ゲン太さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゲン太

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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

☆7.5
前情報なしでピエロがひたすら襲いかかってくる映画だと思っていたので、意外な青春ものでそれなりに楽しめた。
しかし子供の頃にこれを見たら結構トラウマを受けた気がするけれど、大人が見ると設定の粗
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.5

☆8
テロの恐怖を72分間ワンカットで撮影したのは凄い。緊張感が半端ないし、ワンカットだからこそリアルタイムで恐怖や混乱や葛藤といったところを追体験できる。
すごい作品。しかし映画としてみると、大きな
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
「自分は特別な存在だ」という勘違いから無謀な作戦を立て、とんでもない犯罪を起こしてしまう。そして軽い気持ちで発言したことから、どんどん後に引けなくなるという部分は、男子なら誰しも経験があるような
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

☆8
なかなかの緊迫感。
ストーリーとしては多少先読みできる部分があって、そこまで大きな裏切りはなかったもののワンシチュエーションの会話劇だけでここまでの展開を作ったのはさすが。主人公の境遇とかも無駄
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アラジン(2019年製作の映画)

3.5

☆8
子供の頃に観たアラジンってこんな世界観だったよな〜と原作の再現度の高さにワクワクしっぱなしだった。
しかし予想を超えてくる展開がないので中盤からは少し飽きてしまったのも正直な感想。
音楽も良いし
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清須会議(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
結局政治と策略がうまいやつが人の上に立つんだなーと、史実を勉強しながら楽しめる作品。三法師様を利用して最後には親父に「頭が高い」と言ってしまう秀吉の狡猾さはさすが。そして松姫様の狡猾さにもニヤリ
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タグ(2018年製作の映画)

4.0

☆9
最高にくだらない映画。
設定はシンプルで序盤から引き込まれるが、ジェリーが超人過ぎて少し冷めてしまう。しかしラストの五分はほんとうに痛快で、男の友情にジーンとさせられながらもエンドロールの実際の
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

☆8
実話を基にした作品は余計なストーリーを足せないので、地味にまとまっちゃうものが多いと思うがこちらも同じくそこまで大きな裏切りがなく最後までいってしまった。
しかしイーストウッドの演技がやはり一級
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.0

☆6
可愛子ぶりっ子みたいな演出と甘ったるいストーリーに序盤から少し引いてしまう。
鬼ババのくだりとかは笑えたりもするんだけど、結局どの登場人物も感情移入するほどの魅力がないのでうーん…といった感じが
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆9
これが実話かーと引いてしまうぐらいに生々しいマフィア映画。
飽きさせないスピード感にグイグイと引き込まれるが、突然くる緊張感にドキドキさせられるあたりにスコセッシの上手さを感じる。名シーンはたく
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

☆8
笑えるシーンも多いし、不思議なホテルの見事な世界観と練られた脚本にハマってしまう。しかしもう一個突き抜けた何かがあれば最高なのになーとか、舞台となっている街と時代背景の知識がないと少しだけ小難し
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
実際の事件を基にした映画ではあるが、納得できるオチや犯行理由があるわけではない。
しかし10代の焦燥感や倦怠感が見事に映されているのと、この監督の独特な世界観が妙にハマってしまう。忘れていた10
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
ファンタジーが強めでストーリーも強引さが目立ってしまってあまり乗り切れなかったが、映像美はさすがだし不思議な魅力のある作品ではあった。
しかし君の名は。が大好きだったので、それと比べるとやはり微
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆8.5
よくもまあこんなストーリーを考えつくな〜と感心してしまうぐらいに練られた構成で、史上最高傑作との呼び声も高いのは充分理解できるし楽しかったのだが、やはりロッツォが最後まで嫌なやつだったのが個
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.5

☆8
安定の面白さではあるのだけれど、やはり1と比べてしまうと前作のほうがハラハラドキドキがあったかなーという印象。期待していただけに少し残念。

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.0

☆9
子供だましだと思ってずっと観ていなかったこちらの作品。
大人が観ても充分に楽しめる傑作だった。それぞれのキャラクターも愛くるしいし、誰も傷つかないさすがのストーリーでワクワクドキドキさせられる。
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆9
これはなかなかの傑作。
育児に精神が疲弊されていく母親の日常から入るのだけれど、この日常の見せ方が非常にリアルでグイグイと引き込まれる。
タリーが登場してからも「コイツの目的はなんだ?」とか「ド
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のど自慢(1999年製作の映画)

4.0

☆8.5
前半は結構退屈なんだけど、終盤にそれぞれのドラマが錯綜するあたりからはぐっと面白くなってくる。出演者もいま考えれば相当豪華な顔ぶれなので井筒監督の人選のうまさにも驚く。
シンプルだけれど良い
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

