも配信されていなかったのに、ようやくAmazonでデジタルレンタルできるようになってた。それだけでうれしい。感動。
タランティーノ映画の初見の楽しさを久しぶり
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

2.0

ぬりぃ。の一言。
もう一言付け加えられるならだせぇ。

とにかくぬるい。
誇らしい父でありたいといいながら、息子からの冷たい視線が気になるだけのエゴ父さん。そのエゴが邪魔をして冷静な判断ができなかった
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

2.0

出版業界は限界らしい。
作品の質は二の次、三の次らしい。

つまらないものをつまらないと酷評しても金にならないので、理論上つまらないものは存在しないはずなのに、そういう姿勢のおかげで世の中がつまらない
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.0

細かい描写がおもしろい。
大きな展開なしにそれぞれの内面の小さな振動が共鳴して面白くなってくる。いい。



そして樹木希林の支配力。
ある程度の日本語理解力がないと、字幕だけではこの人の魅力を十分に
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荒野の七人(1960年製作の映画)

2.0

七人の侍のダイジェスト。
ダイジェストにしては長すぎる2時間。

七人の侍がいかに素晴らしく、おもしろい映画であることがわかるとてもありがたい映画なのかもしれない。
なぜ3時間あるのか、なぜそのシーン
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.0

スーパーヒーローも悩め、葛藤しろ。
自分の正義を疑え。

「今らしさ」の象徴では。

THX-1138(1971年製作の映画)

3.0

2001味を感じたり、1984味を感じたり。

世界観はとてもいい。

もうちょっと観客に媚びたら?と言われる前の作品。

ある未来の時間軸において、人間は感情や行動を極端に管理されているという設定は
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波止場(1954年製作の映画)

2.0

ちょっとくさい。
事件の捜査をするのが警察組織でなくて教会の神父というのが臭う。
信仰をベースにした組織票の獲得を露骨に意識している。。。
と同時に教会が映画界だけでなく方々にパワーを持ちすぎているこ
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座頭市物語(1962年製作の映画)

2.0

キャラクターが強い。Kawaiiを意識的に取り入れるブランディングもいい。
ただ、10何作も続編を作れちゃうのは時代。ご愛嬌。こすりすぎ。。。

ドラマパートは驚くほどつまらない。。。

せっかくのキ
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3-4x10月(1990年製作の映画)

2.0

アナログはいい出汁がでる時代。

でも暴力の塩気が強すぎる。。。

夏の寝苦しい夜に寝転がりながらiPadで見るのにちょうどいい。

この年代のビートたけしかっこいい。
金髪ぱっつん呂律回らなおじいち
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.0

プレデターとして人間の上に立つAI。
そのAIが人間の体から発せられているとされる生体電気エネルギーをバッテリーのように使用するため、人間を培養している設定。
殺す必要はなく、できるだけバッテリーとし
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.0

誰かにとっての多様性が認められると、別の誰かが別の項目で生きづらさを感じる構造になっている気がするような。。
特に声を発することの苦手な誰かが犠牲になっているような。。。
座れるイスは最初から数が決ま
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

オムライスを頼んだら、チキンライスの上にスフレオムレツが乗っかった変わり種オムライスが出てきちゃった時と同じコレジャナイ感。
あなたのお得意のファンタジーと奇妙な世界観で包んで欲しかったのに〜


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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

4.0

映画製作のドタバタを流れるように。
コメディの味付けがちょうどいい。

いや、本当に流れるようにスムーズな2時間!すてき

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.0

避妊をしなければ子供ができることはわかっているのに一時的な快楽に飲み込まれてついやってしまうのです。
そして後になって後悔するものの、少し時間が経つと消しゴムのような頭の構造のせいであの時の不安を忘れ
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.0

主人公もストーリーも演出も全てが終始かっこつけている。
ストーリーと演出がカッコつけているから主人公がカッコつけているわけだけれども。
かっこいいところはちゃんとかっこいいんだけれども。

