深緑さんの映画レビュー・感想・評価

深緑

深緑

映画(759)
ドラマ(50)

わたしは分断を許さない(2020年製作の映画)

3.5

大変意義深いドキュメンタリー。

堀潤監督による上映前舞台挨拶が聞けたおかげで、大分作品の見方がクリアになった。

作品だけを観ていたら話題がとっ散らかってやや散漫な印象を受けてしまっていたと思う。
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爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)

3.5

120分の内100分位はカオスを見ていたような気がする。

町田町蔵は「あー」「うー」しか言わないし、上田馬之助の演技が事故レベル。

でも、とりあえず全員キャラ立ってたし何よりパッションがあった。
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虹をつかむ男(1996年製作の映画)

4.2

映画及び渥美清リスペクトに溢れた気持ちの良い作品。

本人の目の前でデフォルメ効かせまくりの邦衛モネマネを繰り出す西田敏行。

柄本明を「使い過ぎたまな板みたいな顔」と形容する西田敏行。

そういった
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.5

シネフィル御用達誉れ高き一作に初挑戦。

独特の暗さ・翳り表現に誠に遺憾ながら終始低温な深緑陣営。

喧嘩シーンがほぼ全て多勢に無勢パターンでちょっと嫌な気持ちにもなる。

何よりシンプルに長ぇんだよ
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あやつり糸の世界(1973年製作の映画)

4.5

以前から気になっていた作品。

ふと立ち寄ったBOOK・OFFにて安価でDVDが売られており、思わず声を上げそうになった代物。

超絶ウェルメイドな世にも奇妙な物語。

研究所の諸々の造形がやたらとカ
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緑の光線(1985年製作の映画)

3.5

偏屈女の情緒不安定なひと夏の様子を流れるようにスケッチしてみました。

「一体何がしたい?」といったイラ感がありつつも、何となく自分もこういうブレ方するから困る。

内に外にくる「バカンスなんだから何
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大悪党(1968年製作の映画)

3.5

緑魔子の薄幸&情念系美女感と田宮二郎のダークヒーローぶりを堪能。

しかしながら、「他人を出し抜いてなんぼ」みたいな話は単純に好きじゃない。

プリズン・サークル(2019年製作の映画)

4.0

島根にある刑務所。
そこで行われている対話・参加型の画期的更生プログラムに密着。

心のスクラップ&ビルド。

久しぶりに骨太なドキュメンタリーを観れた事が嬉しい。

囚人達が黙々とチューペットを吸っ
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初恋・地獄篇(1968年製作の映画)

4.0

昭和アングラ凄い。

全編に渡って変な魔法がかけられている。

静かなる決闘(1949年製作の映画)

3.8

手術中のアクシンデントによって患者の梅毒をもらってしまった医者の苦悩。

戦争がもたらしたもう一つの悲劇+アホの無茶が周りを不幸にするの二段構え。

特に後者はコロナ時代の現在にも共通するテーマで今日
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.2

ゲイ専門老人ホームのお話。

「歯に衣着せぬ物言い」っていう自分が思うゲイの特徴を一番体現していたリリィが最終的にはあんな事に…

「心は繋がれるけど、身体は無理」みたいな主役二人の関係性が妙に生々し
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杉山くんたちは夜専門(2005年製作の映画)

4.0

夜勤の工員が集まる工場内の事務所での会話劇。

あまりに良質な深夜ドラマでありシットコム。

「余程の事が無い限り2時間近くの会話劇は飽きるだろ」と思っていたが、余程の事が起きちゃってた。

ヘラヘラ
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ハリウッド★ホンコン(2001年製作の映画)

3.2

バラック小屋が建ち並ぶ集落に暮らす男達。
そして、それを見下ろす形でそびえ立つタワーマンションに暮らす美人局。

ブラックユーモアがきっつい。きっつい。

日常生活に支障来しレベルのデブの画力(えぢか
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正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

3.2

「喋りだしたら漫才になっちゃう」みたいな関西のノリ。本当?

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

3.8

前編から少し気になっていた「ボクシングパート→面白い・ボクシング以外→そうでもない」が如実に露呈。

ボクシング以外のエピソードが続く最初の1時間~1時間半は、個人的にはやや辛かった。

しかし、ボク
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

4.0

「ドンキ」・「すた丼」といった辺りのワードとの親和性をそこはかとなく感じさせてくれるのが嬉しい「くすぶり続ける者達の再起の物語」。

前髪クネ男の「チ○コ」がカウンター気味に入り、不覚にも2021年劇
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ロケーション(1984年製作の映画)

