ゲン太さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゲン太

ゲン太

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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

☆9.5
見事なプロット。正統派の極上ミステリー。
冒頭は登場人物も多いので小難しいかなーと思いつつも、中盤からはそんなこともなく笑いも散りばめられているのでグイグイ引き込まれる。
そしてラスト30分
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激動の1750日(1990年製作の映画)

4.0

☆8.5
山口組の山一抗争をモデルにした五年間に及ぶ抗争劇。
極道の特殊な世界を分かりやすく解説しながらも、五年間という長い日々を二時間にまとめあげ娯楽映画として落とし込む監督の手腕に脱帽。
無駄なカ
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ストーカー(2002年製作の映画)

2.5

☆6.5
なかなかに緊張感のある内容でリアリティはあったが、全体としては地味で予想を大きく裏切ってくれるような展開はなかったので少し退屈した。
ストーカーという邦題も少しズレているような気がする。
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ディスタービア(2007年製作の映画)

4.0

☆8.5
シンプルなストーリーながらも、近所の悪ガキと小悪魔と殺人鬼にドキドキしっぱなしで時間を忘れて楽しめた。
殺人鬼の屋敷が凄すぎる件とかツッコミ所も多いし他人に薦めるほどの作品ではないのだけれど
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東京難民(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

☆7.5
大学生のありきたりな日常から社会の闇に転がり落ちる様は他人事とは思えないし、なかなかに生々しい描写で引き込まれた。
ただ中盤からの展開はどこかの漫画で読んだことあるような既視感は否めないし、
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

2.5

☆6.5
何度も強盗と脱獄を繰り返した男の話。だがそれ以上でもそれ以下でもないような内容だった。
この主人公に魅了をあまり感じれなかったので、いまいち乗り切れないまま最後までいってしまった。
それとこ
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

☆8
思想にバイアスがかかりそうなので観るのが億劫になっていたが、数億しかない興行収入で日本アカデミー賞を席巻していた作品なので鑑賞してみた。
フィクションとは謳っているが思いっきり現政権のニュースを
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆8.5
地上波で途中から観たので序盤はストーリーが分からなかったが、それでも中盤からはかなり引き込まれた。
子供向けの作品かと思いきや、おっこの底抜けな明るさや両親を亡くしたことへの苦悩や葛藤は大人
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.0

☆8.5
誰も傷つけない優しいお話で心が洗われるような内容だった。
子供が観ても大人が観てもどちらも楽しめる作品ってなかなかないと思うんだけど、こちらはどちらも充分にハマれると思う。
そして単純なスト
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

☆9.5
インド映画のクオリティに脱帽。
お金のかけ方も凄いし音楽の乗せ方や見せ方も非常にうまく、二時間強の作品でも飽きることなく最後まで観ることができる。
最初の一時間はトントン拍子で強くなるので「
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
最高にくだらない映画を期待していたが、入り口はシリアスだし所々で入る笑いの要素も微妙であまり乗り切れなかった。
しかし中盤からはグッと面白くなり後半でアイツが戻ってきてからはかなり痛快。
そして
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ハンナ(2011年製作の映画)

2.5

☆6.5
天下の木村拓哉がオススメしていた作品ということもあり、期待しながら観たのだけれどいまいちぶっ飛んだ設定に入り込めなかった。
アクションは凄いし主役の女の子も魅力的ではあるんだけど、ストーリー
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エール!(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
LiLiCoとキムタクが絶賛していたこちらの作品。
設定からして絶対面白いだろうなーと期待していたものの、前半は両親のワガママさにイライラしてあまり入り込めなかった。
弟のチャラさにもビックリ。
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世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆8.5
ゴッホの複製画を20年以上描いている男。
その男の日常を映す前半と、本物の絵に会いにいく後半。
正直前半は少し退屈だったが、後半でアムステルダムに旅立ってからが非常に考えさせられる。
自分が
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

☆9
設定がいいので序盤からグイグイ引き込まれ、そしてラストで唖然。
なんの前情報もなく観たのだけれど、ニューシネマパラダイスの監督だと後から知ってその見せ方の巧さに納得。
偽物のクレアの妖艶さもそう
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

2.5

☆6.5
自分には合わなかった。
序盤からこの作品のノリとテンポについていけず、そのまま最後までいってしまった感じ。子供達の芝居力に凄いなーと感心はしたものの、映画としては期待していただけに残念だった
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

☆8.5
痛快。美女の詐欺集団がダイヤを奪うというシンプルな内容だが、練られた脚本と色気ムンムンの華やかな演出がドキドキ度を増してくれる。傑作。
ただ8人のメンバーの中でも目立つメンツと目立たないメン
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

☆7.5
予想していた通りのストーリーで裏切りはないものの、ラストで身体を張ってレイチェルを守りフランクが銃弾を受けるシーンはやはりジーンと来るものがある。
しかし二人の恋が走り出すのがわりと急だなー
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

