江古田トムハンクスさんの映画レビュー・感想・評価

江古田トムハンクス

江古田トムハンクス

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テッド 2(2015年製作の映画)

3.7

ロリーいないのが( ; ; )
だけど小ネタは2の方が面白かった。

本心(2024年製作の映画)

3.9

生粋の演技派が揃いも揃って近未来のディストピアに現実感をもたしてくる。
各キャラ深掘りすべき物語があって、尺が限られているのがもどかしい。
監督の前2作よりも長いぐらいの尺で良かったかも。

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

4.2

『碁盤斬り』は画のキマり具合が冴える作品で、本作は血生臭いバイオレンス描写が映える作品だった。
この時代劇2つが同年公開でもアプローチが違くて白石和彌痺れる。
ナイスキャスティング過多!

まる(2024年製作の映画)

3.8

やっと見れた!
荻上作品のなんとなく共通してるシュールさみたいなのが全面的に出てる感じ!
この本に堂本剛のエッセンスを欲しくなるのがすごくわかる笑。
メイキングみたら本作はこの2人が奇跡的に同じベクト
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.1

製作陣が、4年前に作り上げたジョーカーにたいして筋を通したんだな。腑に落ちる。
本作でホアキンジョーカーを描ききった。
もはや前作が前編で本作が後編という扱いでいいぐらいだと個人的には思う。
自分が賛
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.5

偶然にもおめでたいタイミングで見れた。
満足感しか無い!
2人が今後もしょうもない会話を交わして、時には◯して、そんな日常の中で幸せに生きてくれって愛おしさ爆発。
あと池松壮亮は今年の顔の1人です確実
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.7

語り口も画の表現も何から何まで想像の斜め上で、時には想像を超えてきてとにかく圧倒された。
最近見た映画でダントツで鮮烈なシーンが多くて、神々しく儚い美しさと切なさに優しさも感じるような・・・。
とにか
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

背中にヒヤリとくるリアリティ。
ifストーリーなのに内包されてる恐怖が紛れもなく本物のやつ。
でも今は音の衝撃と赤サングラスに余韻が持っていかれてて思考あんまできてない。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.3

不条理なのになんか正当性がある気がしてきて気持ち悪い。
直接的に出さないけれど奥底でうずくような各表情と演出が本当に素晴らしい。癖に刺さった。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.7

『八犬伝』と『十一人の賊軍』と『室町無頼』が控えてることにグッときちゃうねえ〜。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

ディストピアSFの秀作だと思った。
コリンファレルの眉毛は本当にいい仕事する。

ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

3.7

どれだけ時が経とうとも平常運転。
老いずにイキイキとこの世界観をまだまだ提供してくれるティムバートンに世界はもっと感謝した方がいい。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.2

集団狂気を描く脚本を楽しみにしてたから、その点は肩透かしっちゃ肩透かしだった。
でも前半の演出も後半のアクションも、観たい黒沢清が詰まってたから総括するとかなり好きな映画。
このキャスト集めてたら流石
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.1

少年期の精一杯な優しさと愛おしさで溢れていて自然と口元が緩む。
初々しい2人を池松さんが導き見守るような空間が見ていて幸せ。
そして、街が生きている気がしてくる柔らかい撮り方がその3人を包み込んでいく
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

3.9

聾の話ではあるが、本軸は普遍的な家族愛の物語で沢山の人に当てはまるもの。
大の人生を淡々と描いていくが、冷淡ではなく確かな温かさがあって良かった。
劇的な演出をつけなくても、素晴らしい役者さん方の演技
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.0

ただただ満足!
ケイリー・スピーニーまだまだ売れるで〜。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.8

ロマンチックで泣かせにくる映画の顔をしているけど、結構ド直球の普遍的な愛の話。
ライアン・ゴズリングってそういえばイケメンだった。

フォールガイ(2024年製作の映画)

4.3

余すことなく最高。
ひっさびさにこんなに楽しい映画を劇場で観た気がする。

愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.8

展開とかは面白かったんだけど、この人おかしいです的な演出があざとくてちょっと冷めちゃった。

幻の光(1995年製作の映画)

3.8

俺が編集マンだったら何も考えずに間を切りまくって、中編映画にしちゃう気がする。
広大な実景からフラットな画まで、作品にある間を埋めていくように画に集中させられる。

今はビッグネームになりすぎて色々な
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.9

高倉健さん渋すぎるぜ・・・!
流石に古さは感じるけれども、面白かった。
ブレードランナーの日本よりはこっちの日本の方が好き。

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

4.4

よくぞここまで・・・!邦画の希望だ。
このクオリティを見て満足できないわけがない。興奮しない訳がない!

そしてこのシリーズは信の成長を刮目できるのと同時に、山﨑賢人という1人の俳優の進化を体感できる
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恋を知らない僕たちは(2024年製作の映画)

3.3

原作11巻分を2時間でやる狂気。
じっくりとした心情描写が全然ないからやることなすこと全てに説得力がなくなっちゃって、皆サイコパスになってる。
キャストさんは想像よりハマってた。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.9

これは・・・劇場で見たかった。
沈黙ってそういうことか。
窪塚洋介こんながっつりハリウッド出てたのね。

ラストマイル(2024年製作の映画)

5.0

面白すぎる。まずシンプルに。
見終わった後、だから自分はこの人たちが作る作品が好きなんだなあって心から思えた。
お祭り映画でありつつも決してファンに媚びた作品にはしない姿勢にやっぱり惚れる。
社会への
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.1

自分は萩原聖人に飲み込まれていってるのか、黒沢清に飲み込まれていってるのか分からなくなる。

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.6

自分の戦争に対する教養がなさすぎて、高度なブラックジョークが楽しみきれなかった。
不甲斐ない。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

世界に対する見方と想像力が鬼レベル。
これが一本のシネマに収まってて、配信で気軽に見れちゃうの怖い。
もっと難解なカルトムービーかと勝手に思ってたけど、思ったよりちゃんと軸があって面白かった。
ガツン
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

4.4

生粋の原作ファンだけど、大満足。
新たな青春映画の傑作。
藝大受験編を2時間に収めるのは流石に無理だろって思ってたけど、話の取捨選択とどれにどう時間を使うのかが抜群にうまかった。
製作陣が原作の本質を
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.1

おもろ。
全体の組み立て方と話の構造をしっかり理解できた時のゾワゾワに高揚。
あと作品が纏ってる雰囲気が好みすぎる。

よっす、おまたせ、じゃあまたね。(2022年製作の映画)

4.0

オフビートかつミニシアターなロードムービーで非常にいい時間を過ごせる。
見た感じオールロケっぽいけど、ロケ地が一個一個すごく魅力的に見えた。
最後の余韻の残し方も好み。

ツイスターズ(2024年製作の映画)

4.1

パニックものかと思ってたら、思ったより人間ドラマしてて好きだった!
竜巻シーンは大迫力で色々映えててど直球にテンション上がった。
カッコつけてるけどちょいダサで、でも結局最高にかっこいいキャラをやらせ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.1

でんでんに意識が向きがちだけれど、それを全部受けてる吹越満がやべえ。
ちょっと色々衝撃だった。