3.8

志は高くカメラアングルは低く。

おじさん達のあまりに熱い青春がそこにはあった。
母娘の「オレ・オメェ問答」凄すぎ。

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.5

嗚呼、やっちまった。ぽかーん系ラスト。
5時間の振りが効いてる分落胆もでかい。

あと、最後までハネなかったモロ師岡周りのエピソードの不要さ加減も辛い。

菅田将暉、ヤン・イクチュン、ユースケは本気で
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.8

狭い所で物語回しすぎとか果たして要るかね?自殺フェスパートとか言いたい事は幾つかあるけれど、あっという間の157分だった。

とりあえず続きが気になるので、後半戦まいりましょう後半戦。

歓待(2010年製作の映画)

3.8

ブラジルの人いっぱい出てきて脅かされそうになっても、江戸の風がちゃんと吹いていた。

山内健司が春風亭昇太に酷似していた点が関係しているのかもしれない。

郊遊 ピクニック(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シャオカンが仲間由紀恵の旦那みたくなってた。

最後の圧巻の長回し(もっと言うと心中?を邪魔されて以降)の意図が自分には図りかねる。

あそこをある程度解釈できないと評価も出来ないような気がします。

(1997年製作の映画)

4.2

前2作の振りが大分効いてる。

シャオカンが出てきた段階でちょっと笑った。
「池松壮亮20年先取り」みたいなイメージすらある。

浅ましさと馬鹿馬鹿しさのピーピング具合が堪らない。

間合いは前作並み
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愛情萬歳(1994年製作の映画)

3.5

奇縁・気まずさ表現といったところは面白かったし、「青春神話」からの洗練度合いもかなりアップしたように感じる(但し白ブリーフについては据え置き)。

ただ、間を贅沢に使っちゃって展開が牛歩。
その結果や
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青春神話(1992年製作の映画)

4.0

ダサさが100点。

あのベース音が鳴ったら、もう向こうの世界に即トリップだよ。

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

4.5

およそ98%はコントだし、75%位は名シーンで構成されている。

若葉のころ(2015年製作の映画)

4.0

サービスが凄い。サービスがいっぱい。
真正面からサービス過多。

「あぁ、メロドラマ。」みたいな事でヘラヘラして観てましたが、ラスト妙に感動して急に愛しさが増してしまいました。

しばらくの間、会社の
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.2

張り詰めた空気のままダレる事無く一気に駆け抜ける100分。

「文化と芸術の国とか昔の話で今のフランスはこれだから」と言われてるような気分。とにかく終始誰かしら何かしらでキレていた。

同僚もムスリム
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熱帯魚(1995年製作の映画)

4.5

受験目前の少年が奇妙で間抜けな誘拐事件に巻き込まれて…

鑑賞後の気分は「菊次郎の夏」を観た時に感じたものと近い。

つまりは、傑作ってこと。

ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

3.5

ついに侵入してしまった台湾電影の世界。

冴えない男女3人の恋物語。

主人公の一人がこさえるケーキの如し私には糖分が多過ぎた。

「USA」って胸にでかくプリントしてあるワンピースを着たポッチャリ系
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GO fish(1994年製作の映画)

3.5

レズビアン達のご機嫌な日常をモノクロ&スタイリッシュに切り取ってみせた代物。

カルチャーと生活が直結してるこの90'Sの感じ堪らん。

「殻に閉じこもっても無防備でも駄目。ただ、心の隅で思っていれば
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カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

3.5

フリートウッドマックの2ndを彷彿とさせる奇人系ジャケ写に魅せられセレクト。

外の世界を一切知らずに牢屋に監禁され続けた男がある日解放されて…。

カスパー含め常識人多めで変に心をかき乱してこない感
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逃げ去る恋(1978年製作の映画)

3.5

サビーヌが可愛すぎて辛い。

すっ飛ばしてる作品もおいおい観ますので許して下さい。

あっ。明けましておめでとうございます。

甘い夜の果て(1961年製作の映画)

3.2

和製ヌーヴェルヴァーグ丸出し。

「俺が紹介する店入るって言うまで降ろさない」とか言って、競輪場のバンクを女後ろに乗っけてバイクで疾走する津川雅彦。

そしてそれを見て、「あぁ、この感じ無理かも」。
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

華麗なライミングと「漫☆画太郎作!」みたいな絵面で俺達を震撼させた「引っ越しおばさん」にまつわる都市伝説を作品化。

何となくある時代や社会に対する違和感(安全な場所から石を投げつけてる層の声の大きさ
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グライド・イン・ブルー(1973年製作の映画)

4.0

刑事になる事を夢見る白バイ警官の話。

晴れ渡る空、荒涼とした大地、どこまでも続く一本道。

そんなヌケの良いロケーションとは裏腹に挫折や哀愁、それに人間の愚かさ・不完全さが描かれる。

このどうしよ
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ラ・ヴァレ(1972年製作の映画)

4.2

文明社会ど真ん中にいる女がヒッピー集団と合流して、楽園と伝えられる人類未踏の谷を目指す話。

フリーセックスだしスピってるし言うこと無し。

あっちの世界にみるみる染まっていく女の姿が、高樹紗耶的危な
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