☆7.5
設定はおもしろいしタイムリープ物は大好きなんだけど、細かいところのリアリティが欠けていてそこで少し冷めてしまった。
この手の映画に整合性とか求めてもしょうがないとは分かりつつも、御都合主義の
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
シャロンステート事件のことは名前は知っていたけど内容は知らなかったので、結末がわからず終始ドキドキしながら鑑賞。
そして最後まで観て衝撃。
「えっ、シャロンステートが事件に巻き込まれてないけど!
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆9
黒人差別が色濃く残る時代の繊細な黒人ピアニストと、ガサツな白人運転手兼用心棒。しかも実話。
かなり期待をして観たけれど、期待以上に笑えて考えさせられる良い作品だった。
ラストも気持ちが良い。フラ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆8.5
ローカルネタが満載でくだらないんだけど、ほっこりさせられる部分もあってなかなかに楽しめた。草加せんべいで踏み絵をさせるシーンや、等身大の島崎遥香が結局春日部に住むことになるシーンなんかは最高
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

☆8
大好きな監督作品。この監督は本当に見せ方がうまくて会話が台本とは思えないぐらいにリアル。もちろん役者の上手さもあるんだろうけど。
愛ってなんなんだろう。難しいな〜。
ただ刺さる人には相当刺さると
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

☆7.5
ひたすらに哀しい。
ひとりの男がこんなに悲しみを背負って、そして笑いを渇望しながらジョーカーという怪物に変貌していく。そして番組内で銃をぶっ放すシーンは衝撃。
とはいえ物語は淡々と進んでいく
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.0

☆7.5
アニメーションの映像美には癒されるし安定した面白さはある。
しかしシリーズのこれまでの作品と比べると、正直期待を超えるものではなかった。
やはりこの作品はキャラクター(おもちゃ)の魅力によっ
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

☆8.5
これが実話と思うとなんとも切なくなってくる。
落ち目の作家で家賃も払えないし愛猫の病院代も払えないとなると…もし自分がこの立場だったら同じように犯罪に手を染めていてもおかしくないだろうなと思
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

☆7.5
サスペンス好きの友人に薦められて鑑賞。
序盤から大きな謎の説明がないまま進んでいくので「小難しいな〜」と思いながら鑑賞。
徐々に物語の概要がうっすら見えてくるのだけれど、それでスッキリするわ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆9
前半中盤後半でここまで色が変わる作品も珍しい。
前半はとにかく爽快でホラーなのかコメディーなのかサスペンスなのか、そのバランスが最高に面白い。
しかし中盤からかなりぶっ飛んだ展開になるのでリアリ
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.5

☆8
日常で起こり得る恐怖の連続でなかなかにドキドキハラハラさせられたが、後半の展開が少し苦しいというか御都合主義な感じがしてしまった。
それと若い刑事の謎設定もいらないかなー
ネット犯罪の啓蒙作品と
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.0

☆8.5
東野圭吾原作の映画はリアリティに欠けていたり、詰め込みすぎなところが多いような印象があったのだけれど、こちらはホテルマンの裏側を覗き見しながらも良質なサスペンスを味わえる良い作品であった。
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

☆7.5
タイ映画の独特の世界観と速いテンポに序盤はなかなか楽しめるものの、中盤からはリアリティのない展開に多少ゲンナリしてしまう。
終盤の試験もトラブルが起こりすぎて詰め込みすぎな感じも否めないし、
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

☆8.5
筋ジストロフィーのことを知ろうと思いあまり期待せずに鑑賞。
しかしリアルな介助の現場に「これが実話か…」と思いながらもグイグイと引き込まれた。母親には自分の人生を歩んでほしいから、という理由
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

3.0

☆7.5
自らが設計した終の住処で自然と共に生きる老夫婦。たくましくて素敵だなーとは思うものの、エンドロールが流れたときに「えっこれで終わり?」と正直思ってしまった。
「風が吹けば枯葉が落ちる…」から
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ルパン三世VS名探偵コナン(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

☆8
大きな裏切りや感動はないものの、ルパンとコナンそれぞれの良さが出ていてコラボ作品としてはなかなかのクオリティだった。二人で飛行機を運転するシーンはニヤリとしてしまうし、最後の「裏切りは女のアクセ
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天空の蜂(2015年製作の映画)

3.0

☆7.5
なかなかのスケールと社会性の強い作品で期待値が上がってしまう分、ご都合主義なストーリーの粗さが目立ってしまいやや残念な印象。それぞれの演者のキャラクターも少しあざとく感じてしまう。
が、原発
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

☆9
全ての映像が画面上で行われているという演出は新しいが、そのアイデア一発で終わるわけではなくサスペンスとしても一級。序盤は独特な見せ方のせいで観ていて疲れてくるが、中盤で娘の知らない一面が見えてく
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