のもちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

のもちゃん

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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.3

主人公ジャマールは常に相手から目をそらさず、真剣に見つめるので、彼の目の動きに何度も引き付けられた。彼には嘘や取り繕いがない。自分を曝け出した上で、相手の心も読もうとしているので、相手も真意を隠せなく>>続きを読む

ショコラ(2000年製作の映画)

3.8

村長の有り得ない行動や、その意のままに動いていた村民… う~む。マンガチックだ! 
でも肩もこらずに、最後まで納得しながら楽しめました。チョコレートと言う武器?を使いながら色々な人の胃と懐を掴み、どん
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

久しぶりに「ほっこり感」を味わえ、無性に美味しい物が食べたくなりました!そして、子供でも使いこなせるSNSは、人の人生さえ良くも悪くも変えうると、再認識。良い方向にだけ活用するものであって欲しいとひた>>続きを読む

リスボンに誘われて(2012年製作の映画)

3.6

リスボンの風景や見どころ満載の旅行記のつもりで見始めた。恥ずかしながら、ポルトガルの歴史と言えば、日本の鎖国時代は世界有数の海運国だった!程度の知識しか持ち合わせていなかった。劇中、何度も青年たちが語>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.7

ストーリー最後にやっとゼインの笑顔が見られた!12歳のかわいくて自然な笑顔!
貧民街で生まれ、親からの愛情に欠け、教育も受けさせて貰えない彼が、彼なりの信念を曲げずに生き延びれたのは「大人びた考えと行
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

黒人被告人の冤罪を証明するため、新人弁護士が諦める事なく丁寧な証拠集めをしながら、隠された事実を整理する姿に心打たれた。黒人への不当な扱いを、誰もが仕方無いと割り切っていた時代が怖い。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.0

自分自身、精神的に強いダメージを受けたり、悩み続けた経験は思い当たらない。でも、この作品の後半、しきりに涙が溢れ続けた。エヴァン役をはじめてして全ての登場人物の歌声が心地よかったし、何よりも歌詞に心打>>続きを読む

RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(2011年製作の映画)

3.6

主人公の運転手を演じる上で、三浦友和以外に相応しい俳優がいるだろうか?いや、いない!彼だからこそ、この映画に重厚さが出たと思う。台詞がなくても、表情だけで十分だった。そして、妻役の余さんの演技は相変わ>>続きを読む

私は確信する(2018年製作の映画)

3.5

死体なき殺人-「推定無罪が刑事裁判の大原則」を視聴者に再認識してもらう映画かと思い、法廷物が好きなので見始めた。
裁判のあるべき姿に終始照準を合わせた映画ではなかった。
息子の家庭教師の父親の無罪を信
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イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

3.6

「何も遅すぎることはないさ」
還暦を過ぎた私自身、この言葉を常々意識して、気になったことには先ずは挑戦!を目指している。もちろん、引き際も大切と思っている。
コロナ禍が始まり、人との接点が少ない屋外で
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.6

ストーリーを楽しめたし、すずちゃんがとても魅力的だった。しかし、主演が松たか子だったので、「告白」のようにもっと想定外の行動をするのでは!と期待しすぎてしまった。

靴ひも(2018年製作の映画)

4.3

原題も邦題も「靴ひも」。
何の例え?と思いながらイスラエル映画を初めて視聴。
発達障害の息子誕生後に妻子と別れ、養育費支払いだけの繋がりだったが、元妻が急死。息子の施設入所が決まるまでとして、父子の生
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

4.2

ギャングのボスによる殺人事件を目撃した幼い少年が嘘の証言をしたことからストーリーが始まる。直後、バス運転手の父が悩む息子に野球の話題から発展して「才能の無駄使いは悲しい。使い方を誤ると何も起こらない。>>続きを読む

目撃(1997年製作の映画)

3.4

原題は「absolute power」絶対権力。なぜ邦題を「目撃」にしたんだろう?
クリントイーストウッド主役兼監督。大泥棒のクリントが大統領のパトロンでもある大金持ちの家に盗みに入った際、若い妻と不
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アミスタッド(1997年製作の映画)

3.9

1839年に起きたアメリカ北東部沿岸に向っていた奴隷船での反乱とその後の法廷劇。奴隷制度が存するアメリカで撤廃運動のきっかけになり、南北戦争に繋がっていった。2時間半。
かなり難解だが、アメリカの深部
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

gifted とは、IQが高く、特殊才能を持つ人達のこと。
数学者で自殺した姉が残した子もgiftedの一人。2歳から数学脳が芽生えていた。独身の弟が姪を大切に育てていたが、孫の才能を自分の手元で存分
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.2

サルーが生まれ故郷インドで生母と25年ぶりの再会シーンでは、安堵と感動で心が開放された。引き続きの字幕説明で、兄とはぐれたその日に、兄は列車に轢かれて死亡していたと知り、涙が溢れ出た! 弟の名前を連呼>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.2

バレエの楽しさがメインテーマだろうと見始めましたが、設定された時代でのタブーへの挑戦かさり気なく、たくさん盛り込まれていて、考えさせられました。
男の子はボクシングやサッカーすべきでダンスはあり得ない
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わが名はキケロ ナチス最悪のスパイ(2019年製作の映画)

3.5

「史実を元にしているし、最後まで続く面白さだ」と評価する
夫からの推薦で視聴。確かに一気に見られた。
しかし、あんなに安易にスパイとして情報を盗み続けられる?
サスペンスドラマまたはハードな恋愛物と割
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ステップ(2020年製作の映画)

4.0

具体的な評価の言葉が出てこない。ただ、見終わった今、上映時間の3分の2、私の涙は止まらなかった!
全裸監督等の作品から、「強い癖のある役者」と思っていた山田孝之の、淡々としながらも深く味の有る演技に魅
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.3

ロバート・デ・ニーロの演技に先ずは圧倒された。特にチック症状が出ている際の、激しい身体の動きと、自己制御出来ない辛さを示す表情が圧巻だった。
医師の弛まぬ献身的治療と研究の一環でパーキンソン病薬を処方
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.7

視聴途中では、結末の予測が全く立たずに「どんな結末なの?」と喰い付かざるを得なかった。終わりでは、涙が溢れ出し、止まらなかった。
何の涙?一つは感動からの涙。もう一つは、今ウクライナの民衆が巻き込まれ
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安魂(2021年製作の映画)

4.0

いけない事だが、最近は「中国の〜」への拒絶反応が有り、この映画も観る気は無かった。が、数年ぶりに会う友達の希望で岩波ホールで観ることに。結論的に二人とも「観て良かった!」の感想です。若い人達のレビュー>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.2

配役がバッチリだった。松たか子と黒木華(倍賞千恵子)、戦争の時代に翻弄される二人の女を淡々と演じ、泣かされた。

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

4.2

アメリカ制作の原作を先に見ていた。こちらはリメイク版。でも、私はこちらの方が泣けたし、清々しく笑えた。配役もバッチリだった!

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

芸達者な二人の名優だからこそ、見る側は楽しめ、心が洗われた。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.1

あまり馴染みがなかったスェーデン映画。頑固な主人公に、見始めは面倒くさいと感じたが、徐々に素敵なおじいちゃんに変わり、ほっこりさせられた。

サラの鍵(2010年製作の映画)

4.5

ユダヤ人大量虐殺を行ったのはナチス。まさかフランス政府も行っていたとは知らなかった。歴史の再認識と共に、映画のストーリー展開も興味深い!