ごうさんの映画レビュー・感想・評価

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市子(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これで一気に杉咲花が好きになった
見方によってはただの殺人鬼かもしれないけど、せっかく手に入れた幸せを手放して罪を上塗りしていく結末なのが切なすぎる。

ある男(2022年製作の映画)

4.0

結末で考えさせられる系で良かった
結局『誰』になれれば幸せになれるんだろうか…

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

こんなに風刺が効いてるのに軽やかな気分で映画を観れたの久しぶり。
黒人に対する固定観念を打ち破って生きていきたいのに結局評価されるのはそれというもどかしさ、鰻登りに評価されていく作品に自身が振り回され
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

2.5

かなりきつめのホラーかと思ったけど大丈夫なやつだった、グロいけど。
物語は難解過ぎて理解が及ばず考察読んで少しだけスッキリ。
途中ザコシ出てきたかと思った。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

殺人鬼に刺されて家は襲撃されて母親の訃報がきて車に轢かれてってところでもう勘弁してやれよと思わずにはいられなかったのに、終盤につれて親からの歪んだ愛情に押し潰されて心がぶっ壊れた事がわかってきてこれ以>>続きを読む

宮松と山下(2022年製作の映画)

3.0

香川照之の演技力がただただ凄い
タバコのシーンの笑顔で全て(記憶が戻った事、それを隠したまま宮松として生きていく事)を物語ってた気がする
予告を見た時の期待値が高過ぎてもう少しどんでん返しがくるかもと
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

哀れなるものたちで監督の世界観に夢中になりこちらも鑑賞
アビゲイルが成り上がるにつれてどんどん腹黒さが滲み出て、最後はやり過ぎなあたりにとても人間味を感じる
最後のアン女王がアビゲイルの頭を掴むシーン
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

哀れな男たちと、自由を求め続けて成長していくベラの対比が最高に面白かった
まず初っ端現代の倫理観からはかけ離れたキメラたちが続々出てきて笑ってしまった

こんなはちゃめちゃな役なのに、違和感無く最後ま
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

歴史の重苦しい部分はそのままに、全体的にコミカルな描写で進んでいくのでいわゆる戦争映画では無いのがさすがワイティティ監督
キャプテンKがイカしすぎです

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

スケボーの共通点で繋がった仲間たちの12年間
スケボーをただ何も考えずに滑ってられた時代から皆んな大人になっていく過程での葛藤とか不安を丁寧に拾い上げてて、最後はこっちまでセラピーを受けてるような気分
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

やっと観れた!!最初のシーンが有名すぎて出落ちな感じになっちゃうかと思ったけど全くそんなことなかった!!俳優陣の演技力の凄さ!!それを引き出す脚本!!血のり祭りでタランティーノ節炸裂!!隅々までカッコ>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

見応えが凄い映画だった
劇中のカマキリの話、生きるのに必死なだけで自然界に善悪なんて存在しないってのと結末がリンクしてて良い
あのまま良い話で終わらせないあたりがめちゃくちゃ好きでした

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

ほぼ喋らない(喋れない)ケイコの感情がビシビシ伝わってくる凄まじい演技力に痺れたし、泣けた
人生そんなにうまくいくもんじゃないけど捨てたもんじゃないって感じの終わり方が超良かった、フィルム調の映像に脚
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーは苦手意識あったけど最後まで面白く観れた!どちらかというと一部のグロ描写の方が若干キツかった
結局最後、母が母じゃなくなってたのかなんなのか明確にして欲しかったす
でも最後ミアがそっち側にいっち
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作は読んでたけどあの沸き立つ活力をここまで映画に落とし込めるもんなんですね…観るアドレナリンすぎる
これは劇場で観るべき映画だったなぁと後悔

この熱量で没入出来ることがあるって本当に素晴らしい事な
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

折れない精神持って自分もやる時はやろうと思わせてくれる映画
JUST DO ITの由来が予想外で、ある意味生きてく上でそういう勢い?も大事だなと思った

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

真っ直ぐにしか生きられないからこそ生きにくい世の中で懸命に更生を目指す姿と、周りのサポートに胸が締め付けられた
2人で背中流す所でもうこの人は大丈夫だと思いながら観てたら泣いてしまった
結果更生する事
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.5

前作に引き続き最後までどうなるかわかんない展開で、息つく暇も無いぐらい面白い
娘の閃きと構成に毎回驚かされて、最後はめちゃくちゃスッキリした気分で終えれる
3作目もぜひ作ってほしい!!!

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.5

『差別』の社会風刺で食らいました
日本に居るとなかなか感じ取れないものをほんの少しだけかもしれないけど体感した、気分になれた
エンドロールの最後の最後までが作品

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

三部作の完結編
個人的にはスプリットが面白すぎたので期待値が上がりすぎてました…ただ1.2部をしっかり踏襲して三者の物語をまとめ上げてくれたのでいい完結編(だよね?)でした

スプリット(2017年製作の映画)

4.0

ジェームズマカヴォイとアニャテイラージョイの演技にのめり込まされた映画…2人ともすごすぎる…
結末までサスペンスでいって欲しかったなぁとちょっと思うぐらい急に現実離れ感が加速したけど次作に繋げる為のチ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

やっぱりマーベル映画はこういうキャラ同士のクロスオーバーがいっちばん面白い!!
キャロルとランボーの関係修復までしっかり描いてて、カマラはしっかりカマラのままで安心
ここからマルチバースどうなっちゃう
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

プレゼンのくだりで毎回笑ってしまう、いいテンポで進む展開が心地良かった…笑笑
部長のあの憎めないキャラいいなぁ〜、構えずサラッと観れる良作でした

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.0

淡々としていて見やすかった、三部作ということなので次がめちゃくちゃ楽しみになる作られ方でした

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

幼少の時特有の、『心の奥底にある感情を上手く伝えられない』描写が絶妙、、
これに近しい感覚は自分にも身に覚えがある気がしてて、なぜか祖母と遊んだ幼少期の記憶が蘇り懐かしさを感じて泣きそうになった。
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

ガリレオらしく最後にひねりが効いてた、けどやっぱり容疑者xの献身のクオリティを期待してしまう…そう言う意味ではもう少し最後ワクワクしたかったっす…
とはいえ、草薙の葛藤する姿と湯川との関係性が泣けた

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

ついにフィンチャー映画を劇場で体験できた…
言葉選ばないなら、こんなに良くありがちなストーリーでこんな満足感ある映画が出来上がるの意味が分からない
単調な復讐映画に思えるけど、主人公の人間味ある細かい
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.5

もうこれはホラーであってサスペンスであってアクション大作です
ホラー苦手ながらも引き込まれまくりました。中盤からのアクション(?)が見応え十分だったし、所々の設定に疑問もありつつだけど、オチに対しての
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.5

ドラマ全部観てからもっかいみたい、小ネタも多くて楽しい
ドラマでもいいのでまだまだ続きがみたい!!!

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

悩める人へ向けた愛と優しさの物語って感じ
前半はほんとうに馬鹿みたいにうるさくてくだらない(褒め言葉)、マトリックスリスペクトってな画で最高
本当に意味のある時間なんてほんのわずかでも、そのわずかな時
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

映画の中にいる様な日常なのにどこか不気味でこっちまで息が浅くなった
色々と伏線みたいなものが説明され切れてない感があるけど最後までハラハラしながら観れて面白かった

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

サイコすぎて震える
物語が進んでいくほどモヤモヤが増えていく感覚

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