☆8.5
鑑賞後に元気がもらえる良い映画だった。
とはいえ序盤は成功するまでがトントン拍子過ぎて乗り切れなかったり、中盤も退屈な部分は多少あるんだけど、フレディの苦悩や後悔が見えてきたあたりからグッと
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆8.5
思っていたよりグロイシーンも多いのだが、内容にはグイグイと引き込まれて後半の色んな話が繋がっていくあたりにはなかなかのカタルシスを感じる。
ツッコミ所はもちろんあるが許容範囲内だし、いかれた
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フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

4.0

☆8.5
「銃で狙われたことがある人?」という先生の問いにたいして白人以外の全ての生徒が手を挙げた。大昔の話ではない。94年のこと。
実話ということでグッと引き込まれるし、生徒が少しずつ変わっていく姿
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アンコール!!(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆8.5
ベタな話ではあるものの素直になれない偏屈な性格に共感できる部分もあり、なかなかに楽しめた。
最後の合唱のシーンは圧巻。
空気の読めないジジイだからこそ、空気を読まずにコンクールに乱入して歌い
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.0

☆7.5
特異な設定と世界観に引き込まれるが、いまいち最後まで乗り切れなかった。
ショッキングな展開も含めて淡々と進んでいくのだけれど、主人公に感情移入しづらくて少し退屈してしまう。ラストはうーん…な
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

☆8.5
実話を基にした伝説の株屋の話。
思っていたより数倍破天荒で、これが実話かと笑いながらも破滅していく主人公に色々と考えさせられる。
ディカプリオの演技もさすがだし、スコセッシのスタイリッシュな
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
特異な設定の純愛物語。
ハンデを抱えているイライザだからこそ謎の半魚人に惹かれるところはなんとなく理解は出来るんだけど、それにしても恋に落ちるまで早すぎないか?というのが前半の正直な感想。
後半
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆8.5
実際の凄惨な事件を基にした作品なのだが、人間味のある主人公の日常から入るので小難しくなることもなくすっと内容に入り込める。
最後のタクシーが集結するシーンはフィクションらしいが、それでも登場
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.0

☆8.5
怪物も怖いが人間も怖い。
ありきたりな学園物かと思いきや、恐ろしい怪物が登場してそれをいじめっ子が捕獲したあたりから一気に作品の色が変わる。
凄惨なシーンにスイカのジュースを被せてみたりノス
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お米とおっぱい。(2011年製作の映画)

2.0

☆6
ハッキリ言って微妙。
まず作品を盛り上げるためだけに作り上げたような個々のキャラクターが嘘臭くて入り込めない。
そしてこういうワンシチュの会話劇だと、会話の妙が全てだと思うんだけどその肝心の会話
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
シンプルな設定でここまで見せれる脚本力と演出はさすが。
ほとんど説明がないので「お前何者だよ!」とか「それどうやって作ったんだよ!」みたいなツッコミどころも多いんだけど、それはこちら側が想像して
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

4.0

☆8.5
周りの評判がかなり高かったので鑑賞。
子供の頃に大好きだったドラえもんは、大人になってから見ると(のび太が昔より生意気になったなー)とか(部屋にある八頭身のドラえもんの絵はなんなんだ?)とか
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆8.5
見世物小屋やフリークスなんかにやっぱりネガティブな印象があったのだけれど、この作品を見て考えが改められた。
ここでしか表現できない人達がいて、それに対しての風当たりや障害はあるんだけれどそれ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.0

☆7.5
特異な設定だが内容は普通に良い話ではあるんだけど、テンポが速くて途中ストーリーが追えない部分があったのと、終盤少し退屈してしまったのが残念。
カルト的に人気が出そうな作品ではあるけど、人にオ
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

☆8
勧善懲悪の企業の闇をあぶり出すカタルシスはさすが安定の池井戸作品だが、展開が少しかけ足過ぎてイマイチ乗り切れなかった。
良い作品ではあるんだけど、日曜ドラマの方が感動出来たなーというのが正直なと
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

☆8
終始湿っぽい不穏な雰囲気をまとったまま描いていく撮り方や見せ方は非常にうまいのだが、途中から(こんなラストだったら嫌だな)というのがそのまま来てしまったので最後は「うーん…」となってしまった。
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アリス(1988年製作の映画)

3.5

☆8
小難しくてグロいアート作品かと思いきや、笑える部分もたくさんあって充分に楽しめた。独特な世界観にも引き込まれるんだけど、正直途中少し飽きてしまう部分とかもあって感想が難しい。さすがカルトの代名詞
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

☆8.5
序盤オギーの葛藤を描くだけの映画だったら退屈だなーと思いながら観たのだが、オギーだけではなく周囲のみんなの目線で様々な葛藤や思いをうまいこと描いているので充分に引き込まれた。むしろ姉の方に感
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