主人公の住
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.0

ちょいおふざけ、ファンタジーコメディがやっぱりいい。

ウディアレン映画はウディアレンか出てこない方がいい。

自身の作品の性質をしっかりと客観視できてると思われる上映時間がいい。



ミアファーロ
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大列車強盗(1903年製作の映画)

3.0

黎明期の映画群の中の一作。

実際に列車を走らせるロケーション撮影や大人数のエキストラなどと撮影にとても手間がかかっているようにみえた。


現在の映画の当たり前をつくった重要なプロセスの一つ。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.0

設定そのものがラブコメしてていい。
その設定の活かし方がどれもダサくていい。飲食店での下世話な噂話とか、押しかけるマスコミとか、ラストのプレスとか。

分度器で色々なところの角度を測りたくなるシャープ
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ゴスフォード・パーク(2001年製作の映画)

3.0

そもそも上振れしないジャンルではあるけれど、今作は下振れもしないしっかりと安定したおもしろさ。

初見が劇場だったなら、ストレスが溜まって仕方がない多すぎる登場人物たち。
30人以上の登場人物たちの名
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サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

3.0

長い。
おそらく完全版だから長い。
126分ではなくオリジナルの106分版を見たかった。テンポ。。。。
殺人シーンのパートはものすごくおもしろくて、犯人探しのパートはものすごくつまらなくて。

殺人パ
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モア・ザン・ア・ゲーム(2008年製作の映画)

4.0

高校のスターがNBAでもスターで、しかも長年スターであり続けることがなによりも偉大。
20年トップに君臨するまさにキング。

苦労の多かった子供時代。
耳の大きくてかわいい13歳ごろの映像。
高校時代
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ストーリー・オブ・ラブ(1999年製作の映画)

3.0

結婚生活の破綻は些細な出来事の積み重ね。
あんなに幸せだったのにどうしてこうなってしまったのか。
あるあるあるあるの羅列。

随分と離婚に傾いていた舵を180°切り返せるほどのインパクトがラストのスピ
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.0

そうかスターチャイルドになりたいのか。
そして、次のフェーズに行きたいのか。

難しい。
というか「開示請求した文書がほぼ黒塗り」に通ずるずるさでもあるけれど。
情報オシエナサスキー

未来には情報化
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.0

その後のSF作品に大きな影響を与えたという資料として。
先駆者にはリスペクトを。
何が先駆的なのかはよくわからなかったけれど。

科学の暴走、人間のエゴなど、35年経った今にも通じる普遍的なテーマが盛
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.0

その後のホラージャンルの作品群に多くの影響を与えたという資料として。
先駆者にはリスペクトを。

物語の出来ではなく、恐怖をかき立てるホラー要素でもなく、画面の色使いがその後のフォロワーたちに喜ばれて
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.0

イーサン・ホークが出そうな映画。
演じそうな役。

海沿いの田舎町という映画ならではの舞台設定がすてき。
実際に行ったらなにもなくて落胆するような田舎町を映画の魔法でドレスアップ!



4人の女性と
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

4.0

たまに無性に食べたくなるラブコメ。
いがみあって、寄り道して、すれ違って、そしてやっとお互いの大切さに気付く。
いくらフォーマット通りに話が進んでいっても、食べたくなるの。これこれ。

ラブコメの質を
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アマデウス(1984年製作の映画)

3.0

天才モーツァルトがいかに素晴らしいかを描くために、蔑められ、貶められるサリエリとかいう人。

エグめの脚色で、いまなら余裕でアウト〜!人権侵害レベル。
枕営業の強要、根回し、しまいには毒殺とかなりめち
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.0

急にしょんべんくせえドラマになっちまったぜ。

アクションパートは前作同様、重々しくて緊張感たっぷりだったけれど、ドラマパートが。。。
話を引き伸ばしてシリーズ化したい意図がみえすぎて。ラストは三作目
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